「呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)」アニメ11話「固陋蠢愚」を分かりやすく解説・考察。11話の感想に加えて、登場した専門用語、今後に繋がる伏線、あらすじをネタバレありで解説しています。
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アニメ11話のあらすじ【ネタバレ注意】
1.七海と真人の戦いは引き分けに
真人に追い詰められた七海は、呪力制限を解除して十劃呪法『瓦落瓦落』で地下水路の壁を破壊。がれきの雨を降らせ、戦いは引き分けに終わります。
しかし逃走した七海は腹部に重傷を負い、一方の真人は自身の力で全回復していたのでした。
2.虎杖は吉野順平の自宅へ
順平と接触した虎杖は、映画ネタを通じて意気投合。呪力感知はできるものの順平に危険度はないと判断し、順平家で順平母と3人で過ごすことに。
虎杖は順平家で食事と映画を楽しみ、仲を深めて帰宅するのでした。
3.順平母が死亡し順平が暴走
しかし虎杖が帰った後、真人・夏油が順平家に宿儺の指を設置。呪いをおびき寄せて、順平の母を殺害します。
その後、真人は何知らぬ顔で順平のもとを訪問。指を置いたのは同級生だと、順平の思考を誘導します。
そして順平は高校の同級生を犯人と誤解し、高校を占拠して呪いの力で罰を与えるのでした。虎杖は単独で高校へ駆けつけますが、順平は虎杖の説得に応じず…
呪術廻戦アニメ11話解説・考察
Q.タイトル「固陋蠢愚(ころうしゅんぐ)」の意味とは?
他人の意見を聞くことなく、視野が狭いために、柔軟で適性な判断が出来ないこと。真人に騙され、学校で事件を起こす順平のことを指しています。
Q.ミミズ人間とは?
ムカデ人間をオマージュした映画作品。ムカデ人間という映画は実在し、グロ映画として人気を博しています。
Q.真人はなぜ生き残った?
魂の形さえ保てば死なないから。魂は肉体よりも先にあり、肉体は魂の形に引っ張られます。そのため、魂を変形する無為転変を使える真人は、肉体を自在に変形して元の体に戻れるのです。
覚えておくべき伏線
真人・夏油の目的とは?
順平と虎杖を接触させ、順平の母親を殺害した真人・夏油。彼らの目的は一体何なんでしょうか?その目的は、次回明かされることになります。
[ac-box01 title="真人夏油の目的(ネタバレ注意)"]目的は両面宿儺を手に入れることでした。呪い勢力は人間を倒すための手段として、宿儺復活を目論んでいます。虎杖の目の前で順平を殺してしまえば、虎杖は宿儺に順平を治すことを頼むはず。そこで宿儺有利の縛りを虎杖に結ばせようとしたのです。[/ac-box01]
呪術廻戦11話の感想
『瓦落瓦落』がかっこいい
原作ファンとしては、瓦落瓦落の発動シーンが最も興奮しました。というのも呪力演出が原作よりも優れていたので。
瓦落瓦落は「物体に呪力を流す」ことを発動条件にしており、原作ではモノクロの呪力が流れるだけなので、戦闘映えする技ではありません。
しかし今回の呪力描写は、鮮やかな青色の呪力が壁を巡り、シンプルかつ原作にはないインパクトを持っていたため、原作ファンとしては大満足です。
真人の悪役感が出てきて良い
爽やかボイスかつイケメンフェイスの真人ですが、呪いであるため本来は邪悪な存在。「純粋な悪」というイメージで頭角を表してきており、悪役として素晴らしくキャラが立っていると思います。
12話の解説はこちら
https://entame-life.haranuud.com/jujutsu-anime1-12/