呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)の「万(よろず)」を解説。万の術式・領域展開、万の宿儺(すくな)に対する想いや両者の関係性、死滅回游(しめつかいゆう)での宿儺との戦闘、津美紀(つみき)に受肉した理由などをまとめていきます。
万とは?
宿儺のストーカー
万(よろず)は宿儺と同じ1000年前の平安時代の術師。宿儺に対して異常なまでの愛情を抱いています。宿儺絡みの事に関しては感情の起伏が激しくなるなど、かなりの変態。全裸でいるのが好きなのか、平安時代には全裸でいることが多かったです。
津美紀の体に受肉する
万は伏黒津美紀に受肉。受肉してから死滅回游まで正体を隠し、津美紀として振る舞っていました。死滅回游が佳境に入り、伏黒恵(めぐみ)から100点を譲渡された際、とうとう正体を明らかにしました。
また、万は受肉した際に器(津美紀)の自我を殺し沈めているため、既に津美紀は死亡した事になります。
万のプロフィール
生まれた時代 | 1000年前の平安時代 |
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年齢 | 不明(推定1000歳前後) |
等級 | 不明 |
初登場 | 死滅回游編 |
滞在場所 | 仙台結界(コロニー) |
万の現在状況について
https://entame-life.haranuud.com/jujutsu-chara
万の術式と領域展開
なんでも再現できる術式
万の生得術式は構築術式。禪院真衣(ぜんいんまい)と同じです。ただ、真衣とはレベルが違います。万の構築術式は万が認識できるあらゆる物質をほぼ全て再現が可能。しかし、術量の総量・出力ともに優れているものの、燃費が悪いのが弱点です。その弱点のせいで、何度も窮地に立たされていました。
そこで万は考え抜いた末、昆虫のエネルギー効率に活路を見出し、昆虫の生体機能を特化させた「肉の鎧」を作り上げます。さらに、自在に操れる「液体金属」を使い、中距離攻撃をカバーするに至りました。
結果、肉の鎧を纏うことで攻撃力・防御力・機動力は大幅にUP。鍛錬を重ね、やがて烏鷺(うろ)が率いていた「日月星進隊」と並ぶ藤氏直属征伐部隊「五虚将」を打ち返す程の実力者になりました。
完全なる真球を構成する
万の領域展開は「三重疾苦(しっくしっくしっく)」。液体金属で構成した完全な真球に必中効果を付与するものです。完全な真球は無限の圧力を生み出すため、真球に触れると跡形もなく消し飛びます。まさに必中必殺の領域展開です。
宿儺との戦い
1000年ぶりの再会
万は伏黒の前で正体を現すと「結界内外の出入り自由にする」という総則を追加し、宿儺の元に向かいました。万は宮城県の「仙台結界」に移動し、伏黒の体を手に入れ、「浴」を終えた宿儺と対峙。
万は「貴方を殺すのは私でありたい」と想いをぶつけます。さらに、宿儺に勝利した際には結婚する縛りを結び、宿儺と戦い始めます。
万は構築術式を使用し、宿儺に猛攻を仕掛けます。しかし、宿儺が伏黒の「十種影法術」を使い、宿儺が自身の術式を使わないことに激怒。
万は肉の鎧を纏って更なる攻撃を仕掛け、宿儺に術式を使わせようとします。そして、領域展開「三重疾苦」を発動。しかし、宿儺は既に重複していた最強の切り札・魔虚羅を召喚し、魔虚羅が真球を破壊。そして、魔虚羅の攻撃を食らい、死亡しました。
万は死ぬ前、「これあなたに」、「私だと思って後生大事に使ってね」と何かを宿儺に渡しました。
(C)芥見下々
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