呪術廻戦の「日車寛見(ひぐるまひろみ)」を解説。術式と領域展開、弁護士として担当した事件と過去、伏黒との対峙説、初登場話や活躍話までをまとめています。
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日車寛見(ひぐるまひろみ)とは?
弁護士の死滅回游泳者
日車寛見とは、弁護士として活動していた死滅回游泳者。正義感が非常に強い性格で、過去には不当な審判を覆すべく「有罪率99.9%」の刑事裁判の弁護を担当したことも。
しかし、有罪ありきの判決に心が摩耗。さらに羂索(けんじゃく)の無為転変で術式を使用可能になり、術式で人を殺害。死滅回游にも参加を表明します。
死滅回游ポイントは102
日車の死滅回游のポイントは102。ルール4,5から考えると、非術師を最低2人殺めています。
4 | 泳者は他泳者の生命を絶つことで点(ポイント)を得る。 |
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5 | 点とは管理者(ゲームマスター)によって泳者の生命に懸けられた価値を指し、原則術師5点、非術師1点とする。 |
日車寛見の現在状況について
https://entame-life.haranuud.com/jujutsu-chara
日車寛見の術式・領域展開
裁判を行い、判決を下す術式
日車の術式は、対象者の過去について裁判を行い、召喚されたジャッジマンが有罪無罪判決を下すというもの。
ジャッジマンは、日車と対象者の供述を1回ずつ聞き、さらに1つの証拠を踏まえて判決。有罪になると、「呪力を練れなくなる」などのデメリットが対象者を襲います。
裁判をモチーフにした術式
日車の術式に登場するジャッジマン・ガベルは、2つとも裁判と関わりが深いです。ジャッジマンは、公正さの象徴「正義の女神」をモチーフとしています。
- 正義の女神 → 裁判の公正さの象徴
- ガベル(木槌)→裁判で用いられる木槌
剣と天秤を持つ正義の女神の姿は、司法、裁判の公正さを表す象徴、シンボルとして、古来より裁判所や法律事務所など、司法関係機関に飾る彫刻や塑像、絵画の題材として扱われてきた。
wikipediaより引用。
領域展開を使用可能
日車は領域展開を使用可能です。必中必殺ではなく「必中」の領域であるため、領域展開をしてすぐに勝負が決まるわけではありません。
日車はモデル2のタイプ
羂索は2種類の人物を術師に変えましたが、日車は弁護士として現代で暮らしていたため、②であることが濃厚です。
① 虎杖悠仁のように呪物を取り込ませた者。
② 吉野順平のように術式を所持しているが、脳の構造が非術師の者。
日車が弁護した2つの事件
1.危険運転致傷
飲酒運転を原因とする危険運転致傷の被告弁護を担当。被告人は19歳で、飲酒も運転も職場の人に強要された冤罪事件。
裁判結果は…
関係者に口裏を合わせられて、示談金も用意できず執行猶予も取れませんでした。
2.強盗殺人(大江の弁護)
岩手県で女児とその母親2人が自宅で刺殺された事件。近くに住む大江圭太が現行犯逮捕される。
大江は警察からの職務質問中に逃亡し、自宅には血のついた刃物が。
さらに大江の弁解は「刃物は拾った」「猫を死なせないため職質から逃げた」と、無理がある内容でした。
日車は大江を信じる
しかし日車は、大江の所属するNPO法人がクロだと確信。大江を信じて弁護することに。
一審で無罪を勝ち取る
NPOの活動や現場付近の防犯カメラを調査。証拠をかき集めて「有罪率99.9%」と言われる刑事裁判で、見事無罪を勝ち取ります。
判決が不当に覆される…
しかし控訴審(二審)では有罪の判決が。検察側から新規の証拠がないにも関わらず、「犯人に違いない」という無茶な事実認定が下されたのでした。
最高裁(三審)の上告はほぼ門前払い。 つまりこの裁判は、最初から「有罪ありき」の裁判だったのです。心が摩耗した日車は、裁判所で術式を発動します。
日車は伏黒と戦う?
結果:虎杖と対峙する形に
伏黒と対峙すると考察しましたが、163話にて日車VS虎杖が実現。予想は外れた形になりました。
伏黒と対峙すると考察した理由
- お互い第1コロニーにいる
- 式神を召喚する
- ひまわりの伏線
- 不平等な現実に直面した
1.お互い第1コロニーにいる
日車がいるのは東京第1コロニー。伏黒も東京第1コロニーに参加したため、いつ遭遇してもおかしくありません。
2.式神を召喚する
伏黒は十種影法術で式神を召喚。日車も自由の女神を模した式神のようなものを召喚。似た能力を持つ者同士、対決になりそうです。
3.ひぐるま=ひまわりの別名
ひぐるまは「ひまわりの別名」であり、ひまわりは既に9話で登場。伏黒津美紀の背後にひまわりが描かれました。
芥見先生は9話の時点から、津美紀をめぐって伏黒と日車が激突する展開を、伏線として仕込んでいたのではないでしょうか。
4.不平等な現実に直面した境遇
両者は、不平等な現実に直面したという点で共通。似た境遇ということからも、対峙する展開になりそうです。
伏黒は善人の津美紀が呪われたことで、この世には「不平等な現実のみが平等に与えられている」と考えるように。
一方の日車も、被告が不当な有罪判決を受けるなど「不平等な現実」を目の当たりにしてきました。
日車寛見の初登場話・活躍
17巻
143話:弁護士バッジなど一部だけ登場
日車の初登場は143話の最後。顔は映っていませんが、弁護士バッジをつけているため、日車だと分かります。顔には返り血が。
18巻
158話:102ポイントを持つ泳者と判明
死滅回游の第1結界に参加しており、すでに102ポイントを獲得。伏黒たちは日車を探し出し、100ポイントを使用してルール追加を目論みます。
159話:弁護士時代の悲しい過去が判明
正義感の強い弁護士として戦っていた過去が描かれます。2つの冤罪事件の弁護を担当しますが、どちらも不当な有罪判決を受けることに。
不当な判決を覆すべく、術式の発動に至った経緯が描かれました。
(C)芥見下々
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