呪術廻戦の「祈本里香(おりもとりか)」を解説。特級過呪怨霊としての術式・強さと能力、乙骨との関係、リカの現在、解呪までの経緯、壮絶な過去、0巻での活躍などもまとめています。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
祈本里香とは?
乙骨と愛を誓い合った少女
祈本里香とは、特級術師「乙骨憂太(おっこつゆうた)」の幼なじみにあたる少女のこと。乙骨とは非常に親しい関係にあり、結婚の約束を交わしていました。
しかし里香が初登場を果たした0巻では、里香は交通事故に巻き込まれ11歳で亡くなってしまいます。
死後は「特級過呪怨霊」に
交通事故で他界した里香は、死後呪いに転じ乙骨憂太を愛する「特級過呪怨霊」に変貌。
呪霊里香は、底なしの呪力を持ち無条件の術式模倣が可能に。呪霊の中でもトップクラスの強さで、里香の力を得た乙骨は特級術師の称号を得ます。
乙骨に危害を加える者は許さない
乙骨に対する愛情が深い故に、乙骨に危害を加えるものには容赦無く制裁を与えます。
特に女性と歳上男性に対して敵対心が強く、死後呪いに転じた後は、もともと仲が良かった乙骨の妹に対しても攻撃的になりました。
その結果、乙骨は家族と離れることになり、里香が乙骨が家族と離別した原因になっています。
祈本里香のプロフィール
死亡時年齢 | 11歳 |
---|---|
現在の年齢 | 16 or 17歳 |
誕生日 | 不明 |
等級 | 特級過呪怨霊 |
好きなもの | 乙骨憂太 |
嫌いなもの | 憂太以外の人間 特に女性と歳上男性 |
大嫌いなもの | 祖母の作った茄子の煮浸し |
声優 | 花澤香菜 |
祈本里香の術式【解呪前】
乙骨に力を分け与える
乙骨と里香は乙骨優位の主従関係にあります。そのため、里香の力は乙骨憂太も行使可能です。
無条件の術式コピー
狗巻家相伝の高等術式である"呪言"を再現するなど、無条件での術式コピーが可能。術式は本来1つしか使えないため、チート級の力と言えるでしょう。
11巻で偽夏油が、「祈本里香の魂を抑留する縛りで成り立っていた」と言及していたため、乙骨は現在この力を使えない可能性があります。
底なしの呪力を持つ
底なしの呪力を持つ点も里香の特徴。"術式"の再現を可能にし、さらに呪力で乙骨の身体能力を大幅に底上げしています。
ただし無条件の術式コピー同様、里香の力を元にした呪力であり、祈本里香の解呪に成功した現在では、乙骨が底なしの呪力を使えるかは不明です。
他人をも治せる「反転術式」
0巻では、夏油との戦いで重傷を負った真希・狗巻に反転術式で怪我を治す場面も。反転術式で他人を治療できる人物は本編上だと家入のみなので、とても貴重な能力です。
里香の現在|リカとして再登場?
乙骨と共に再登場を果たす
現在の里香は「リカ」か
渋谷事変終了後、乙骨憂太と里香が銀座の地で再登場を果たしました。里香は力を顕現して乙骨を襲う呪霊を討伐。
しかし里香の姿は描かれておらず、「里香」ではなく「リカ」と表記が変わっていたことから、現在の里香は特級過呪怨霊とは異なる存在でしょう。
では解呪後の里香の正体は、一体何なのでしょうか。
「リカ=乙骨の刀」の可能性
現在のリカは「乙骨の刀」である可能性が高いです。乙骨は刀に「付喪操術」を施して、リカの力を顕現させていると予想。その理由2つを解説します。
理由1:リカ攻撃時に刀が消えていた
「リカ=刀」説の根拠は、137話のリカの登場シーンにあります。
リカは乙骨を助けるために、野良呪霊を攻撃しました。
その攻撃シーンをよく見てみると、乙骨が腰に差していた刀が「リカの攻撃時にだけ」消えているのです。
そしてリカの攻撃が終了すると、次のシーンでは乙骨の刀が復活。現在のリカは、乙骨の刀になっていると思われます。
理由2:0巻で刀に呪いを込めていた
もう1つの根拠は、0巻にて乙骨が刀に里香の呪いを込めるシーンがあったこと。
里香は解呪に成功しましたが、呪いの一部が刀に残っていた可能性は高いです。
「呪いは物に宿ると安定する」という設定もあるので、物である刀に宿って、乙骨は当時の里香の力を顕現しているのでは無いでしょうか。
祈本里香の現在状況について
https://entame-life.haranuud.com/jujutsu-chara
祈本里香の過去|生前の出来事
1.幼少期に両親を失う
里香が5歳の時、母親が原因不明の急死に。さらに小学校入学の2日前には、父と共に登山に向かい、2人は遭難して行方不明になります。
里香は遭難開始から1週間後に山頂の避難小屋で保護されましたが、父親は行方不明のまま。里香は6,7歳の時点で両親を失ってしまいます。
2.病院で乙骨憂太と出会う
無事に保護された里香は、その後検査入院することに。そしてその病院にて、肺炎で入院していた「乙骨憂太」と出会うことになります。
退院後に里香は、乙骨と同じ小学校に復学しました。
3.父方の祖母に引き取られる
両親を失った里香は、父方の祖母に引き取られることに。しかし祖母は、自分の息子とその妻は里香によって殺害されたと思い込んでいました。
作中で言及はされていませんが、里香は祖母からひどい扱いを受けていたことが容易に想像できます。
里香の嫌いなものが「女性・祖母の作った茄子の煮浸し」であることからも、里香と祖母の不仲は推測できるでしょう。
4.死亡した後に特級呪霊へ
9歳の頃、里香は仲の良い乙骨に指輪を渡し、結婚の約束をしました。しかし里香は交通事故に遭い死亡。
その後里香は呪いとなって乙骨を呪い、それ以来乙骨と共に過ごすようになります。
5.事件を起こして呪術高専へ
2016年11月、乙骨が高校生1年生の頃、同級生4人が乙骨に対して執拗に嫌がらせを実施。
すると里香は乙骨を守るために4人をロッカー詰めにして重傷を負わせます。この事件をきっかけに、乙骨は完全秘匿での死刑執行対象に。
しかし、里香を祓うのに逆に何人呪い殺されるか分からない状況であったため、乙骨は五条悟(ごじょうさとる)の管理下で呪術高専へと転校し、呪いを学ぶことになりました。
6.里香の力を狙う夏油と戦闘に
特級の実力を持ちながらも呪詛師となった夏油は、特級過呪怨霊「祈本里香」を手に入れるため、乙骨を殺害することを目論みます。
2017年12月24日、百鬼夜行を行う陰で襲いに来た夏油と対峙した乙骨は、自らを生贄として里香の呪力の制限を解除。里香は夏油の右腕を吹き飛ばすほどのダメージを与え、夏油を撤退させることに成功します。
7.里香の解呪に成功
力を貸してもらう代わりに里香と同じ所に逝くという約束をした乙骨でしたが、乙骨が死ぬことはなく里香の解呪に成功。
実は里香が乙骨を呪っていたのではなく、里香の死を拒んだ乙骨が里香を呪っていたのでした。乙骨は菅原道真の系譜であるため、乙骨の呪いは非常に強いものだったのです。
呪いをかけた本人である乙骨が主従制約を破棄し、呪いをかけられた里香も乙骨へのペナルティを望んでいなかったため、里香は解呪される結果に。
里香は乙骨に別れを告げ、天国へと旅立っていきます。
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(C)芥見下々
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