呪術廻戦202話のネタバレ。脹相VS羂索の戦いの行方。羂索が呪霊を生み出す本当の目的。九十九由基が星漿体であることについて考察。
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この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ最新話をまだ見ていない方が閲覧する際はご注意ください。
呪術廻戦202話のネタバレ
前回201話のおさらい
・サイラスが呪術師の有用性を語る
・アメリカが保護を大義名分に呪術師の拉致を決定
・羂索がアメリカ軍兵士総勢45名と腕試し
・羂索が巨大な象の呪霊を使用し圧倒
前回のネタバレはこちら
https://entame-life.haranuud.com/jujutsu201/
今回202話のキャラ情報
キャラ | 現在の状況 |
---|---|
薨星宮(こうせいぐう)直上にて羂索と対峙。明らかな殺意を持って羂索に挑む。 | |
脹相と共に天元の護衛中。天元と語らう中で、自身の考えをぶつける。 | |
薨星宮内にて自身を護衛する九十九と語らう。九十九から自身と同化した星漿体の声を聞き出そうとするが失敗する。 | |
天元を獲得するために薨星宮を襲撃。天元を守る脹相と対峙する。 |
呪術廻戦本誌202話のネタバレ
九十九と天元との語らい
場面は東京第一結界、薨星宮(こうせいぐう)の中へ。
九十九が天元に、星漿体(せいしょうたい)の同化を拒否した理由を問い詰めます。
天元は拒否したというより、現実を受容したと返答します。進化した自分が結果的に理性を保つことを何となく感覚で悟っていたと続けました。
天元の言葉に対して憤慨する九十九。多くの星漿体となる予定だった子どもたちを犠牲にした上で、「同化の必要性がなかった」という結果に対して納得が行かないようです。
天元は、元星漿体である九十九に自分と同化した星漿体たちの声を代わりに聞いてくれと頼みますが、九十九はそれを拒否。
九十九「オマエに楽なんてさせない」
羂索VS脹相!
11月16日0:00 薨星宮の直上。
突如舞い降りた羂索の前に、脹相が立ちはだかります。
漠然とした殺意を羂索に向ける脹相。そんな脹相に対して羂索は、死滅廻游はすでに役割を終え、非術師の同化前の慣らしはすでに終了していると語ります。
最後の鍵として、天元を取りに来ました。余裕があるからか、自分の思い描く「世界の終わり」を脹相に見せる羂索。
羂索は、日本での非術師と天元との同化は1億人の呪力を孕んだ呪霊になるとの見解を話し、その姿がどんなものになるのかと嬉しそうに語りました。
羂索「私は今、白い画用紙の前でクレヨンを握りしめた幼子のような心持ちだ」
脹相はそんな羂索に対して、それを行う目的を問いかけますが、羂索の返答は“ただ面白いと思ったから”。
羂索「一億人の呪力の塊が抱腹絶倒のマヌケ面だったら君はどうする?」
「笑っちゃうよね」
怒りを隠せない脹相。穿血の構えを羂索にたいして向けました。
203話へ続く
202話のネタバレ感想・考察
羂索が各国に訪れた意味
今回202話で羂索の目的が日本人1億人の呪力で呪霊を作ることだと判明しました。
呪霊を作る目的は“ただ作る”こと。誰も見たことがないものを作り、その様子を観察することだと語っています。
現状ただのサイコパスのような印象を受けますが、ただ1億人の日本人から呪力を奪って呪霊を作るだけだと、羂索が各国の首脳陣に接触した理由が不明です。
恐らくですが、天元を手に入れた後の羂索の目的は、1億人の呪力で作った呪霊で各国の軍隊を潰そうとしているのではないでしょうか。
羂索曰く、現状の気持ちとしては「白い画用紙の前でクレヨンを握りしめた幼子のような心持ち」だと語っています。
子どもなら、手に入れたおもちゃは使ってみたいと思うはず。出来上がった呪霊の試運転を、外国の軍隊に対して行おうとしているのではないでしょうか。
脹相は羂索に勝てる?
脹相が天元を守るために羂索に対峙し、戦闘が開始されました。
脹相は人間と呪霊の混血のため、かなりの確率で羂索が使用する呪霊操術の対象となると思われます。
その場合は羂索に対して為すすべなく敗北してしまうことになりますが、今回は九十九が脹相と共にいます。
九十九の能力は不明ですが、数少ない特級術師の内の1人。
何かしらの対抗策を持って、羂索に立ち向かうことはできるでしょう。
九十九は元星漿体
今回202話で九十九がかつて星漿体であったことが判明しました。
星漿体とは、ほとんど不死である天元が長寿のために進化を起こし、人類にとって危害のあるものへと変化する可能性があったため、その進化を抑え込むための人柱のような存在でした。
かつて作中で登場した星漿体は天内理子がいましたが、彼女は伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)によって殺害。星漿体としての役割を果たす前にこの世を去っています。
九十九はそんな星漿体候補の一人で、かつて天元と同化した星漿体たちの声を聞くことができるようです。
それは九十九がかつて星漿体だったからか、九十九自身の呪力によるものかは不明ですが、羂索との戦いの中で明らかになると思われます。
ここから下は、202話が出る前の予想内容になります。
202話のネタバレ予想
前回201話のキャラ情報
キャラ | 現在の状況 |
---|---|
マーキングしていた非術師を無為転変で覚醒させ、死滅回游を開始。現在、アメリカの首脳陣に資源としての呪術師の有用性を説く。 | |
羂索と共にアメリカ大統領に呪術師の拉致を交渉中。今回は何も手出しする様子はない。 |
巨大な象の呪霊の正体
前回201話で羂索は巨大な象の呪霊を使用し、アメリカ軍の精鋭45名を瞬殺することに成功しました。
アメリカ軍兵士への攻撃方法を見る限り、範囲内にいる任意の相手を瞬間移動させるというチート級の能力を持っているように思えます。
実際にアメリカ軍兵士は全員為すすべなく宙に放り投げられ、そのまま落下死するという末路をたどっています。
呪霊のサイズもかなり大きく、アメリカ大統領が住む官邸が小さく見えるほど。
首の上は象、首から下は4本腕の人間と言う出で立ちから、恐らくモチーフはインド神話の神、ガネーシャだと思います。
ガネーシャは、インド神話において豊穣や財産を司る神。そこから推測すると、今回登場した呪霊は金銭・欲望の呪いと推測することができます。
能力自体も、欲望に堕ちる人間のように、実際に宙から人間を落とす攻撃をしていたとも考えられます。
今後再登場するかどうかは不明ですが、もし虎杖たちの前に立ちはだかれば、強力な敵になることはまちがいないでしょう。
米軍800人VS高専サイド
前回201話で、羂索が各国にトップセールスを行い、東京に大規模な軍隊を送らせることに成功しました。
羂索がアメリカに対して交渉を行っていた際に、800人規模の大隊が必要と話していたことから、おそらく今回東京第一結界に流入してきた800人はアメリカ軍と考えて間違いないでしょう。
アメリカ軍の目的は「呪術師の拉致」。そのため、呪術師を殺害ではなく、生かして捉える必要が発生します。対する虎杖含む高専サイドの呪術師も、非術師である米軍兵士たちを殺そうはしないと考えられます。
つまり、双方殺害する意思のない状態で、戦闘が起こるのではないでしょうか。無論、呪術師側は部位欠損などない状態での相手の無力化を狙うと考えられますが、対するアメリカ軍の目的は資源としての術師の確保なので、術師が生きてさえいればいい(四肢が無くなるなどの大けがは負ってもいい)と考えてているはずです。
お互い殺す意思がない状態という点でフェアではありますが、若干高専サイドが不利な状況と思われるこの展開。次話が楽しみですね!1
アメリカ軍以外の乱入?
羂索がトップセールスを行っていた国はアメリカだけでなく、以前は中国にも訪れていた経歴があります。
他にも米国エネルギー省エネルギー・環境担当次官のサイラスは、自国と“呪術師争奪戦”を行う可能性がある国として、ロシア、サウジアラビアなどの中東諸国、ドイツ、インド、フランス、韓国、トルコを挙げています。
さらにこれらの国が活発に動き出せば、周辺諸国にも伝染して、“呪術師争奪戦”の波が広がることも併せて示唆しており、裏梅の心理描写では、羂索がすでにアメリカ以外の国とも組んでいたことを明かしています。
つまり、今回は「800人」という規模から、おそらくアメリカ軍が流入してきたと考えられますが、今後は、アメリカ以外の国の軍隊、スパイなどのエージェントが流入する可能性が考えられます。
そうなると、虎杖などの一般人を殺さないようにしている術師にとっては、自分たちを狙う一般人の敵が、これから大量に現れるようになるということです。
同時期にどれだけの“敵”が流入してくるかは不明ですが、虎杖たちにとってはかなり苦しい状態が続くのではないかと考えられます。
(C)芥見下々
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