呪術廻戦（じゅじゅつかいせん）の「東堂葵（とうどうあおい）」を解説。東堂葵の術式と領域展開・簡易領域、虎杖の呼び方、存在しない記憶、高田ちゃん・九十九との関係、左手は治るのか、名言や女性のタイプ、各巻ごとの活躍や登場話なども解説。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
東堂葵（とうどうあおい）とは？
呪術高専京都校の3年生
呪術廻戦5巻より引用。
東堂葵とは、呪術高専京都校に所属する3年生で、すでに一級称号を得た呪術師。強者との戦いを好む好戦的な性格であり、とにかく強気。芯が強く自分の意志を曲げないため、仲間とは頻繁に衝突し、仲間の多くから嫌われています。
しかし性格に難がある一方、その実力は京都校でも随一。特級呪霊を単独で退けるほどの力を持ち、呪術師界でも一目置かれている存在です。
虎杖の親友/ブラザーとなる
呪術廻戦49話より引用。
交流会にて虎杖と対峙した東堂は、「尻(ケツ)と身長(タッパ)のデカい女」が好きという共通点を見出し、虎杖を親友認定。
さらに「存在しない記憶」を見たことで、虎杖と共に淡い学生時代を過ごしたと妄想した東堂。虎杖を愛弟子のように扱い始めます。
尻と身長の高い女が好み
「尻と身長の高い女」がタイプであり、アイドルの高田ちゃんの大ファン。高田ちゃんの出演番組を見るためには、京都高専生と対立するほどの愛を持ちます。
また、初対面の相手には好きな女性のタイプを聞き、答えのタイプに応じてその相手を半殺しにすることも多々。
東堂葵のプロフィール
| 年齢 | 18歳 |
|---|---|
| 誕生日 | 9月23日 |
| 身長 | 190cm以上 |
| 所属 | 京都府立呪術高専3年 |
| 等級 | 一級呪術師 |
| 生まれ | 非術師の家系 |
| 趣味 | 高田ちゃん |
| 好きな食べ物 | ハラミ |
| 苦手な食べ物 | なし |
| ストレス | 退屈 |
| 声優 | 木村昴 |
東堂葵の現在状況について
https://entame-life.haranuud.com/jujutsu-chara
釘崎の術式・領域展開
場所を入れ替える「不義遊戯/ブギウギ」
呪術廻戦50話より引用。
東堂葵の術式は、手を叩いて術式範囲内にある物の位置を入れ替える「不義遊戯/ブギウギ」。呪力を宿した物全てが対象であり、呪術師や呪霊以外の物質も入れ替え可能。
自分以外の物質2つを選択できたり、手を叩いても入れ替えを発生させないなど、様々な使い方ができます。初見であれば特級すらも翻弄する強力な術式です。
人間離れした身体能力を持つ
術式だけでは敵にダメージを与えられないため、東堂の肉体は呪霊にダメージを与えられるほど鍛え込まれています。呪力を上乗せすれば、特級呪霊に致命傷を与えることも可能です。
黒閃の発動経験者
虎杖に黒閃の教えを説いていることから、「黒閃」の発動者と判明。黒閃を1度発動に成功した東堂は、呪力の核心に一歩迫っています。
そのため、新たな術式を獲得するなど、東堂の今後の成長余地は計り知れません。
領域展開は使用できるか不明
東堂は領域展開を使用可能か不明。真人の領域展開時に東堂は領域展開をしなかったので、使用できない可能性が高いです。
九十九直伝の簡易領域
呪術廻戦130話より引用。
領域展開はできないですが、九十九直伝の「簡易領域」で領域展開対策が可能。発動速度が非常に速いのが特徴です。
東堂の左手は復活する？
真人の無為転変で左手を切断
呪術廻戦130話より引用。
渋谷事変で真人と対峙した際、東堂は左手に無為転変を喰らってしまいます。無為転変の効果が全身に及ばぬよう、東堂は自ら左手を切断。
左手首より先が、完全に無くなってしまいました。その結果、術式「不義遊戯/ブギウギ」の発動も不可能になっています。
左手の復活は困難
結論から申すと、東堂の左手はもとに戻らない可能性が高いでしょう。なぜなら、切断する前の左手は無為転変で変形していたから。
無為転変は反転術式では治療不可能であるため、たとえ腕を生やすことに成功しても、その左手は奇形であり、意味をなさないでしょう。
さらにメタ的な発想にはなりますが、東堂は術式なしで1級呪霊を祓う力があると判明しています。
肉弾戦主体でも十分戦えるため、今後の展開に支障はなく、わざわざ戻さないのではないでしょうか。
義手が登場する？
ただし肉弾戦主体と言っても、左手がないのは攻撃力不足になるでしょう。
そこで考えられるのが義手の存在。特級呪霊に対抗できるよう、左手を武器化する可能性があります。
実際、メカ丸がそれを可能にしていましたし、呪具を管理した武器庫に義手が存在する可能性は高いでしょう。
東堂は義手を装着することで、改めて前線に返り咲くのではないでしょうか。
その他人物との関係性
親友：虎杖悠仁
呪術廻戦49話より引用。
存在しない記憶を見た後に、虎杖のことを「同じ中学出身の親友」だと錯覚。虎杖のことが大好きになり、胸のペンダントに虎杖の写真を入れていることも判明しました。
ちなみに、虎杖との関係が（一方的に）より深くなっていくごとに、虎杖の呼び方も変化しています。
虎杖の呼び方の変化
| 1回目 | 虎杖（マイフレンド） |
|---|---|
| 2回目 | 親友（マイベストフレンド） |
| 3回目 | 超親友（ブラザー） |
| 4回目 | 虎杖（ブラザー） |
師匠：九十九由基
呪術廻戦50話より引用。
東堂が小学3年生の頃に出会った特級呪術師。生意気な高校生をボコっていた東堂を発見した九十九は、東堂を呪術師にスカウトします。
その後東堂は九十九の指導を受けたと思われ、九十九直伝の簡易領域を授かっています。
大ファン：高田ちゃん
呪術廻戦18話より引用。
呪術廻戦に登場するアイドルで、「ケツとタッパのでかい女」という東堂のタイプに刺さっている人物。
その結果高田ちゃんの熱狂的なファンとなっており、個別握手会に参加したり、出演するTV番組はリアタイ・録画どちらも視聴するほど。
また、高田ちゃんは東堂の妄想にも度々登場し、戦闘のアドバイスを東堂に授け、呪霊との戦いでも大きな活躍を見せています。
東堂が気持ち悪いポイント
ファンの間で「キモ面白い」と定評の東堂。特に気持ち悪いと言われるポイントを解説していきます。（管理人は東堂大好きです！）
1：妄想力が半端ない
呪術廻戦51話より引用。
東堂は妄想力が豊かで、大好きな高田ちゃんと会話形式の妄想を頻繁にしています。
戦闘中はただ思考するのではなく、あえて脳内高田ちゃんからアドバイスをもらうというシチュエーションを選択。
そして、高田ちゃんとの妄想をコンマ数秒で完了させるほど妄想が日常化しています。
さらに、アドバイスをくれた脳内の高田ちゃんに対し感謝の言葉を述べていますが、冷静に考えると自分の脳みそに感謝しているだけです。
2：虎杖の写真を入れたペンダント
呪術廻戦130話より引用。
真人戦にて、東堂のペンダントが真人の攻撃により切断され落下。落ちたペンダントが衝撃で開くと、そこに入っていたのは虎杖と高田ちゃんの写真でした。
高田ちゃんはアイドルなので、写真を持っている・入れていることに違和感はありません。
しかし、虎杖の写真は東堂が写真を自ら撮って、わざわざ印刷してペンダントに入れたのでしょう。
親友想いなのは素晴らしいですが、常識を逸脱した愛情表現はさすがに気持ち悪いと評判です。
3：水着グラビア
呪術廻戦SP番外編より引用。
週刊少年ジャンプで掲載された番外編では、東堂が水着グラビアで登場。
「男性の水着グラビア」という需要がないかつ黒歴史な企画に対し、なぜか満更でもない表情を見せている東堂。
ポーズもがっつりグラビアを意識しており、あまりの本気度に気持ち悪さが倍増しました。
東堂の自意識過剰さがどこか鼻につく上に、せっかくの水着回を東堂が消費してしまうという衝撃の1コマでした。
東堂葵の名言3選
「どうやら俺達は"親友"のようだな」
女性のタイプが完全に合致した虎杖に言い放った言葉。存在しない記憶の影響とはいえ、初対面の虎杖を涙を流しながら親友認定したその姿は、東堂の変な性格を如実に表しています。
「リアタイと録画両方見んだよ ナメてんのか？」
虎杖殺害会議を離脱する際に、止めに入った加茂に伝えた言葉。高田ちゃんへの異常な愛に加え、他の生徒から嫌われている理由がはっきりと分かるセリフです。
「ピッ」
呪術廻戦54話より引用。
交流会の野球でバッターボックスに入った東堂。捕手の虎杖との戦いを実現するため、ホームランを打ったら、虎杖がピッチャーになれと頼もうとします。
しかし話の途中で真希の故意デッドボールが顔面を直撃し、「ピッ」と発言しただけで、東堂はその場に倒れるのでした。
東堂の登場話・活躍
2巻
16話：伏黒と釘崎の前に登場
買い出しをする伏黒と釘崎の前に登場。伏黒が乙骨に足る存在かを確認するため、伏黒にどんな女性がタイプか質問。
そして自分自身は「尻と身長のデカい女がタイプ」とカミングアウトするのでした。
3巻
17〜18話：一級術師としての実力を披露
性癖には人物の魅力全てが反映すると考えており、伏黒のことを退屈な男として認定。伏黒を半殺しにすべく襲いかかります。
さらに伏黒の発言から、東堂は京都百鬼夜行において、特級1体・一級5体を1人で祓ったと判明。
その圧倒的な実力を見せつけ伏黒を圧倒しますが、狗巻とパンダが東堂を静止。そして時間が差迫った高田ちゃんの個別握手会へと向かうのでした。
4巻
33話：京都校と対立し単独行動へ
楽巌寺から虎杖殺害の計画が発表されますが、高田ちゃんの登場する散歩番組を見るために会議を離脱。
さらに、女性のタイプが退屈な京都高専生に嫌気が差しており、単独行動を取ることを宣言します。
34話：交流会が始まり虎杖とタイマンに
姉妹校交流会が始まって早々、虎杖とタイマンに。鍛え上げられた身体から繰り出す一撃で、虎杖と呪霊を一瞬吹き飛ばします。
そしてなんとか立ち上がった虎杖に対し、「好きな女性のタイプは何か」と質問するのでした。
5巻
35話：虎杖のことを親友として認定
虎杖の返答は「尻と身長がデカい女」と、東堂のタイプと完璧に合致。返答を聞いた瞬間「存在しない記憶」が溢れ出し、虎杖のことを親友として認識するのでした。
そして虎杖との戦いを楽しむため、乱入した京都校生を退けて、虎杖と1対1の戦いに身を投じます。
36〜37話：虎杖の逕庭拳を改善する
虎杖と純粋な殴り合いを展開し、虎杖の実力を評価。しかし呪力が遅れてやってくる「逕庭拳」に納得がいかず、虎杖に呪力の教えを教示することに。
呪力の正しい流し方を伝え、虎杖を一歩上の呪術師へと引き上げるのでした。
6巻
47〜48話：虎杖の黒閃発動を見守る
突如現れた特級呪霊「花御」と対峙。東堂は虎杖が黒閃の発動に成功するまで戦闘には参加せず、虎杖を信じて戦いを見守ります。
そして「怒りを収めろ」というアドバイスを伝え、虎杖の黒閃発動を成功へと導きました。
49〜51話：術式を使用して花御を追い詰める
虎杖が黒閃発動に成功したため、東堂も戦いに参加。術式「不義遊戯」を発動して花御を翻弄し、虎杖と協力しながら黒閃を次々と叩き込みます。
さらに特級呪具を拾い、花御の弱点である目に強烈な一撃を加えるのでした。
7巻
53〜54話：4番キャッチャーとして野球に参加
特級呪霊の侵入で交流会は中断しましたが、東堂は交流会を続けるべきだと進言。学生時代の不完全燃焼を避けるため、またさらに強くなるために交流会は必要だと考えたのでした。
そしてくじ引きで決まった野球に、4番キャッチャーとして参加。ホームランを条件に虎杖との対決を希望しますが、真希から故意にデッドボールを受けてしまいます。
15巻
126話：渋谷に現れ虎杖を救う
渋谷の異変を聞きつけ、京都からわざわざ駆けつけて登場。真人に追い込まれた絶体絶命の虎杖を見事に救い出します。
(C)芥見下々
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