漫画・アニメを2倍楽しめる

漫画考察エンタメ人生

【呪術廻戦】加茂憲倫(かものりとし)とは?衝撃の正体・呪胎九相図との関係

.jujutsu-yougo td:nth-child(1){width:33%;font-weight:bold;text-align:center;}
.jujutsu-yougo td:nth-child(2){width:33%;font-weight:bold;text-align:center;}
.jujutsu-yougo td:nth-child(3){width:33%;font-weight:bold;text-align:center;}

呪術廻戦の「加茂憲倫(かものりとし)」を解説。呪胎九相図を作った経緯、謎に包まれた正体、加茂憲紀や偽夏油との関係性、御三家との繋がり、登場話や活躍についてもまとめています。

この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。

加茂憲倫(かものりとし)とは?

加茂家の汚点と呼ばれる呪術師

呪術廻戦60話より引用。

加茂憲倫とは、明治時代の初め頃に活躍した加茂家出身の呪術師

多くの呪術文化財を遺しましたが、非人道的な方法で「呪胎九相図」などを生み出しており、「史上最悪の呪術師」「御三家の汚点」と語り継がれています。

実験のためには手段を選ばない

加茂憲倫の情報は少ないものの、知的好奇心の強い人物だったことが明かされています。

その好奇心を満たすためには、女性に強制的に子供を作らせ堕胎させるなど、手段を選びません。

実在には存在しない人物

加茂憲倫という人物は実際に存在しません。

しかし、呪術を扱う陰陽師には過去「賀茂家」という名家が実在しました。そのため、呪術廻戦の加茂家自体は賀茂家をモデルにしていると思われます。

加茂憲紀(かものりとし)との関係・違い

加茂憲紀は全くの別人物

呪術廻戦44話より引用。

同名の人物として、京都校3年生の加茂憲紀(かものりとし)がいますが、2人は全くの別人物です。

加茂憲倫は憲紀の先祖にあたり、明治時代の人物。生まれた時代も異なります。

同名の理由は「母の汚れ」が原因

あえて同じ名前がつけられたのは、加茂憲紀が側女の子(愛人の子)だからと思われます。

加茂家は名家であるため、愛人を受け入れられなかったのでしょう。実際憲紀の母は「爛れた側女」と言われ、いじめを受けていました。

汚れた母から生まれたため、憲紀は加茂家の汚点である「加茂憲倫」と同じ名前を付けられたのでしょう。

加茂憲倫の正体

実は体を乗っ取られていた

呪術廻戦134話より引用。

正体は別の人物

明治時代を生きた加茂憲倫は、呪胎九相図などを作ったことで「史上最悪の呪術師」として名を残しました。

しかし、当時の加茂憲倫の頭部にはツギハギ模様があり、偽夏油と同じく、加茂憲倫ではない何者かが体を乗っ取っていたのです

そのため、本当の加茂憲倫が呪胎九相図を作ったのではなく、偽物が悪事を働いていたということ。

「御三家の汚点」という蔑称は、完全に冤罪だったと言えるでしょう。

呪胎九相図を作った経緯

1.呪霊の子供を孕む女性が居た

呪術廻戦60話より引用。

加茂憲倫が生きた明治の初め、呪霊の子を孕む特異体質の女性がいました。

彼女の身に覚えのない懐妊でしたが、呪霊と人間の混血児ということから、親類縁者からの風当たりは非常に強く、家を出ることに。

亡くなった混血児の子供を抱え、その女性は山向こうの寺へと駆け込むのでした。

2.自身の寺で女性・混血児と出会う

女性が駆け込んだ寺は呪術師が開いた寺であり、その呪術師こそ加茂憲倫でした。ちなみにこの時点で、加茂憲倫の体は何者かに乗っ取られています。

3.九度の懐妊・堕胎を強制する

そして偽憲倫の知的好奇心は、呪霊と人間の混血児の虜となりました。特異体質の女性を実験道具として扱い、九度の懐妊・九度の堕胎を強制します

その時生まれた9人が呪いを帯びた結果、特級呪物「呪胎九相図」へと変貌したのでした。

ちなみに懐妊堕胎方法、女性のその後に関する一切の記録は、完全に破棄されてしまいます。

加茂憲倫の登場話・活躍

7巻

60話:呪胎九相図の製作者と判明

呪胎九相図の2,3番にあたる「壊相・血塗」が、虎杖釘崎と対峙。その戦闘において、呪胎九相図は加茂憲倫が作った呪物だと判明します

当時の加茂憲倫は、呪霊と人間の混血児を孕む女性を研究道具として扱い、非人道的な方法で呪胎九相図を生み出しました。

その結果、憲倫は「御三家最大の汚点」と呼ばれていることも判明します。

16巻

134話:加茂憲倫も体を乗っ取られていた

渋谷事変の最終局面で、偽夏油が脹相(ちょうそう)や虎杖と対峙。脹相は生まれた当時の記憶を取り戻し、「偽夏油=加茂憲倫」と正体を暴きます。

しかしそれは半分正解半分間違いで、当時の加茂憲倫はすでに何者かに体を乗っ取られていたと判明。

加茂憲倫の悪行も、全て偽物による犯行だったと明らかになります。

加茂憲紀の解説はこちら

https://entame-life.haranuud.com/jujutsu-chara-kamo-noritoshi/

関連記事はこちら

(C)芥見下々
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。

  • B!