漫画・アニメを2倍楽しめる

漫画考察エンタメ人生

【呪術廻戦】漏瑚とは?術式・領域展開|死亡理由・特級呪霊としての強さ

呪術廻戦の特級呪霊「漏瑚(じょうご)」を解説。漏瑚の術式・領域展開や強さ、漏瑚の真の目的や死亡理由、各巻ごとの活躍や登場話などもまとめています。

漏瑚(じょうご)とは?

大地を恐れる感情から生まれた呪霊

呪術廻戦111話より引用。

漏瑚とは、人々が大地の天災を恐れる感情から生まれた特級呪霊のこと。大きな1つ目玉と頭部の火山が特徴的であり、その見た目に相応しく、炎の術式を使用して戦います

呪霊の中では高齢だと思われ、所属している特級呪霊グループにおいては、作戦の概要を考えるなど指揮役に徹しています。しかし高齢である一方、実力は宿儺の指8〜9本分に値し、特級呪霊の中でも上位の実力者です。

目的は「本物の人間になること」

漏瑚の目的は、今いる人間に立ち代わり、呪霊たちが真の人間として君臨すること。漏瑚いわく、人間が「正の感情」によって引き起こす行動には必ず裏「負の感情」があり、本音ではないとのこと。

そして人間の本心である「負の感情」から生まれ落ちた呪霊こそ、純粋で真の人間であると考えているのです。こうして漏瑚は、呪霊が人間に取って代わることを望んでいるのでした。

ニセの夏油と手を組み五条封印へ

人間勢力を倒すためには、「1.五条悟(ごじょうさとる)の封印」「2.両面宿儺(虎杖)を仲間に引き込む」という2つの条件達成が必要だと判明。

そこで漏瑚ら特級呪霊グループは、2つの条件を達成するためにニセの夏油と結託することを決意します。

漏瑚のプロフィール

等級 特級呪霊
発生源 大地
一人称 わし
趣味嗜好 呪具集め
嫌いな物 人間、特に五条悟
声優 千葉繁

漏瑚の現在状況について

https://entame-life.haranuud.com/jujutsu-chara

漏瑚の術式と領域展開・強さ

炎を操る術式を使用する

漏瑚の術式は、炎や熱を使った術式。炎に対する対抗手段を持たない者を一瞬で焼き尽くす火力を持ち、一級術師ですら瞬殺されてしまうほど。

さらに複数の攻撃手段や技を持っているため、ただ熱に耐えるだけでは漏瑚を倒すことは困難。1,000年という長い年月の中でも、トップクラスに強い術式といえるでしょう。

漏瑚の術式技一覧

極ノ番「隕/いん」

呪術廻戦115話より引用。

炎を纏った巨大な隕石を降らせる技。渋谷駅の高層ビル一帯を焼き尽くしました。

火礫蟲/かれきちゅう

呪術廻戦14話より引用。

漏瑚の頭部から生み出された虫。敵に近づくと爆音の鳴き声を上げ、その後自爆します。

領域展開「蓋棺鉄囲山/がいかんてっちせん」

呪術廻戦15話より引用。

「蓋棺鉄囲山」を展開すると、漏瑚の術式が必中に。さらに、領域内はとてつもない熱気に包まれており、並の術師であれば領域に入った時点で焼け切れるほど。

なお領域内のデザインは火山帯を模したようであり、熱のこもった岩で囲まれている上に、溶岩が吹き出ているのが特徴。炎を使って攻撃する漏瑚らしい領域です。

領域展延で術式を中和する

領域展延という相手の領域・術式を中和する力を使用可能。シン・陰流の簡易領域と同じ効果を持ち、五条のような接触不可能な相手にも攻撃を当てることができます。

超高速の移動スピードを誇る

一級術師ですら目で追えないほどの速度で移動。五条や宿儺には劣りますが移動速度は作中トップクラスであり、高火力の攻撃を高速で繰り出し敵を蹂躙します。

漏瑚の最期・死亡理由

宿儺との直接対決に敗れ死亡

呪術廻戦116話より引用。

宿儺を呪霊側に引き入れるため、15本の指を取り込んだ宿儺と直接対決。「宿儺に一撃でも入れれば良い」という条件で戦いますが、漏瑚の攻撃は1度も通ることなく、宿儺に殺されてしまいます。

宿儺に認められ涙を流す

宿儺の火の矢を受けて死亡した漏瑚は、あの世と思われる場所で宿儺と会話。人間になりたかったという思いをバカにされたものの、宿儺の口から「漏瑚は強い」という言葉が発せられます。

その言葉を聞いた漏瑚は、目から大粒の涙を流しつつ消滅していくのでした。

漏瑚と他キャラと関係性

【ボス】真人

呪術廻戦116話より引用。

真人は最近生まれた呪霊なので漏瑚の方が歳上ですが、漏瑚は真人をグループのボスに添えました

理由は、真人がまだまだ強くなると確信したから

真人は人間の恐れる「死」そのものであり、死への負の感情が増幅するほど、真人は強くなると考えた漏瑚。

無邪気な子供っぽい真人に翻弄されることも多いですが、根底では真人の可能性を信じているのです。

【恋人?】五条悟(ごじょうさとる)

呪術廻戦14話より引用。

漏瑚と2度戦った特級術師。1度目の戦闘では、無下限呪術を体感する過程で五条と「恋人つなぎ」をしました。

漏瑚の来歴・活躍

2巻

10〜12話:ファミレスにて会議を行う

偽夏油と共にファミレスで作戦会議を実施。「呪霊が人間に取って代わる」という目的達成のために、五条悟の封印を画策します。

しかし、五条の実力を把握していない漏瑚は、単独で五条を封印できると考え、1人で五条のもとへ向かいます。

13〜16話:五条悟(ごじょうさとる)と戦い敗北する

現代最強術師「五条悟」を封印すべく、単独で五条と接触。漏瑚は炎の術式で連続攻撃を仕掛けますが、無下限呪術の前に手も足も出ません

その後漏瑚は領域展開を使用したものの、五条の無量空処により一瞬で敗北。首1つの状態となり、花御に回収されその場を跡にします。

4巻

32話:秘湯にて宿儺の指回収を目論む

人の寄り付かない秘湯にて、今後の方針について話す呪霊グループ。

宿儺の実力を肌で感じた真人は、漏瑚に「宿儺には復活させるだけの価値がある」ことを伝えます。

宿儺復活をプランに組み込んだ漏瑚たちは、偽夏油の指示のもと、高専の保有する「宿儺の指6本」の回収に向かうことに。

7巻

53話:領域内にて偽夏油たちと会話

陀艮の領域内にて、漏瑚は偽夏油・真人と会話。「高専に降ろす帳」「天元の不死」「虎杖の回収は後回し」など複数の話題に触れています。

(C)芥見下々
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。

  • B!