「チェンソーマン」アニメ1話「犬とチェンソー」を分かりやすく解説・考察。1話の感想に加えて、今後に繋がる伏線、あらすじをネタバレありで解説していきます。
アニメ1話のあらすじ【ネタバレ注意】
1.デンジと悪魔・ポチタの超貧乏生活
父親の自殺がきっかけで多額の借金を背負ってしまった少年・デンジ。まともな生活を送れず、超貧乏生活を送っていたデンジは、頭部にチェンソーが生えている悪魔・ポチタと一緒にデビルハンターとして生計を立てていました。
2.突然の裏切り!そして、死…。
仕事を回して貰っていたヤクザお爺さんに仕事だと呼ばれ、人のいない倉庫に連れて行かれたデンジ。
すると、突然刃物を持った男が背後からデンジとポチタを突き刺してしまいます。
デンジはポチタを抱え、必死に逃げますが、逃げ切れず大勢の人に囲まれて滅多刺しに。
そして、バラバラにされたデンジは薄れていく意識の中、ポチタが「これは契約だ 私の心臓をやるかわりに…デンジの夢を私に見せてくれ」と言うと、バラバラだったデンジの体は元通りに。
しかし、そこにはポチタの姿はなく、自身の胸にポチタの尻尾が付いていました。
3.悪魔を狩る悪魔・チェンソーマンの誕生!
大量のゾンビに囲まれたデンジですが、胸に生えたポチタの尻尾を引くと両腕にチェンソーが生えた姿に変身。
そして、圧倒的な強さで次々とゾンビを殺しまくるデンジ。
全てのゾンビを殺し終えると、デンジの元に公安のデビルハンターと名乗るスーツ姿の女性が姿を現します。
そして、スーツ姿の女性は「悪魔として私に殺されるか 人として私に飼われるか」とデンジに提案。
朝ご飯は食パンにバターとジャムを塗って、更にサラダとコーヒー、デザート…。
夢に見ていた普通を過ごせると聞き、デンジは「最高じゃないっすか」と一言。
ここから、デンジの新たな普通が始まる!
チェンソーマンアニメ1話解説・考察
Q.どうして、デンジはデビルハンターをやっていたの?
父が残した借金をヤクザに返済するためです。
父親が死んだ日も物乞いするなり、身体売るなりして、お金を用意しろと言われるなど、デンジはヤクザから逃げられない環境で過ごしていました。
多額の借金をデビルハンターとして働きながら、永遠と返済し続けていたのです。
Q.デンジを襲った集団は人間ですか?
ゾンビです。元は普通の人間でしたが、ヤクザのお爺さんが「ゾンビの悪魔」と契約したため全員殺され、ゾンビとなりました。
Q.ボロボロの状態からデンジはどうやって生き返ったの?
ポチタと契約を結んだからです。ポチタは自身の心臓をデンジに渡す代わりにデンジの夢を見る契約を交わしました。
そのため、デンジはその身にポチタの心臓をその身に宿し、チェンソーの悪魔となり、復活。
Q.デンジとポチタとの出会いは?
デンジは父の死後、父の墓の近くでポチタと出会いました。その時、ポチタは血を流し、瀕死の重傷を負っていました。
そんなポチタの姿を見たデンジは「自分の血を与える代わりに俺を助けろ」と提案。それ以降、デンジとポチタは2人でデビルハンターとして一緒に暮らしています。
覚えておくべき伏線
「契約」
今回1話では、全身斬り刻まれながらもポチタと契約を交わして悪魔の力を身に宿し、暴れるデンジの姿が描かれました。
見応えのあるバトルシーンに注目がいきがちですが、重要なのがこの契約。
「契約」は、デンジや悪魔と人間の関わりを巡る今後の展開で超重要な要素になります。
この契約は何を意味するのか、ポチタとは何だったのか。他の悪魔と人間はどんな契約を交わしているのか。
この言葉の存在をぜひ覚えておいてください。
「抱かせて…」
全てのゾンビを倒し、フラフラになったデンジが突如現れた女性に対して、呟いたこの一言。
デンジのこの言葉の後、女性はデンジを強く抱き締め、この言葉は直ぐに完結したと思われますが、これだけではありません。
「抱く」、この言葉がデンジにとってどんな意味があるのか、今後明かされていくので、この言葉の存在も是非覚えておいてください。
チェンソーマン1話の感想
史上最悪の主人公が斬新
ジャンプの主人公と言えば、正義の味方でヒーロー感あるキャラが多いですが、デンジには全くその感じがありませんね。
借金まみれの生活は可哀想でしたが、次々とゾンビを殺し、生き生きとしている姿はヴィラン(悪役)そのもの。
他の漫画にはいない斬新な設定の主人公がどう活躍するのか楽しみです。
また、デンジがどんな成長を遂げるのか、夢だった普通の生活は送れるのか、今後の展開が気になります。
そして、最後に登場したスーツ姿の女性が魅力的で素敵でした。
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。