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【呪術廻戦】禪院扇とは?術式・死亡理由|娘「真希真依」との関係・禪院家での立ち位置

呪術廻戦の「禪院扇(ぜんいんおうぎ)」を解説。禪院扇の術式、落花の情、領域展開、死亡理由、真希真依との父娘関係、禪院家での立ち位置、各巻ごとの活躍や登場話などもまとめています。

この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。

禪院扇(ぜんいんおうぎ)とは?

26代目当主直毘人の弟

呪術廻戦148話より引用。

禪院扇とは、御三家「禪院家」の生まれで特別一級の称号を持つ呪術師26代目当主直毘人の弟にあたり、その実力も兄直毘人に匹敵するほどです。

真希真依とは父娘の関係

呪術廻戦148話より引用。

扇は双子姉妹「真希真依」の実の父親にあたります。しかし、真希真依の出来が直哉より悪かったため、26代目当主になれなかった扇。

その過去もあってか、真希真依の殺害を自ら画策することも。2人を愛しているような描写は一切ありません。

禪院扇の現在状況について

https://entame-life.haranuud.com/jujutsu-chara

扇の術式・領域展開

「焦眉之赳(しょうびのきゅう)」

呪術廻戦149話より引用。

禪院扇の術式は作中で1度だけ登場。刀から炎を発生させる「焦眉之赳」といいます。業火の威力は、フィジカルギフテッドの真希を一撃で倒すほどの威力。

加えて、刀身が折れてしまっても、炎を刀身のごとく顕現させることも可能。さらに炎を伸ばすことで、刀のリーチを延長するといったテクニカルな使い方もできます。

領域対策の「落花の情」

呪術廻戦148話より引用。

「落花の情」とは、御三家に伝わる対領域の術。簡易領域のように自らは領域を展開せず、敵の必中の術式が発動し触れた瞬間に発動。

カウンターで呪力を解放し、必中術式から身を守るというものです。

扇は居合に転用

扇は落花の情を攻撃面にも転用。居合の構えの状態で落花の情を発動することで、不測の事態に備えつつ渾身の一撃を放つことができます。

領域展開は使用不可?

扇は領域展開を使用可能かどうか明らかになっていません。さらに扇は作中で死亡したため、今後領域展開を発動する可能性は低いです。

扇の最期・死亡理由

1.禪院忌庫で真希真依と対峙

呪術廻戦148話から引用。

直毘人の遺産を受け取れないことに納得できない扇は、伏黒恵および真希真依の殺害を画策。忌庫で真希真依の2人を待ち伏せし、まず真依を討伐。

その後現れた真希に対しても、磨き抜かれた術式と剣技で圧倒。瀕死の2人を、呪霊の棲まう懲罰房に投げ入れるのでした。

2.共闘した真希真依に敗北し死亡

瀕死の2人に対し「娘の出来が悪かったせいで当主になれなかったのだ」と捨て台詞を吐き、その場を立ち去る扇。

しかし、かろうじて意識のあった真依は、自身の命を犠牲にして構築術式を発動。真依は真希の剣となり、真希は復活を果たします。

復活した真希の力は扇を遥かに超えており、扇の頭部を一瞬で切断。扇は実の娘に敗れ死亡します。

禪院扇の登場話・活躍

5巻

42話:真希真依の親として名前だけ登場

真依の過去回想にて、名前だけ登場。禪院家の者が扇の娘について噂しているシーンで、「扇の娘の片方は術式どころか呪いも見えない」と言及されています。

このことから、扇はこの時点で真希真依の親だと確定していました。扇の性別はこの時点では分かっていません。

16巻

138話:直哉・甚壱と共に登場

禪院直毘人が亡くなる際、宗家の主要人物が禪院家に集結。扇は直哉・甚壱と共に登場しました。直哉の挑発を受け、直哉に剣を突き立てる扇。

しかしそこへフルダテが現れ、3人は戦いを辞めて直毘人の遺言を聞くことになります。直毘人の遺言によると、次期当主は直哉ではなく伏黒恵が受け継ぐことに。

扇はフルダテの遺言に対し異論を唱えることはなく、静観した様子を見せています。

17巻

148話:忌庫で娘の真希真依と戦闘

真希が禪院家の忌庫に呪具を回収しに向かったところ、そこには扇と怪我を負った真依の姿が。実は、扇は全財産が伏黒恵に譲渡されることに納得していなかったのです。

扇は五条悟(ごじょうさとる)解放を企てた無反者として、伏黒恵の殺害を計画。殺害の信憑性を増すために、実の娘である真希真依も共に殺そうとしていたのでした。

扇は忌庫で2人を待ち伏せし、まず真依を討伐。その後現れた真希にも深手を負わせます。

149話:結束した真希真衣に敗れ死亡

真希真依を倒した扇は、瀕死の2人を呪霊の棲まう懲罰房へ。「娘の出来が悪かったせいで当主になれなかったのだ」と捨て台詞を吐き、その場を立ち去ります。

しかし、かろうじて意識のあった真依は、自身の命を犠牲にして構築術式を発動。真依は真希の剣となり、真希は復活を果たします。

復活した真希の力は扇を遥かに超えており、扇の頭部を一瞬で切断。扇は実の娘に敗れ死亡します。

(C)芥見下々
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