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【チェンソーマン】「ポチタ」の解説|デンジとの関係性・真の正体・能力など

チェンソーマンの「ポチタ」を解説。ポチタの容姿と本当の正体、デンジとの関係性。デンジとの出会いや能力などをまとめていきます。

ポチタとは?

可愛らしいチェンソーの悪魔

チェンソーマン1話より引用。

ポチタはチェンソーの悪魔。

デンジにとっては、唯一無二の相棒・友達であり、心の支えになっている存在です。

見た目は可愛らしい子犬のよう。

体全体がオレンジ色でまん丸の目と頭部から鼻先にかけてチェンソーの刃が生えていることが特徴的。

背中にはグリップ、お尻にはスターターロープが生えています。見た目はチェンソーそのものですが、実際にポチタをチェンソーのように使うことも可能です。作中でデンジはポチタを使って木を切っています。

ちなみに、ポチタのチェンソーはある程度伸縮を調節することが可能です。

ポチタの真の正体

チェンソーマン87話より引用。

ポチタの正体は、地獄のヒーローと言われる「チェンソーマン」。真の姿は頭部と両腕にチェンソーを生やし、首周りに腸をマフラーのように巻くなど、子犬のような可愛らしさは一ミリもありません。

現在の姿になった理由は弱体化。ポチタは過去に強力な悪魔たちとの激闘を繰り返していました。

その結果、瀕死の重傷を負い、今の姿に変化したのです。

チェンソーマンの特徴

チェンソーマン85話より引用。

ポチタの真の正体・チェンソーマンには、様々な特徴があります。作中では、地獄で助けを求める声に応じて駆けつけ、敵を殺害したと言われています。また、助けを求めたものもチェンソーマンによって殺されます。

また、チェンソーマンは何度殺されても、胸のエンジンをふかすことで復活が可能。

つまり、チェンソーマンは何度死んでも、完全に死ぬことはありません。それ故、チェンソーマンは他の悪魔たちから恐れられていました。

ポチタの現状について

https://entame-life.haranuud.com/chainsaw-chara/

ポチタとデンジの関係性

デンジとの出会い

チェンソーマン1話より引用。

ポチタはデンジと出会った際、瀕死の重傷を負っていました。そして、危ないところをデンジに助けられます。この時、ポチタの姿はチェンソーマンではなく、可愛らしい子犬でした。

また、デンジは「悪魔は血を飲めば傷が治る」ことを知っていました。

そして、自身の血をポチタに与えて、ポチタを助けました。

その際、ポチタとデンジは「ポチタを助ける代わりにポチタもデンジを助ける」と契約を交わします。

それ以降、ポチタとデンジは一緒に行動し、暮らすようになりました。

デンジとの新たな契約

ポチタはデンジとともに、「ゾンビの悪魔」に操られたヤクザたちの手にかかり、殺されてしまいます。

デンジと共に全身切り刻まれるなど、非常に惨い死を迎えました。

しかし、ポチタはデンジの血を飲み、「俺が死んだらお前に俺の体をやるから、普通の生き方をして普通に死んでほしい。」というデンジの言葉を思い出し、復活。

そして、デンジの心臓になることで、死んだデンジを生き返らせました。この時、ポチタはデンジと新たな契約を交わします。この契約はポチタの心臓をデンジに渡す代わりにデンジの夢をポチタに見せるもの。

ポチタはデンジと契約を交わした後、デンジの心臓になります。

これまでの姿も消え、デンジの胸からスターターロープが生えているだけになりました。デンジの隣に姿を現すことはありませんが、夢の中に登場したりと今まで通り、デンジとともに生きています。

ポチタが狙われる理由

デンジは物語の中盤、世界各国のデビルハンターや悪魔から命を狙われます。

デンジが狙われたのは、「ポチタの心臓」を持っているからです。世界各国や悪魔たちはチェンソーマンを恐れていて殺そうとしていました。

その理由は、チェンソーマンのある能力を恐れていたからです。

その能力は「チェンソーマンが食べた悪魔はその名前の存在がこの世から消えてしまう」もの。

チェンソーマンに食べられると、誰もがその存在も名前も認識できなくなる能力です。

つまり、概念が消滅するため、二度と人々たちの恐怖を糧に復活することができません。

それを阻止するため、デンジは世界各国の刺客から狙われてしまいました。

ポチタの知るデンジの謎

ポチタはデンジの心臓になってから、デンジに謎の言葉を残しています。

それは、「開けちゃだめだ」というセリフ。このセリフは何枚もの紙が貼られたドアを開けないようにポチタがデンジに警告したセリフです。度々デンジの夢の中で登場してきたこの扉。

デンジはこの扉に込められた記憶を失っていました。しかし、ポチタは扉の存在を知っています。

扉を開けるとデンジが苦しむと分かっていたので、扉からデンジを遠ざけていたのです。


(C)藤本タツキ
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