呪術廻戦の「狗巻棘（いぬまきとげ）」を解説。狗巻棘の術式「呪言」、おにぎりの具の意味、領域展開、現在状況、腕の切断理由・治るのかどうか、過去と髪型被り、プロフィール、各巻ごとの活躍や登場話などもまとめています。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
狗巻棘（いぬまきとげ）とは？
呪言を使う呪術高専の2年生
狗巻棘とは、虎杖たち1年生の先輩にあたる呪術高専東京校の2年生。2年生ながら準1級を有する呪術師です。
おにぎりの具で会話する
狗巻家の末裔であり、言葉に呪いがこもる"呪言"を術式に持つ呪言師。普段は不用意に人を呪わないように安全を考慮して、語彙をおにぎりの具だけに絞って会話をします。
狗巻棘（いぬまきとげ）のプロフィール
| 年齢 | 17歳 |
|---|---|
| 生年月日 | 2001年10月23日 |
| 身長 | 低め |
| 所属 | 東京都立呪術高専2年 |
| 等級 | 準一級呪術師 |
| 好きなこと | 悪ノリ、YouTube |
| 好きなおにぎり | ツナマヨ |
| 苦手な食べ物 | 魚卵 |
| 声優 | 内山昂輝 |
狗巻棘（いぬまきとげ）の現在状況について
狗巻棘（いぬまきとげ）の術式・領域展開
狗巻家相伝の「呪言」
狗巻家相伝の高等術式であり、言葉に呪いがこもる「呪言」を使用。対象に言霊で呪いをかけ、言葉通りに強制行動を取らせます。敵だけでなく味方にも呪いをかけることが可能な万能術式です。
対呪霊に特化した術式
「呪言」は音に呪力を乗せる術式であるため、術師は耳から脳にかけて呪力で守ることで防ぐことが可能。術師相手では不利なので、対呪霊に特化した術式となっています。
弱点は反動があること
呪術廻戦46話より引用。
強い言葉を使うとその分反動がきたり、最悪の場合は自分に返ってくることも。さらに、言霊を使いすぎると喉の痛みが悪化し戦闘不能となるので、いつも喉スプレーを持ち歩いています。
また余談ですが、服で口元を隠している理由は、音量を下げて呪言の誤発動を防ぐためです。
領域展開は使用不可？
狗巻棘（いぬまきとげ）は領域展開を使用可能かどうか明らかになっていません。ただし、今後狗巻棘が領域展開を習得・披露する可能性は十分にあります。
狗巻の使う言葉・おにぎりの具一覧
おにぎりの具の意味
呪術廻戦43話より引用。
『呪術廻戦』の前日譚である0巻では、狗巻のセリフは「しゃけ」が肯定、「おかか」が否定で用いられているとの記載があります。それ以外の具に関してはよくわからないとのこと。
| おにぎりの具 | 意味 |
|---|---|
| しゃけ | 肯定 |
| おかか | 否定 |
| こんぶ | ？？？ |
| ツナ | ？？？ |
| ツナマヨ | ？？？ |
| 明太子 | ？？？ |
| 高菜 | ？？？ |
| いくら | ？？？ |
| すじこ | ？？？ |
戦いで使用する言葉一覧
- ぶっとべ
- 爆ぜろ
- 潰れろ
- 動くな
- 眠れ etc...
「ぶっとべ」
呪術廻戦46話より引用。
特級呪霊「花御」に対して放った言葉。格上に対しては呪言のデメリットが増幅しますが、伏黒・加茂を守るためにあえて強力な呪言を発動。
発動と同時に反動で血を吹き出したものの、見事花御を吹き飛ばし、時間を稼ぐことに成功しています。
「動くな」
呪術廻戦17話より引用。
伏黒と無意味に戦う東堂を止めるため、狗巻が放った言葉。一級術師の東堂の動きを見事に静止しています。
狗巻が初めて術式を使ったシーンであり、普段の可愛いイメージからギャップのある「カッコよさ」が際立った場面でした。
狗巻の過去｜短髪時代
1：狗巻家に生まれる
狗巻棘は御三家ではないものの、術師の家系である「狗巻家」に生を受けました。そして棘は、狗巻家に伝わる相伝の術式「呪言」を受け継いでいます。
2：呪術高専で乙骨と共に任務へ
呪術廻戦0巻2話より引用。
呪術高専東京校に入学した狗巻棘。1年時から2級呪術師という、現在の伏黒のような立ち位置にあったことが分かります。
そして、任務を言い渡された狗巻は、五条の指示のもと乙骨を連れて任務へ向かうことに。
商店街に現れた呪霊を、乙骨と協力して祓うことに成功しました。
3：百鬼夜行では夏油傑（げとうすぐる）に敗れる
呪術廻戦0巻3話より引用。
12月24日に起きた百鬼夜行において、狗巻棘は新宿で3,4年と共にバックアップとして参戦。
しかし、夏油の狙いが乙骨と気づいた五条は、棘とパンダを乙骨のもとへ転送します。
棘はパンダと共に夏油に挑み、一瞬だけ時間稼ぎに成功しますが、その後すぐに敗北してしまいます。
4：髪型が被って変更に
呪術廻戦0巻より引用。
1年生時の髪型は虎杖のような短髪でしたが、主人公虎杖と髪型が被っているという理由で、現在のマッシュヘアーに変更に。
しかし今後は五条悟（ごじょうさとる）と髪型が被るという事態に。芥見先生のコメント的に、今後も現状の髪型を継続しそうです。
狗巻棘（いぬまきとげ）の腕が切断された理由
宿儺の伏魔御廚子に巻き込まれた
呪術廻戦137話より引用。
137話にて、乙骨と呪術上層部にあたる「総監部」の会話から、狗巻は腕を欠損したと判明。
乙骨及び総監部によると、欠損理由は「宿儺(虎杖)の伏魔御廚子に巻き込まれたため」のようです。
乙骨は狗巻と親しい友達なので、友達を傷つけられた怒りから、積極的に虎杖殺害を目論みます。
切断理由が嘘の可能性あり
狗巻の腕切断については、呪術上層部にあたる「総監部」から乙骨に伝えられました。
そのため総監部が事実を歪曲して、乙骨を敵対させるための「嘘」をついている可能性がまだあります。
というのも、狗巻は呪言師で言葉による説明ができない、両腕欠損なら筆談もできない状態の人物。
都合よく嘘を伝聞するには、都合の良い人物なのです。
五条を封印した今、上層部及び偽夏油の敵となりうる存在は「乙骨憂太（おっこつゆうた）」でしょう。乙骨との対立を避けるため、懐柔を目論んでいる可能性はあります。
腕の復活はおそらく無い
呪術廻戦130話より引用。
お札＝反転術式で治せない
結論から申すと、狗巻の腕は治らないでしょう。
というのも腕の治療跡を見ると、包帯ではなくお札が貼られており、反転術式で治せないと思われるから。
真人VS東堂戦で、無為転変が東堂の腕を徐々に侵食していました。狗巻も侵食系の術式を受けており、症状を緩和するためのお札だと考えられます。
現在も傷が広がっているのでしょう。
もし、無為転変のような魂に干渉する術式の侵食を受けているなら、反転術式で腕を治すことはできないです。
狗巻棘（いぬまきとげ）の登場話・活躍
0巻
1〜4話：『呪術廻戦』の前日譚に登場
『呪術廻戦』の前日譚である0巻で、乙骨の同級生として登場。当時は1年で唯一の2級術師であり、単独での行動も許されていました。
第2話では乙骨と二人で準一級レベルの呪霊を祓うことに成功します。
2巻
10,12〜13話：2年生の一人として登場
虎杖死亡後、伏黒と釘崎の元に2年生の一人として登場。12話ではパンダに投げられる釘崎を受け止めようとしている場面も。
伏黒が自分の影を利用して呪具を持ち運ぶことを思いついた時は、2年生の中では狗巻がいち早く気づいていました。
16話：2年生が集まっている場面で登場
真希がパシっていたことで伏黒・釘崎が京都校の真依・東堂と遭遇していた一方、狗巻を含めた2年生の3人は、京都校の生徒が嫌がらせで来ているのではないかと話していました。
3巻
17話：東堂・伏黒の戦いを止めるため乱入
東堂が伏黒に襲いかかり戦闘になっていたところに、パンダと共に乱入。呪言を用いて東堂を止めました。
4巻
32〜34話：京姉妹校交流会に参加
呪術高専の姉妹校交流会に東京校の2年生として参加。団体戦前のミーティングで、東京校のメンバーに狗巻の術式が共有されました。
5巻
36話：作戦会議の結果呪霊狩りをすることに
団体戦の開始直後に登場した東堂を虎杖に任せた後、パンダ・釘崎と共に3人で移動することに。京都校が全員揃って虎杖の元に移動していることにパンダが気づき、虎杖を殺そうとしていることに思い当たります。
パンダ・釘崎が虎杖の安否を確認する一方、狗巻は団体戦を終わらせるために呪霊狩りをすることになりました。
41話：西宮の回想で登場
釘崎と戦う西宮は、狗巻の呪言に対抗するため常に耳から脳を呪力で守っている状態。いつ呪言を使うかに気を散らされ、狗巻のことを厄介と評しています。
43話：三輪をリタイアさせた後に花御と遭遇
伏黒の玉犬から受け取ったメカ丸の携帯で電話を掛け、呪言によって三輪を眠らせリタイアさせることに成功。
呪霊狩りに戻ろうとしたところで、楽巌寺学長がエリア内に放っていた準1級呪霊を倒した花御と遭遇することに。
6巻
44〜46話：花御との戦うも戦闘不能に
1対1で戦っていた伏黒・加茂を巻き込み花御と3人で戦うことに。特級呪霊が相手ということもあり、強い言霊を使っていないにも関わらず喉が潰れてしまいます。
最終的には限界を超えて呪言を使用し、戦闘不能に。
48話：西宮に”帳”の外へと運ばれる
花御との戦いで戦闘不能となってしまったため、加茂と共に西宮によって”帳”の外まで運ばれました。
7巻
54話：姉妹校交流会の二日目「野球戦」に参加
交流会の二日目として野球戦が行われ、「5番：セカンド」として参加。俊足を生かし無事出塁し、虎杖の2ランホームランでホームへと帰って来ました。
12巻
100話：渋谷駅前の改造人間を止め虎杖をサポート
伏黒と粟坂を倒し、術師を入れない"帳"を上げることに成功した虎杖は、五条を助けるため渋谷駅へと向かいます。そして渋谷駅前で狗巻と虎杖が再会。
渋谷駅前では多くの一般人が改造人間に襲われており、狗巻が呪言を使うことで一般人を助け、虎杖が渋谷駅内に向かうことをサポートしました。
16巻
137話：腕を欠損したと判明
狗巻自身は登場しませんが、乙骨と上層部の会話から「虎杖(宿儺)により腕を欠損した」と判明。
切断部には厳重にお札が巻かれています。
本当に宿儺の術式による切断なのか、上層部による策略なのか、真偽のほどはここでは分かりません。
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本ページの情報は2023年4月12日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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