転スラ(転生したらスライムだった件)の迷宮十傑の階層ボスを一覧形式で解説しています。地下迷宮を守護する最強の戦士たち、ゼギオン、クマラ、アダルマンなどの強さ、他の魔物との強さ比較や、地下迷宮の構造などもまとめています。
迷宮十傑とは?
迷宮下層を守護する強者たち
迷宮十傑とは、テンペストにある100階層ダンジョン「地下迷宮」の下層を守護する強者たちのこと。各メンバーは60階層以後に定期的に配置されており、階層ボスとして侵入者を返り討ちにします。
十傑メンバーの多くは魔王への進化を完了させており、中にはゼギオンのような覚醒魔王を超える力を持つ者も。70万人にも及ぶ東の帝国の軍勢を全滅させ、天使軍の幹部とも対等以上に戦っています。
迷宮十傑の一覧|階層を統べるボス
魔導王ガドラ【60階層】
輪廻転生を繰り返す大魔法使い
大魔法を極めるべく、1000年以上前から輪廻転生を繰り返している大魔法使い。2種類以上の魔法の同時発動や敵の魔法発動阻害が可能で、暗黒魔法最強の「絶牙虚無災害」を使用することもできます。
現世では東の帝国陣営に属していましたが、アダルマンとは1000年前からの旧知の仲であり、彼との親交を深め直した末に迷宮十傑入りを果たしています。
魔王守護巨像を改良
同じ60階層には、侵入者を排除せよという命令に従う「魔王守護巨像/デモンゴーレム」が配置されています。ガドラの改造で様々な兵器が搭載されており、圧倒的な破壊の力を撒き散らしている存在です。
アダルマン&アルベルト【70階層】
大魔法を使用する不死者の王
死者の呪いと魔素を浴びたことで、死霊へと変貌したアンデットの王。死者を使役することはもちろん、究極贈与『魔道之書』によって魔法の完全制御が可能であり、1000を超える隕石を降らせる召喚系大魔法で、敵軍を一気に蹂躙することができます。
アダルマンに従属する不死の聖騎士
アダルマンと共に死霊となった元聖騎士。卓越した剣技の達人であり、接近戦が不得手なアダルマンを護衛する存在です。究極贈与『不老不死』を獲得しており、アダルマンが力尽きない限り、アルベルトが消滅することはありません。
蟲女王アピト【79階層】
魔蟲を使役して戦う女王蜂
ラファエルの力により超進化を遂げた蟲型魔人で、テンペストの地下迷宮79階層を守護する蟲女王。究極能力に匹敵するスキル『女王崇拝』を所持しており、1000体以上の魔蟲蜂と魔人を自由自在に使役して戦うことができます。
さらにアナフィラキシーショックによる敵の耐性を無効化する攻撃も兼ね備えており、アピト自身の実力も旧魔王に匹敵するほど。単体および組織的な戦いにも強い、万能な十傑メンバーです。
蟲皇帝ゼギオン【80階層】
迷宮十傑の中で最強の実力
アピトと同じくラファエルの力により超進化を遂げた蟲型魔人で、テンペストの地下迷宮80階層を守護する蟲皇帝。幻覚を見せる究極能力『幻想之王』と、勇者も使用した『絶対防御』による鉄壁の防御を兼ね添えています。
覚醒魔王を裕に蹂躙する力を持っており、リムルの配下最強と呼ばれるディアブロに唯一肩を並べるほど。自他ともに認める実力で、迷宮十傑の最強の座に君臨しています。
九頭獣クマラ【90階層】
妖魔獣の王
クマラとは、9本の尻尾を持つ稀少種族の魔物であり、テンペストの地下迷宮90階層を守護する妖魔獣の王。重力を司る究極能力・8体の魔獣を使役する強力な力を所持しており、迷宮十傑の1人に名を連ねています。
戦闘経験は少ないものの、その実力は覚醒魔王を超えるほどであり、リムルを守護する12体の守護王の中でも上位に君臨しています。
竜王【96〜99階層】
ミリムが連れてきた4体のドラゴンであり、それぞれが「火炎・氷雪・烈風・地砕」の権能を持ち、96〜99階層を守護しています。ラミリスの名付けを経て新なる竜王への覚醒を果たし、魔王に匹敵する力を手に入れています。
各竜王の名前
・炎獄竜王ゼピュロス
・氷獄竜王ボレアス
・天雷竜王ノトス
・地滅竜王エウロス
その他の階層ボス一覧
ゴズール&メズール【50/30階層】
50階層を守護するのは、牛頭族のゴズールと馬頭族のメズール。交互に階層を守護しており、一緒に頭を悩ませ、互いに戦い方を相談し合って日々実力を高めています。ゴズールに関しては、ユニークスキル『限定者』により、スキルや妖術、魔法を封じることが可能です。
ちなみに普段は50階層を担当していますが、侵入者の状況や作戦に応じて30階層のボスを担当することもあります。
テンペストサーペント【40階層】
リムルが転生したから最初に出会った黒蛇。対集団に効果的な吐息ブレス攻撃で、侵入者の装備を破壊することが可能。装備を壊して、数多の冒険者を涙目にしています。
暴風竜ヴェルドラ【100階層】
最終フロアの100階層に君臨するのは暴風竜ヴェルドラ。しかしボスというのは建前であり、本当はヴェルドラが魔素を溜めすぎると大爆発を起こしてしまうため、定期的に魔素を放出する開放場所として100階層に配置されたのでした。
さらにヴェルドラが解放した魔素は、地下迷宮内部の100階層から上へと漂うのが特徴。上層部には雑魚が、下層部に行けば行くほど上位魔物が発生する仕組みを作り上げることに成功します。
ベレッタ【元迷宮十傑】
ガドラがまだ居ない頃、ラミリスが「迷宮十傑」という言葉を勝手に作ったため、数合わせとして迷宮十傑入りしていました。しかし階層ボスを任されていた訳ではなく、迷宮の管理人として雑用を任されていただけです。
地下迷宮とは?
ラミリスが創造した巨大なダンジョン
地下迷宮とは、魔王ラミリスの権能『迷宮創造』で創造された地下ダンジョンのこと。迷宮内部の構造はラミリスの意のままに変化させることができ、巨大な街を造りあげたり、価値ある宝箱をドロップさせることも可能です。
地下迷宮自体は首都テンペストに位置しており、冒険者がお宝を求めて挑戦する観光名所として機能しています。
迷宮内では魔物たちは無敵
地下迷宮最大の特徴は、配置された魔物が死んでもすぐに復活できるということ。迷宮内部にいる魔物たちは実質無敵であり、東の帝国や天使の軍勢が攻め込んできた時は、難攻不落の城として機能しました。もちろん迷宮十傑も例外ではありません。
また、不死の機能を利用すれば命がけの戦闘訓練を行うこともでき、テンペストの隠れた訓練場としても活躍しています。
迷宮十傑の解説はこちら
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