呪術廻戦の「乙骨憂太(おっこつゆうた)」を解説。乙骨憂太の術式と強さ、特級過呪怨霊「リカ」の能力、現在の術式、領域展開、ミゲルとの関係や死滅廻游での活躍、再登場のタイミング、各巻ごとの活躍や登場話などもまとめています。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
乙骨憂太とは?
呪術高専東京校の2年生
乙骨憂太とは、呪術高専東京校に所属する2年生。真希や狗巻と同学年にあたり、同期とは深い交友関係を築いています。
また0巻では乙骨が主役として登場。乙骨は虎杖に次ぐ第二の主人公的存在として位置付けられています。
4人しかいない特級術師の一人
呪術師の中でも4人しか存在しない特級術師の一人。特級過呪怨霊「祈本里香」に呪われており、入学時から特級術師という異例の扱いで入学。
乙骨以外の人物は五条悟(ごじょうさとる)・夏油傑(げとうすぐる)・九十九由基の3人であり、学生である乙骨が飛び抜けて若く、才能に溢れていることが分かります。
超大物術師の菅原道真の子孫
乙骨の家系を調査したところ、日本三大怨霊の一人であり、超大物術師である菅原道真の子孫であることが判明。乙骨の親は非術師でしたが、先祖返りが起き、憂太は術師の力が発現。
また、遠縁ではありますが五条悟とも親戚であることが発覚しました。才能に溢れた血筋だと分かります。
本編に再登場を果たす
乙骨憂太は本編の過去を描いた「0巻」で登場しました。本編ではしばらく登場していませんが、ついに137話にてその姿を現しました。
アフリカを出て東京に降り立ち、虎杖の心臓を突き刺し死刑を執行した乙骨。
しかし乙骨は敵ではなく、五条の依頼のもと虎杖を助けにきた味方だったのです。現在は死滅回游に参加しています。
乙骨憂太のプロフィール
年齢 | 17歳 |
---|---|
誕生日 | 3月7日 |
出身地 | 宮城 |
等級 | 特級→4級→特級 |
所属 | 東京都立呪術高専2年(留年) |
特技 | ネリケシ作り |
好きな食べ物 | 塩キャベツをゴマ油で |
嫌いな食べ物 | ステーキの脂身 |
声優 | 緒方恵美 |
乙骨憂太の現在状況について
https://entame-life.haranuud.com/jujutsu-chara
乙骨の術式・領域展開|解呪前
特級過呪怨霊「祈本里香」
乙骨は特級過呪怨霊「祈本里香」と主従関係にあり、里香の力を自由に行使できました。0巻に登場する能力は、ほぼ里香の力と思われます。
無条件の術式コピー
狗巻家相伝の高等術式である"呪言"を再現するなど、無条件での術式コピーが可能です。術式は本来1つしか使えないため、チート級の力と言えるでしょう。
11巻で偽夏油が、「祈本里香の魂を抑留する縛りで成り立っていた」と言及しているため、現在では行えないようです。
底なしの呪力を持つ
"呪言"の再現のほか、特級の実力を持つ夏油と近接戦闘で渡り合うなど、底なしの呪力を持つのも乙骨の特徴。
ただし無条件の術式コピー同様、里香の力を元にした呪力であり、祈本里香の解呪に成功した現在では、底なしの呪力を持たないようです。
他人をも治せる「反転術式」
0巻では、夏油との戦いで重傷を負った真希・狗巻に反転術式で怪我を治す場面も。反転術式で他人を治療できる人物は、本編場だと家入のみなので、とても貴重な能力。
ただし、里香の解呪に成功した今では反転術式が使用可能かどうかは不明です。
現在の能力・術式
以前と同じく「模倣(コピー)」を使用可能
本誌178話で、乙骨は以前と同じく「模倣(コピー)」の術式が使用可能であることが明かされました。
作中では、かつて模倣した狗巻の呪言や死滅廻游のプレイヤーであるドルゥヴの式神の術式を使用している様子が見られました。
「リカ」の顕現中のみ使用可能
乙骨は指輪を左手の薬指に嵌めることで「リカ」を完全顕現させることができます。
「リカ」は折本里香が成仏した後に乙骨に残された外付けの術式と呪力の備蓄。
指輪を通して「リカ」と接続している間のみ、
- 術式の使用
- 「リカ」の完全顕現
- 「リカ」からの呪力供給
が可能になります。
接続可能時間は5分間と非常に短いですが、その間は術式の模倣とほぼ無限の呪力を使用可能なので、大抵の術師であれば問題なく倒すことができるはずです。
他の術式が存在する?
折本里香が成仏した後に乙骨に残された「リカ」は外付けの術式です。
指輪を通じて「リカ」と接続している間のみ乙骨は“模倣(コピー)”の術式を使用することが可能ですが、外している際は使用することはできません。
あくまでも「リカ」は“外付け”と言及されている点から、乙骨本来の術式が存在する可能性があります。
術式を2種類以上もつ術師はまだ確認されていないので断定はできませんが、特急術師である乙骨がもう1種類術式をもっている可能性は十分に考えられるでしょう。
領域展開は使用可能
本誌178話にて乙骨は領域展開を使用可能であることが判明しました。
しかし、その際は烏鷺(うろ)・石流(いしごおり)と同時に領域を展開、さらに黒沐死(くろうるし)が領域に乱入したことにより領域展開は不発に終わってしまいます。
今後の乙骨の前に強敵が現れた際には領域展開を発動するでしょう。
乙骨憂太の過去・現在
1.祈本里香が死亡し呪われる
乙骨は、特級過呪怨霊「祈本里香」に呪われた特級被呪者でした。9歳の頃に、仲の良い里香ちゃんと結婚の約束をしましたが、里香が交通事故に遭い死亡。
その後里香は呪いとなって乙骨を呪い、それ以来乙骨と共に過ごすようになります。
2.呪術高専に転校生として入学
2016年11月、乙骨が高校生1年生の頃、同級生4人が乙骨に対して執拗に嫌がらせを実施。
すると乙骨を想う呪い「祈本里香」が4人をロッカー詰めにして重傷を負わせます。この事件をきっかけに、完全秘匿での死刑執行がなされることに。
しかし、里香を祓うのに逆に何人呪い殺されるか分からない状況であったため、五条悟の管理下で呪術高専へと転校し、呪いを学ぶことになりました。
3.祈本里香を狙う夏油と戦う
特級の実力を持ちながらも呪詛師となった夏油は、特級過呪怨霊「祈本里香」を手に入れるため、乙骨を殺害することを目論みます。
2017年12月24日、百鬼夜行を行う陰で襲いに来た夏油と対峙した乙骨は、自らを生贄として呪力の制限を解除。夏油の右腕を吹き飛ばすほどのダメージを与え、撤退させることに成功します。
4.祈本里香の解呪に成功
力を貸してもらう代わりに里香と同じ所に逝くという約束をした乙骨でしたが、乙骨が死ぬことはなく里香の解呪に成功。
実は里香が乙骨を呪っていたのではなく、里香の死を拒んだ乙骨が里香を呪っていたのでした。菅原道真の系譜であるため、乙骨の呪いは非常に強いものだったのです。
呪いをかけた本人である乙骨が主従制約を破棄し、呪いをかけられた里香も乙骨へのペナルティを望んでいなかったため、里香を解呪する結果に。
里香は乙骨に別れを告げ、天国へと旅立っていきます。
5.現在はミゲルと共に海外へ
2巻10話で、乙骨は現在海外にいると伏黒に言及されています。また、4巻33話での扉絵では、百鬼夜行時に五条と戦ったミゲルと共に描かれています。
背景に存在するバオバブは主にアフリカなどに分布するため、ミゲルの生まれであるアフリカに訪れているのかもしれません。
乙骨憂太の現在状況について
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乙骨憂太の周りからの評価
伏黒からの評価
2巻10話では、伏黒から「唯一手放しで尊敬できる人」と評されています。特級術師の実力を持つ上、4人の2年生の中で最もまともな性格・感性を持っているのが理由かもしれません。
五条からの評価
2巻11話では、「3年秤、2年乙骨、彼らは僕に並ぶ術師になる」と五条から言及されています。また、3巻18話では「これからの世代は『特級』なんて物差しじゃ測れない」という言葉も。
東堂からの評価
2巻16話・17話に登場した東堂は、姉妹校交流会に乙骨が出ることを望んでいます。「里香」の解呪前ということもあり、1年生の頃に人数合わせで参加した姉妹校交流会では乙骨が大活躍。
京都校に圧勝したほどの実力を持っていたのが要因と考えられます。
偽夏油からの評価
11巻90話の偽夏油は、乙骨を「私はあの子にそこまで魅力を感じないね」「無条件の術式コピー、底なしの呪力、どちらも最愛の人の魂を抑留する縛りで成り立っていたに過ぎない」と評しています。
里香の解呪前と比較すると、実力が低下しているのかもしれません。
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本ページの情報は2022年6月10日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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