漫画転スラ(転生したらスライムだった件)の70話のネタバレありで考察しています。リムルのもとを訪れた三銃士。カリオンとミリムの戦いの顛末が明かされ、その背後には魔王クレイマンが糸を引いていた可能性が。そして時を同じくしてヴェルドラの復活が間近に迫っており…
漫画転スラ70話のネタバレ
月刊シリウス連載「転スラ」の概要
WEB発の大人気小説を、原作者完全監修のもとコミカライズ! 通り魔に刺されて死んだと思ったら、スライムに転生しちゃってた!?
相手の能力を奪う「捕食者」と世界の理を知る「大賢者」、二つのユニークスキルを武器に、スライムの大冒険が今始まる!
前回69話のおさらい
・リムルの進化が完了し、シオンたちが復活
・リムルの系譜に連なる魔物も進化する
・大賢者が智慧之王に進化
・原初の悪魔に「ディアブロ」の名を授ける
・ベニマルの計らいで三銃士がリムルのもとへ
転スラ70話のネタバレ
カリオンvsミリムの魔王対決
リムルのもとを訪れたカリオン三銃士のアルビス、スフィア、フォビオの3名。状況説明のため、獣王国で起きた出来事がフォビオの口から語られます。
ーーーーーーーーーーーーーーー
時は1週間と少し前。獣王国は魔王ミリムから戦線布告を受けたとのこと。カリオンは1人で戦うことを決意し、配下である獣王戦士団には避難民の誘導を指示。
そして1週間後、宣言通りミリムが現れ、カリオンと一騎討ちとなります。
数多の魔人や魔王を屠った魔剣"天魔"を使うミリム。カリオンが話しかけても、ミリムは返事をすることはありません。
ミリムが操られている可能性が浮上し、本気のミリムと戦えないことを少し残念がるカリオン。
そしてカリオンは、百獣化で力を向上させ、一気にミリムを倒しにかかります。
カリオンが百獣化するも…
百獣化したカリオンは、大技「獣魔粒子咆」をミリムに向けて放ちます。攻撃はミリムに直撃。フォビオはカリオンの勝利を確信しました。
しかし、突如斬撃に見舞われるカリオン。なんと、攻撃を受けたミリムが鎧を身に纏って無傷を保ち、反撃を加えていたのでした。
左手が痺れたというミリム。一矢報いたカリオンに敬意を込めて、ミリムはとっておきの技「竜星爆炎覇」を放ちます。
ミリムの攻撃は桁違いの威力であり、一瞬で獣王国の都市は消滅。
あまりの威力に愕然とするカリオン。そしてカリオンは、なぜ獣王国を滅ぼすのか、その理由をミリムに問います。
しかしミリムは全く返事をせず。
そしてカリオンは思考を巡らしている間に、魔王フレイに背後を取られてしまうのです。フレイに剣で切られ、カリオンは連れ去られてしまうのでした。
ーーーーーーーーーーーーーーー
以上がフォビオの言うカリオンvsミリムの戦いの顛末になります。
魔王クレイマンが獣王国を滅ぼした?
カリオンはあくまで連れ去られたのであり、生きているはずだと推測するリムル。救出に力を貸すと約束します。
しかしリムルは、ミリムの行動が腑に落ちない様子。あの戦闘狂のミリムが、1対1の勝負に他人の介入を許していたのだから。
スフィアいわく、フレイがフォビオを見逃したのも腑に落ちないとのこと。有翼族であり優れた視力を持つフレイが、フォビオに気づかないことはないと。
リムルは以前ミリムから聞いた、傀儡の魔王誕生には4人の魔王が加担していたことを思い出します。ミリム、フレイ、カリオン、そしてクレイマン。
リムルは話の場にミュウランを呼び、クレイマンがミリムに接触を図っていたことを確認。クレイマンが獣王国滅亡の原因という可能性が浮上します。
そしてフレイが飛び去ったのは、獣王国の北東。
ミリムの支配領域「忘れられた竜の京都」がありますが、その先にはクレイマンの支配領域「傀儡国ジスターヴ」があるのでした。
ディアブロとヴェルドラが大活躍か
話し合いが終わり皆が解散した後、山積みの問題について考えるリムル。そこへ原初の悪魔ディアブロが登場します。
リムルを心配するディアブロ。リムルは3つの問題が現在重ねっていることをディアブロに伝えます。
1.カリオンとミリム
2.ファルムス王国の後始末
3.西方聖教会への牽制
するとディアブロは、自らが1方面を受け持つことを推薦。それは妙案だと考えたリムルは、明日の会議で詳しい方針を決定することに。
そして突如「智慧之王/ラファエル」が起動しリムルに話しかけます。
西方聖教会への牽制は問題ないと。なぜなら、間もなく「無限牢獄」の解析が完了し、あの生物が解放されるからだと。
その生物とは、2年前に出会った「暴風竜ヴェルドラ」のことでした。
ついにヴェルドラが復活!71話へと続く。
※70話は2020年6月号収録
※71話は2020年7月号収録
71話のネタバレはこちら
https://entame-life.haranuud.com/tensura71/
漫画転スラ70話の感想と考察
魔王の中でも序列は明確
70話ではついに、魔王vs魔王という異次元クラスの戦いが行われました。しかしながら戦いは魔王ミリムが圧倒。
魔王の中でも、強さの序列が明確に存在することが明らかになりました。ミリムを上回る魔王も存在するかもしれません。
ヴェルドラが魔王と対決?
もしこのまま傀儡国ジスターヴへリムルが向かう場合、最低でもクレイマン、ミリム、フレイ3名の魔王を相手にすることになりそうです。
対するリムル陣営は、魔王が1人のみ。戦力差を埋めるため誰かと共に向かうことは明白ですが、魔王に対抗できる存在としてヴェルドラが妥当ではないでしょうか。
ヴェルドラの復活は近いですし、ついに最強種族竜種の戦闘シーンがお披露目となるかもしれません。
(C)川上泰樹 (C)伏瀬
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。