呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)133話のネタバレ解説。偽夏油に殺されかけた冥冥は憂憂と共に海外に逃亡しており、虎杖真人の前に偽夏油が登場。虎杖を軽くあしらい、弱った真人を呪霊操術で吸収。そして偽夏油は新世界を作る計画を語り始め…
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この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ最新話をまだ見ていない方が閲覧する際はご注意ください。
呪術廻戦133話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載「呪術廻戦」の概要
呪い。
辛酸・後悔・恥辱...。人間の負の感情から生まれる禍々しきその力は、人を死へと導く。ある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、高校生の虎杖は、呪いを廻る戦いの世界へと入っていく...！異才が拓く、ダークファンタジーの新境地！
前回132話のおさらい
・虎杖は逕庭拳で真人を怯ませることに成功
・東堂の拍手で真人に大きな隙を作り出す
・虎杖全力の黒閃が真人に炸裂
・虎杖の殺意に怯え、逃走を図る真人
・弱った真人の前に偽夏油が現れる
前回のネタバレはこちら
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呪術廻戦本誌133話のネタバレ
東堂は偽夏油のもとを訪れていた
真人戦前（23:19以前）の出来事。
23:09、東京メトロ渋谷駅B5F副都心線ホーム。
東堂と新田新は、五条悟（ごじょうさとる）を助けるために渋谷駅B5Fを訪れていました。しかし、そこには無量空処で気絶した一般人がいるだけで、偽夏油傑（にせげとうすぐる）の姿はありません。
偽夏油は、獄門彊をすでに持ち去っていたのです。
五条を救うのはもう難しいと考える東堂。頭を切り替えて「味方を救い、出来る限り敵戦力を削ぐ戦い」へと目的を変更します。
こうして東堂は、ブラザーである虎杖を救うために渋谷を走り回るのでした。
パンダ・日下部生存だが…
23:28。渋谷ストリーム前。
宿儺・漏瑚が戦ったこの場所は、建物が崩壊しており瓦礫の山と化していました。
生存者はいないように見えたが、戦いに巻き込まれていたパンダは難なく生存。日下部を探すため、ゴリラモードになり瓦礫をどかしていきます。
瓦礫の山の中から現れる日下部。大きな怪我はありません。しかし、日下部の虎杖に対する態度は以前と大きく変わっていました。
日下部はパンダに「虎杖の死刑に賛成だ」と語ります。
なぜなら、事前に聞いていた「肉体の主導権は虎杖にある」という話とは違い、虎杖は全く宿儺をコントロールできていなかったから。
日下部の意見を聞いたパンダは、暴走した虎杖のことを擁護できず、複雑な表情を浮かべます。
冥冥は海外逃亡
22:36現地時間、マレーシアのクアラルンプール。（日本は23:36）
冥冥と憂憂は共にベッドに横たわり、談笑をしています。冥冥は偽夏油に殺されかけたため、憂憂の術式で海外逃亡していたのです。
くつろぐ冥冥のもとに電話がかかってきます。相手は誰か分かりません。
冥冥は電話相手に以下のことを伝えます。
・憂憂の術式で逃げてきた
・日本の株と東京の不動産は全て売り捌いた方がいい
・円も変えた方がいい
・主要先進国への負の連鎖も免れない
冥冥は電話相手にお礼を言われた後に、インサイドの関係を続けようと伝え、電話を切ります。
脹相（ちょうそう）は虎杖のもとへ
23:28、渋谷駅B3F田園都市線ホーム。
脹相は存在しない記憶を見て未だ混乱しており、ホームに座り込んでいました。
虎杖は本当に弟なのか、なぜいきなり兄弟だと思ったのか。虎杖は何者なのか。
脹相は虎杖を知るため・そして自分が何者か知るために、虎杖のもとへ向かっていきます。
偽夏油が真人吸収
23:36、渋谷警察署宇田川交番跡。
這いつくばる真人の前に、偽夏油が現れます。「夏油」という単語を聞いた虎杖は、五条を奪った犯人だと認識し、偽夏油へ殴りかかっていきます。
しかし、偽夏油は呪霊操術を使用して大鯰（おおなまず）の力を行使。虎杖の足元に巨大な黒い穴が現れ、謎の力で、虎杖をひっくり返して動きを止めます。
さらに偽夏油は、呪霊操術の強みである手数の多さを駆使し、準1級以上のムカデの呪いを召喚。
大鯰で動きを止められた虎杖は、ムカデの攻撃をモロに受けてしまい、全身血塗れの重傷を負ってしまいます。生きてはいるが、立つことも困難な状態。
偽夏油は余裕げに虎杖に語ります。
去年の百鬼夜行は、新宿と京都に戦力を分散させなければ、乙骨ではなく夏油が勝っていたと。
真人は偽夏油の背後から襲いかかるが、攻撃は回避されます。
そして、真人は「知ってたさ、だって俺は人間から生まれたんだから。」と言い残し、偽夏油の呪霊操術で吸収されるのでした。
そして偽夏油は虎杖に語り始めます。これからの世界の話を。
134話へと続く。
134話のネタバレはこちら
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133話のネタバレ感想・考察
Q,偽夏油の正体はだれ？
順当に行けば特級術師「九十九由基」です。九十九の目的は「呪霊の生まれない世界を作ること」。真人の無為転変を使えば、人間を呪力が使えるように改造できるため、九十九の計画に王手がかかります。偽夏油の行動に筋が通るのです。
次点で可能性が高いのは「加茂憲倫」。今回133話で偽夏油は「我ながら流石、宿儺の器はタフ」という発言を残していました。このことから、偽夏油が虎杖出生の関係者と判明。虎杖が九相図、偽夏油が加茂憲倫であれば、発言にも筋が通ります。
Q,冥冥の電話相手は？
不明ですが、アメリカにいる可能性が高い。マレーシアで22:36の場合、アメリカは朝の7:36。冥冥の朝発言と一致するのです。
乙骨は海外にいますが、背景の建物からアフリカにいる説が濃厚なので、乙骨ではありません。
Q,次の章はどうなる？
海外逃亡編になりそう。五条という後ろ盾がない今、虎杖が日本にいるのは難しい。死刑を逃れるには海外逃亡しか考えられません。
冥冥七海の発言から、マレーシアは呪いの被害が少ないと予想でき、国ごとに呪いへの態度は異なると分かります。
虎杖を受け入れる国が登場するのではないでしょうか。
134話のネタバレはこちら
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ここから下は、133話が出る前の予想内容になります。
133話までのネタバレ予想
なぜ偽夏油は姿を現した？
呪霊操術で真人を吸収する可能性大
呪術廻戦81話より引用。
偽夏油は呪霊操術を使えるため、虎杖に敗北した真人はそのまま使役されてしまう可能性があります。
偽夏油の目的は判明していませんが、次章の敵として君臨することは間違いないでしょう。虎杖のライバル真人を吸収して、真人が再び姿を現すのは熱い展開です。
偽夏油が九十九なら筋が通る
呪術廻戦77話より引用。
実は偽夏油は、メカ丸VS真人戦で真人を吸収しようとしていました。そして、九十九の目的は「呪霊の生まれない世界を作ること」。
真人の無為転変を使えば人間を呪力が使えるように改造できるため、呪霊発生の原因である「呪力の漏出」を防げます。
真人を吸収すれば九十九の計画に王手がかかることに。偽夏油の正体が九十九であれば、偽夏油の行動に筋が通るのです。
加茂憲倫の可能性もあり
順当に行けば九十九ですが、他に考えられる人物としては「加茂憲倫（かものりとし）」が挙げられます。
というのも偽夏油は102話にて、「やるじゃないか、最近の術師にしては」というセリフを使っていました。
この言葉は、最近の術師を知っている者 or 長年生きている者でなければ出てこないです。
前者であれば九十九の可能性が高いですが、後者であれば過去に活躍した術師の可能性大。明治初期に活躍した加茂憲倫ではないでしょうか。
冥冥は偽夏油によって殺害か
冥冥は憂憂と共に偽夏油と戦っていたはずですが、虎杖たちの前に無傷の偽夏油が登場。冥冥の身に何かあったのは間違いありません。
情報が少ないので予想に過ぎないですが、偽夏油に殺された可能性が高そう。
というのも、冥冥は既に疱瘡神との戦いで技を出し切っているので、見せ場はもうなくても良い状態。ここで退場しても物語に大きな支障はないと思われます。
買収された可能性は低そう
偽夏油に買収された可能性も考えられますが、流石に守銭奴の冥冥でも、人類の存続が危うい状況でお金を選ぶと思えません。
呪霊側が勝ってしまうと、実力社会となりお金の価値が薄れてしまいますし。
五条悟（ごじょうさとる）の完全封印が濃厚に…
五条は渋谷駅地下5Fで封印に抵抗しており、偽夏油はその場からあまり動けませんでした。
しかし、偽夏油が地上にいる虎杖たちの前に現れたことから、五条の完全封印に成功した可能性が高いです。
渋谷編後の次章では、五条悟の奪還を目指すのではないでしょうか。
134話のネタバレはこちら
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