呪術廻戦の「三輪霞(みわかすみ)」を解説。三輪霞の術式、シン・陰流、簡易領域・領域展開、名前の由来、メカ丸・五条との関係、各巻ごとの活躍や登場話などもまとめています。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
三輪霞(みわかすみ)とは?
呪術高専京都校の2年生
三輪霞とは、呪術高専京都校に所属する2年生で三級術師。中1のときにバイト中にシン・陰流最高師範に「君、呪術師やんない?」とスカウトされ、流されるままに生きてきました。
自分のことを「まとも・普通・一般的」と思っているのが特徴。普通とは言いつつも、異常な職である「呪術師」をやっているため、おそらく普通ではありません。
家族のために呪術師に
三輪の家庭は非常に貧乏で、弟も2人いるので家計はカツカツ。三輪は少しでも早く自立してお金を稼ぐため、呪術師になったのです。
そして呪術師の昇級は他者からの推薦制なので、三輪は交流会のような昇級チャンスで、人一倍活躍することを目標としています。
仲間想いで優しい性格
姉妹校交流会で野球をした後、京都校のメンバーと距離が縮まったように感じた三輪。82話ではメカ丸とももっと仲良くなりたい思いから、いつか会いに行くと発言も。
また、家族のために呪術師として働いており、他人に対して優しく、寛容な人物であることが窺えます。
名前の由来はミーハーから
三輪は流行り物が大好きで、ミーハーな設定。そのため、三輪という苗字は「ミーハー→ミハ→ミワ」という流れで付けられています。
三輪霞のプロフィール
年齢 | 17歳 |
---|---|
誕生日 | 4月4日 |
等級 | 三級術師 |
所属 | 呪術高専京都校2年 |
特技 | 節約 |
好きな食べ物 | 鍋 |
苦手な食べ物 | パクチー |
ストレス | なし |
声優 | 赤﨑千夏 |
三輪霞の現在状況について
https://entame-life.haranuud.com/jujutsu-chara
三輪の術式・領域展開
シン・陰流の術式を使用する
術式は、呪霊と呪詛師全盛の時代から伝わる「シン・陰流」。半径2.21mの「簡易領域」を展開したり、領域内に侵入したものを"全自動"反射で迎撃します。
ただし、両足が展開時の点から離れると、全自動反射は解除されます。
シン・陰流とは、結界術と同じく、自分の中に0から術式を構築して発動する呪術のこと。術式は本来先天的なものですが、シン・陰流は門下生になれば後天的に習得可能です。
抜刀(ばっとう)
簡易領域展開時に正面の敵相手に特化したシン・陰流の最速の技。刀身を呪力で覆い鞘の中で加速させて放ちます。
領域展開は使用不可?
三輪は領域展開を使用可能かどうか明らかになっていません。しかし、すでに簡易領域を習得しているため、今後三輪が領域展開を習得・披露する可能性はあります。
三輪と他キャラとの関係性
【大切な仲間】メカ丸
同じ京都校所属で三輪と同じ2年生。三輪はメカ丸を大切な仲間と考えており、交流会以降メカ丸のお見舞いに行くと約束していました。
西宮と真依に唆され、義理チョコならぬ義理電池をあげたことも。三輪はメカ丸と最も仲の良かった人物と思われます。
しかし2人は渋谷事変で悲しい別れを迎えることに。メカ丸は「三輪の幸せを願う」と最後の言葉を残して他界。
大切な仲間であるメカ丸を失い、三輪は悲しみの涙を流しました。
【大ファン】五条悟(ごじょうさとる)
三輪ちゃんは五条悟の大ファンで、五条を目の前にすると五条で頭が一杯になるほど。
東京校で五条と接触した際には、五条を走って追いかけてツーショット写真を撮ることに成功。浮かれて楽厳寺学長の指示も忘れていました。
【仲良し】西宮桃・禪院真依
仲の良い先輩後輩の関係で、オフの日は一緒にショッピングに出かけることもあります。
他には西宮と真依が三輪を騙してメカ丸に義理電池を渡させるなど、三輪はいじられ役として2人に可愛がられています。
三輪霞(みわかすみ)の登場話・活躍
3巻
18話:楽巌寺学長と五条の話し合いに同席
京都校の楽巌寺学長と、夜蛾学長の代わりに現れた五条が話し合う場面で初登場しました。
話し合いが終わり五条が退席した後、楽巌寺学長に茶を買ってくるよう指示された三輪。五条に一緒に写真を撮ってもらうため、走って茶を買いに行きました。
4巻
32〜34話:京都校の生徒として交流会に参加
呪術高専の姉妹校交流会のために京都校の生徒として登場。楽巌寺学長の指示のもと、宿儺の器である虎杖を殺すことに。
しかし他の京都校の生徒が作戦を受け入れる中、三輪は胸中では虎杖を襲撃することを嫌がっています。
5巻
35〜36話:虎杖殺害に協力するも阻まれる
東堂と戦闘中の虎杖を京都校の生徒と共に取り囲みます。簡易領域を発動するも虎杖を殺すことをためらったため、「抜刀」が不発に。
結局は東堂の怒りを買い撤退することとなり、真希と一対一で戦うことになります。
39〜40話:真希に武器を奪われて敗北
39話では、真依に騙されてバレンタインデーにチョコではなく単三電池をメカ丸に渡してしまうという回想の場面で登場。
さらに真希との戦闘中に、真依から聞いた真希の情報を思い出します。「呪いも見えない呪具を振り回すだけの一般人」「万年4級」と聞いていた三輪。
しかし実際に戦うと、真希は2級呪霊くらいは難なく倒せるくらいの実力を持っており、三輪は真希に刀を奪われて敗北してしまいます。
43話:狗巻の呪言で眠ってしまいリタイア
真希に刀を奪われ現実逃避をした三輪は、メカ丸の携帯から来た通話に出ることに。
しかし電話先の正体は狗巻であり、狗巻の「眠れ」という呪言を受けて眠ってしまい、団体戦からリタイアすることになります。
7巻
53〜54話:交流会の二日目「野球戦」に参加
交流会の二日目として野球戦が行われ、「2番:セカンド」として参加。一回表に犠牲フライを打ったものの、西宮が犠牲フライのルールを知らずダブルプレーに。
東堂が顔面にデッドボールを食らった際には、味方ながら敵チームの投手の真希に対して「ナイッピー」と声を掛ける京都校のメンバーに苦笑している場面も。
9巻
79話:ノートを回収しにメカ丸の元を訪れる
ノートの提出日のため、メカ丸の元にノートを回収しに訪れました。
10巻
80〜82話:真人と戦うメカ丸の回想などで登場
メカ丸が真人と戦っている最中に、シン・陰流の「簡易領域」を使用する三輪が回想として登場。
一方で、メカ丸ともっと仲良くなりたい思いから、「いつか会いに行く」と三輪が発言する場面も描かれています。
15巻
128話:メカ丸との悲しい別れ
渋谷へ向かう新幹線の中で、三輪はミニメカ丸と最後の言葉を交わすことに。
メカ丸は、京都校の仲間たちを気遣い、渋谷に行くなと三輪に伝えます。
自分が弱いから止めるの?と言う三輪に対し、違うと伝えるメカ丸。メカ丸はただ、仲間である三輪たちを守ってあげたかったのです。
そしてメカ丸は、三輪に「幸せになってくれ」と伝え、この世を去るのでした。メカ丸が消え、三輪は大粒の涙を流し俯きます。
16巻
134話:渋谷に到着し偽夏油と対峙
三輪を含めた京都校生がついに渋谷に到着。その場にいた虎杖とともに、偽夏油と戦闘になります。
三輪は得意の剣術で偽夏油に攻撃しますが、偽夏油の身体能力は三輪の想像を超えており、三輪は刀を折られ絶体絶命の危機に。
しかしそこへ日下部と歌姫が割って入り、三輪は奇跡的に一命を取り留めます。
(C)芥見下々
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