【呪術廻戦】獄門彊(ごくもんきょう)とは？獄門彊の使い方や能力・表と裏の違い、五条が封印された経緯

「呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)」の獄門彊(ごくもんきょう)を解説。獄門彊の使い方や能力。獄門彊の正体。獄門彊表と裏の違い、五条(ごじょう)が封印された経緯について解説していきます。

獄門彊とは

成れの果ての姿

獄門彊は「生きた結界」と呼ばれた源信(げんしん)という人物の成れの果ての姿です。特級呪物の漏瑚(じょうご)が「忌み物」と呼ぶほどの呪物。

外見はルービックキューブのような立方体。表面には無数の眼球が浮かんでいるなど気味が悪いです。

どんなものでも封印する

獄門彊はどんなものでも封印する力を持つと言われています。獄門彊で封印できる定員は1名のみです。封印された者が死なない限り、再使用はできません。封印されると自力で出ることは不可能です。また、獄門彊の内側には物理的な時間が流れていません。

獄門彊には表と裏がある

獄門彊には「表」と「裏」があります。羂索が五条を封印したのは獄門彊の表で、獄門彊の裏は天元（てんげん）が持っていました。

天元は裏を封印し、表の気配を抑えていましたが、羂索は表を海外で発見していました。

獄門彊の使い方・解き方

対象者を1分間その場に留める

獄門彊を使うには、開門してから封印有効範囲の半径4m以内に1分間、対象者を留めさせることが条件。この1分は物理的な時間ではなく、対象者の脳内時間での1分です。

つまり、現実では数秒の足止めでも対象者の脳内で1分が経過していれば、封印は可能。

獄門彊は開門すると、立方体が大きく開き、真ん中に巨大な一つ目が剥き出しになります。先述の封印条件をクリアすると、獄門彊の一部が対象者に突き刺さり、対象者を拘束。

五条ですら拘束された時点で呪力が感じられず、体に力が入らない詰みの状態になります。

解くには3つの手段しかない

獄門彊の封印を解くには、3つの手段しかありません。

作中で可能性があるとされたのは、発動中の術式を強制的に終了させる「天逆鉾(あまのさかほこ)」か、術式を消滅させる天使の術式「邪去侮の梯子(やこぶのはしご)」、あらゆる術式効果を乱し相殺する「子黒縄(こくじょう)」の3つです。

五条が封印された経緯

羂索の策にはまる

五条が獄門彊に封印されたのは渋谷事変。渋谷事変では渋谷駅を中心に一般人が駅に閉じ込められ、外に出れない状況になっていました。五条は渋谷駅に現着し、漏瑚・花御(はなみ)・脹相(ちょうそう)と対峙。

渋谷駅の地下、漏瑚たちは大勢の人間を犠牲にしながら、五条を追い詰めていきます。それでも余裕の五条。しかし、そこに、特級呪霊の真人（まひと）が大量の改造人間を電車に乗せ、五条の元に駆け付け、状況は一変しました。

五条は領域展開「無量空処(むりょうくうしょ)」を発動。一般人が廃人にならず社会復帰できるたった0.2秒間で改造人間1000体を瞬殺します。その瞬間、夏油(げどう)の姿をした羂索が登場し、獄門彊を開門。

五条は自分が殺したはずの夏油の登場に学生時代の記憶が溢れだし、脳内で1分が経過。獄門彊の一部が体に突き刺さってしまい、封印は完了しました。

天使の術式で解除

虎杖(いたどり)たちは145話で説明から獄門彊には「裏」があること、裏からでも開ける事が出来れば、封印を解除できると知ります。羂索の仕込んだ死滅回游と通して、「あらゆる術式を消滅させる」術式を持つ過去の術師・天使を探すことになりました。

220話で天元から預かった獄門彊裏と協力を快諾した天使がようやく揃いました。そして、221話で天使は「邪去侮の梯子(やこぶのはしご)」を発動。

獄門彊の封印は解かれ、五条は無事に復活を果たしました。