鬼滅の刃に登場する「妓夫太郎」を解説。堕姫との関係性・宇髄との死闘・血鬼術や作中での活躍をまとめて紹介していきます。
妓夫太郎とは?
真の上弦の陸
妓夫太郎(ぎゅうたろう)は妹の堕姫(だき)と共に上弦の陸に君臨する鬼です。普段は堕姫の体に隠れていますが、堕姫が手に負えない敵が登場した場合のみ姿を現します。113年間で、柱を15人殺すなど、かなりの実力者。堕姫が上弦の陸に君臨するのも、妓夫太郎の存在が大きいです。
容姿・性格
全身細身であばら骨が凹んだ体型が特徴的。髪の毛はボサボサで歯はギザギザなど見るからに不健康です。性格は劣悪な環境で育ったこともあり、嫉妬深く陰険。自分や堕姫を傷つける人間を徹底的に追い詰めます。
鬼になった経緯
妓夫太郎は人間の頃から周囲からも厄介者扱いされていました。親に何度も殺されかけるなど、同情する過去を抱えています。そんな彼にとって、美人な妹・梅(堕姫)が唯一生きる意味となりました。
しかし、梅は侍に焼き殺されてしまいます。ぶち切れた妓夫太郎は侍を殺そうとしますが、2人を厄介者だと思っていた侍によって瀕死の重傷を負いました。
死の直前、当時上弦の陸だった童磨(どうま)に出会います。そして、童磨に血を貰い、鬼となりました。
妓夫太郎の生存等最終的な状況について
堕姫との関係性
血の通った兄妹
堕姫に対する愛情は本物です。堕姫も妓夫太郎を慕い、頼りにするなど、兄弟愛は竈門兄妹にも負けません。
唯一の肉親で劣悪な環境をお互いに身を寄せ合いながら生き抜いたことが2人の絆を強固にしました。
遊郭編との戦い
宇髄と炭治郎を圧倒する
妓夫太郎は遊郭編で音柱の宇髄(うずい)と炭治郎と激突。血鬼術「血鎌」で宇髄に毒を与え、宇髄の片腕を切断するなど圧倒的な実力で翻弄。
しかし、宇髄が「譜面」を完成させて猛攻撃を仕掛け、炭治郎が踏ん張ったことで、頸を斬られて死亡しました。