呪術廻戦の「禪院真希(ぜんいんまき)」を解説。禪院真希の術式・天与呪縛、死亡説と火傷後、使用呪具、過去、真依や禪院との確執、各巻ごとの活躍や登場話などもまとめています。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
禪院真希(ぜんいんまき)とは?
呪術高専東京校の2年生
禪院真希とは、呪術高専東京校の2年生で、御三家と呼ばれるエリート呪術師の家系の一つである禪院家の生まれです。京都校の真依とは双子で、真希は双子の姉にあたります。
4級術師だが実力は2級以上
禪院家の介入により4級術師から昇級できずにいますが、本来は2級呪霊でも難なく倒せるほどの実力の所持者。
呪力を扱えない代わりに天与呪縛を受けており、術式なしでも人外な身体能力を用いて戦うことが可能です。
8巻では冥冥・東堂の2人によって1級術師に推薦されており、10巻時点で昇級査定中となっています。
禪院家当主を目指す
真希の夢は禪院家の当主になること。呪力のない真希は名家の生まれでありながら、雑用係を任されていました。
しかし真希は挫けることなく、禪院家を見返してみせると決意。立派な呪術師になるため、家を出て呪術高専東京校へ入学するのでした。
禪院真希のプロフィール
年齢 | 16歳 |
---|---|
誕生日 | 1月20日 |
出身地 | 京都 |
等級 | 4級術師 |
所属 | 呪術高専東京校2年 |
父親 | 禪院扇 |
特技 | 空き缶潰し |
好きな食べ物 | ジャンクフード |
苦手な食べ物 | 精進料理 |
ストレス | 禪院家がらみの手続き |
声優 | 小松未可子 |
禪院真希の現在状況について
https://entame-life.haranuud.com/jujutsu-chara
禪院真希の術式・領域展開
特定の術式を持たない
禪院家の生まれであるにもかかわらず、特定の術式を持っていません。そもそも呪力が無く、呪いも見えないという呪術師には向かない境遇。
呪力を感知するメガネをかけることで、呪霊との戦いを可能にしています。
「天与呪縛」による人外な身体能力
呪力がない真希ですが、生まれつき呪力のない縛り「天与呪縛」により、術式と引き換えに人間離れした身体能力を所持。別名、フィジカルギフテッドと言います。
そのため呪力がないにも関わらず、特級相手にもダメージを与えることができ、並みの術師を優に超える実力を持つのが特徴です。
人間離れした身体能力を発揮した場面
- 真依が撃った銃弾を刀で両断する
- 真依が撃った銃弾を素手でキャッチする
- 野球戦でホームラン級の当たりを見せる
領域展開は使用不可
禪院真希は術式を持たないため、領域展開は使用不可能と思われます。
簡易領域などの領域を中和する方法も持ち得ないので、領域を展開されると厳しい戦いを強いられます。
禪院真希の使用呪具
呪具の扱いは学生一の腕前
呪いが見えず術式を持たない真希は、呪力が込められた呪具で戦います。呪具の扱いに関しては、伏黒が学生一と認めるほどの腕前。
三輪との戦闘では一対一で勝利。特級呪具「游雲」を使用すれば、特級呪霊の花御・陀艮と戦えるほど。
真希の使用呪具
- 眼鏡
- 屠坐魔(とざま)
- 游雲(ゆううん)
- 竜骨(りゅうこつ)
眼鏡
呪霊を視認するための呪具。真希は生まれつき呪力を持たないので、眼鏡が無いと呪霊を見ることができません。
屠坐魔(とざま)
短剣の呪具。真希が五条に貸し出していましたが、無断で虎杖に又貸しされることに。少年院の特級呪霊との戦いで破壊。虎杖は真希に屠坐魔が壊れたことを隠しています。
游雲(ゆううん)
打撃に特化した特級呪具。特級呪具の中では唯一術式効果を一切持たず、その強さは使用者の身体能力に比例します。
0巻時点では夏油傑(げとうすぐる)が所有していましたが、その後真希が使用者に。夏油に敗れた過去がある真希にとっては、胸糞悪いらしい一品とのこと。売れば5億は下りません。
竜骨(りゅうこつ)
組屋鞣造の作り上げた傑作。刃で受けた衝撃と呪力を蓄積し、使い手の意図に合わせて噴出するカウンター系呪具です。
真希の死亡説|火傷について
渋谷事変で死亡が濃厚に
渋谷事変にて、真希は特級呪霊「漏瑚」と対峙。七海・直毘人と共に挑みますが、漏瑚の圧倒的なスピードを前に敗北。
真希は上半身を焼かれてしまい死亡が濃厚になります。
大火傷を負いながらも復活
渋谷事変終了後、漏瑚に焼かれた直毘人の死亡が確定。同様に真希も死亡したかに思えましたが、天与呪縛のフィジカルギフテッドによる生命力で、奇跡的に生存。
髪型はポニーテールから短髪に変化、顔には大火傷跡が残ったものの、術師として復活しています。
禪院真希の過去|真依との約束
1.御三家の一つ禪院家に生まれるが…
エリート呪術師の家系である禪院家に生を受けます。しかし呪力なしの体質かつ、双子の真依が呪力持ちだったため、幼少の頃から虐げられてきた真希。
「アンタなんか生まなきゃ良かった」「禪院家の恥め!!!」「皆真希みたいになっちゃ駄目よ」などと言われていたことが0巻に描かれています。
2.真依との約束
幼少期から虐げられてきた真希ですが、不安など無いように未来へズカズカと突き進む性格でした。
呪霊を怖がる真依の手を引いて歩くなど、妹を支えてきた真希。真依は真希を信頼していたため、「置いていかないでよ」という想いを真希に吐露したことも。
それに対し真希は「絶対に置いていかない、姉妹だから」と、真依と約束します。
3.禪院家を出ることに
禪院家で雑用係を続けていた真希ですが、「このままだと自分を嫌いになるから」という理由で家を出ることを決意。
禪院家を見返すべく、呪力を持たないながら禪院家当主を目指すと、当主である禪院直毘人に告げます。直毘人からは、真希に相応の試練(嫌がらせ)を与えられることに。
さらに妹の真依は、自分を置いて家を出てった真希を恨むように。「置いていかないでよ」という約束が破られ、2人は決別するのでした。
4.呪術高専へ入学、乙骨らと出会う
呪術高専に入学した真希は、パンダや狗巻、転校してきた乙骨と同級生となることに。
乙骨と共に小学校の呪いを祓う任務に挑みますが、呪具を落とした上に呪霊に飲み込まれてしまいます。
呪いに耐性が無いにもかかわらず呪霊の攻撃を受けてしまいますが、里香を顕現した乙骨によって呪霊を祓うことに成功しました。
5.百鬼夜行を生き延びる
新宿・京都で「百鬼夜行」が行われた際には、裏で呪術高専に侵入した夏油と会敵することに。
敗北した真希は腹部から出血、脚が千切れかけるほどの大怪我を負いますが、乙骨の反転術式によって生き延びました。
(C)芥見下々
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