チェンソーマン98話(2部1話)のネタバレ感想・考察|ついに学園編開幕!三鷹アサ・戦争の悪魔・チェンソーマンとの関係性について考察
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この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ最新話をまだ見ていない方が閲覧する際はご注意ください。
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呪術廻戦190話のネタバレ
前回189話のおさらい
・時短潜伏からの大当たりで秤復活。 ・鹿紫雲を海中へと誘導して放電を狙う秤。 ・対する鹿紫雲は電気分解で塩素ガス攻撃。 ・秤は一度気絶するも、反転術式で復活。 ・海中で壮絶な攻防が繰り広げられる。前回のネタバレはこちら
https://entame-life.haranuud.com/jujutsu189/今回190話のキャラ情報
-->キャラ | 現在の状況 |
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学生。親を悪魔によって殺害されている。クラスの委員長に逆恨みされ、殺されかけるも、「戦争の悪魔」に体を明け渡すことで生き長らえる。 | |
アサの同級生の鶏の悪魔。クラスメートと友情を育んでいたが、アサにつぶされ死亡。 | |
アサのクラスの学級委員長。正義の悪魔と契約し、アサに襲いかかったが返り打ちに遭い死亡。 | |
アサのクラスの担任の先生。委員長と関係を持ちながらもアサに好意を持っている戦争の悪魔に体を乗っ取られたアサによって脊髄を引き抜かれ死亡。 | |
三鷹アサの体を乗っ取った悪魔人体を兵器に変える能力を持つ。 |
チェンソーマン本誌98話のネタバレ
学園編開幕!主人公はデンジじゃない?
物語はある学校の教室から始まります。その教室では鶏の悪魔「コケピー」を飼うことが決定し、コケピーは教壇の上で「みんなと友達になりたい」と挨拶をしています。
しかし田中先生は、3ヵ月後にはコケピーを殺して食べると宣言。命の大切さを知るための行為だと言います。驚愕したのはコケピー。教室で生徒たちに囲まれながら「食べられたくないコケ…」と落ち込んでいます。
多くの生徒たちが好奇の目をコケピーに注ぐのに対し、ただ一人、「三鷹アサ」は悪意のまなざしを向けています。
アサはかつて両親を悪魔の手によって亡くし、それ以来心を閉ざしています。悪魔だけでなく、廊下で並ぶ生徒、トイレを溜まり場にする生徒、階段でイチャつく生徒に対しても殺意を向けています。
屋上で昼食を一人で食べるアサ
全てに対して嫌気が差したアサは、ただ一人屋上で昼食を食べます。そこへアサのクラスの委員長が現れ、隣で昼食を食べ始めます。
委員長が持ってきた昼食はチェンソーマンのカレーパン。彼女はチェンソーマンのシールを集めていると言います。
それに対してアサは、チェンソーマンが街でデビルハンター活動を行っていることに懐疑的。それどころか、ほとんどの建物が違法建築であること、飲酒運転をした人間が市長をやっていること、教室で鶏の悪魔が飼われていることをあげ、街の異常性をつぶやきます。
委員長は、「コケピーの事は我慢してあげなよ。100日後には死んでるんだからさ」とアサを慰めます。
クラスメイトと仲を深めるコケピー
コケピーは鶏の悪魔ながらも、お調子者なキャラを活かしてクラスでも中心的な存在へとなっていきます。
そしてあっという間に3か月がすぎ、コケピーを食べる約束の日に。田中先生はデビルハンター志望の生徒に殺してもらうと宣言します。悲しそうにうなだれるコケピー。アサはやっとかと一人ほくそ笑みます。
しかし、クラス全員が立ち上がり、委員長が「私達全員で話し合って決めました。コケピーは食べません!」と宣言。アサは一人席に座ったまま驚愕します。
田中先生は「その言葉を聞きたかった…!」と歓喜し、コケピーはこれからのクラスの一員として生活することを認めました。そしてそのまま授業を取りやめてクラス全員でサッカーをすることに。アサはただ一人クラスに取り残されます。
コケピーの突然死 死因はアサの転倒
サッカーを楽しむクラスメイトたち。校庭の隅でアサはその様子を眺めています。そこへ田中先生がやってきて「皆に混ざらないのか?」とアサに問いかけます。
「勉強しに学校きてるので」と遠慮するアサ。しかし、委員長も「サッカーしようよ!」とアサに声をかけ、さらにコケピーまでも「三鷹アサちゃん!コケピーとサッカーするコケ~!」と催促しにきました。
自分の名前を覚えられていることに驚きと少しの喜びを感じるアサ。アサはみんな
が羨ましかったんだと、気持ちを改めて、みんなの輪に入ろうとします。
しかし、駆け寄る途中でアサは転倒。腕にかかえていたコケピーを潰してしまいます。内臓が飛び出るコケピー。誰がどう見ても、コケピーは死亡していました。
突然の事態に泣き崩れるクラスメイトたち。アサは自身が犯してしまった失態を前に耐え切れず、失神してしまいます。
絶望に暮れるアサ そこに委員長と田中先生が現れる
自分が犯した罪を前に自宅で絶望するアサ。クラスメイトから注がれた侮蔑の視線を思い返し、死にたい衝動に駆られます。
そこに田中先生と委員長が現れ、コケピーのお墓参りへ行こうと誘います。3人で謝ればきっとコケピーも許してくれると、委員長はアサを慰めます。
正義の悪魔と化した委員長がアサに襲い掛かる
道中、横断歩道を渡ろうとする3人。車が通らない中、赤信号でも渡る田中先生と委員長に対して、アサは一人、ルールを守り渡らずにいました。
それに対して委員長は、「良い子ちゃんぶってさ…」と日ごろの怒りを露わに。実は田中先生と委員長は性的関係にあり、それにも関わらず田中先生が好意を向けるアサに対して、委員長は逆恨みの情念を向けます。
正義の悪魔と契約して、異形となった委員長。自分と田中先生がハッピーエンドを迎えるためには、アサが死ぬことが必要だと言い放ちます。
さらに委員長は正義の悪魔にそそのかされ、アサを転ばしてわざとコケピーを殺させたことを暴露。アサは殺されるまでの0.1秒の間に自分勝手に生きてみれば良かったと後悔します。
戦争の悪魔がアサの肉体へ!反撃の狼煙をあげる
顔面を真っ二つにされたアサに向かって、そばにいたフクロウ型の悪魔が声をかけます。「生きたいなら体を貰うぞ」
みるみるうちに体を再生させるアサ。「私いま三鷹ちゃん殺さなかったっけ?」と委員長は驚きを隠せない様子。
アサは田中先生の頭から脊髄を引き抜き、「田中脊髄剣」と命名。「なんだテメェ~!!」と驚愕する委員長に対して「我が名は戦争の悪魔!腕鳴らしに殺されてくれ!」と名乗りを上げます。
「そっちが死んでよォ!!」と大きな腕を振るいながらアサに襲い掛かる委員長。アサはその腕を田中脊髄剣で切り落とし、落ちた腕を「手榴弾」へと変化させます。
腕を切られて逆上する委員長。アサは攻撃を難なく避け、カウンターで委員長の体を真っ二つにしました。
驚愕のハッピーエンド!次なる標的はチェンソーマンへ!
田中先生の名を叫びながら断末魔をあげる委員長。田中脊髄剣となった田中先生は言葉にもならない呻きを上げ続けています。
アサは田中先生と委員長の唇を合わせ、「よし!ハッピーエンドだな!」と言い放ち、先ほど生成した手榴弾を爆破。委員長と田中先生を木端微塵にします。
吹き飛ぶ肉片を背に、アサは壁に貼られた「チェンソーマンを皆で呼ぶ会」のポスターを見つめ、「待ってろチェンソーマン…!」とつぶやきます。
さらに「核兵器を吐き出させてやる…!」と崩れた委員長の肉片に座り、宣戦布告しました。
99話へと続く。
98話のネタバレ感想・考察
2部の主人公はデンジじゃない?
チェンソーマン1部ではポチタ(チェンソーマン)と融合した少年デンジが主人公でした。
しかし、2部の冒頭となった98話ではデンジは登場せず、デビルハンター活動を行うチェンソーマンの名前だけが語られています。
代わりに物語の中心となったのは戦争の悪魔に体を乗っ取られた少女 三鷹(みたか)アサ。
他の漫画であれば主人公が交代することはありえないのですが、本作の作者である藤本タツキ先生は予測不可能な展開を見せることで有名です。
1部での早川アキの結末や支配の悪魔の討伐方法はかなり常軌を逸しており、SNSでもトレンドに乗るほど騒がれました。
2部でも予測不可能な話の展開することも考えられるため、このままデンジは登場しないことも考えられるのではないでしょうか。
戦争の悪魔の能力は最強クラス
98話で三鷹アサの体を乗っ取った「戦争の悪魔」の悪魔ですが、作中でも最強格の悪魔であると考えられます。
84話にて、マキマが無くなった方がよいものとして「死」「戦争」「飢餓」を上げていたことから、少なくとも支配の悪魔であるマキマよりも格上であることは確実です。
98話でも正義の悪魔と契約した委員長を一瞬で屠っていること、敵を利用して広範囲かつ強力な攻撃を繰り出せる武器を作成できることから、既にかなりの実力であることは明らか。
さらに「戦争」というマイナスイメージが強い言葉であることから、本来の能力は闇の悪魔などの根源的恐怖の悪魔に匹敵する強さである可能性がかなり高いといえるでしょう。
しかし、後述の理由で切り札を失っており、弱体化しているため、現状は根源的恐怖の悪魔には一歩及ばないのではないでしょうか。
チェーンソーマンの死=核兵器の復活
三鷹アサの体を乗っ取り、正義の悪魔と契約した委員長を殺害した戦争の悪魔ですが、目的はチェンソーマンの殺害であることを明らかにしています。
さらに続けて核兵器を吐き出させてやる…!とチェンソーマン殺害の真の目的も告げています。
戦争の悪魔の能力は人間を兵器へと変化させること。98話でも、「剣」、「手榴弾」が人間から作成されていました。
しかし、「核兵器」に関しては、かつてチェンソーマンが地獄で捕食したことでこの世から存在ごと消えており、現状使用することができません。
そのため、戦争の悪魔はチェンソーマンを殺すことで核兵器をこの世に復活させようと考えているのではないでしょうか。
もし核兵器が復活した場合、さらに戦争の悪魔の力は増強し、根源的恐怖の悪魔に匹敵する実力になると考えられます。
(C)藤本タツキ
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