呪術廻戦205話のネタバレ考察。羂索の領域展開“胎蔵遍野”、九十九の術式「星の怒り」について解説
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呪術廻戦205話のネタバレ
前回204話のおさらい
・脹相が兄弟の想いを背負って復活
・しかし羂索も一筋縄ではいかず脹相は苦戦
・機転を利かしついに呪霊操術以外の能力を使用させることに成功
・脹相に代わって九十九が参戦する
前回のネタバレはこちら
https://entame-life.haranuud.com/jujutsu204/
今回205話のキャラ情報
キャラ | 現在の状況 |
---|---|
薨星宮(こうせいぐう)直上にて羂索と対峙。ついに羂索に新たな術式を使用させた後はリタイア。九十九と交代する。 | |
脹相と共に天元の護衛中。羂索を倒すために脹相とバトンタッチする。 | |
薨星宮内にて自身を護衛する九十九と語らう。領域を使用した羂索に対して何らかのアクションを仕掛ける。 | |
天元を獲得するために薨星宮を襲撃。領域展開「胎蔵遍野(たいぞうへんや)」を使用する。 |
呪術廻戦本誌205話のネタバレ
九十九VS羂索開戦!
羂索にもう1つの術式を使用させ、役割を果たした脹相と交代するような形で九十九が参戦。脹相の頑張りを労いながら羂索と対峙します。
羂索はアメリカのホワイトハウスで使用した象のような呪霊を召喚し、九十九との戦いに備えます。その呪霊はアジアの神の呪霊。海外の呪霊であり、「“あらゆる障害”を取り除く」という概念が絡む術式を持つ呪霊でした。
九十九の術式“星の怒り”炸裂!
九十九は自前の呪具“凰輪(ガルダ)”を球状にし、サッカーボールのようにシュート!羂索が召喚した呪霊が一瞬で破壊され、羂索は驚愕の表情を浮かべます。
その瞬間、九十九は羂索との距離を詰め、強烈な拳の一撃を食らわせます。羂索は壁に打ち付けられ、両腕が引き千切られるほどのダメージを負いました。
九十九の術式名は「星の怒り(ボンバイエ)」。九十九自身と九十九の術式により呪具化した式神“凰輪”に仮想の質量を与えるというシンプルな能力。さらに九十九自身に質量の増加によるデメリットはありません。
羂索の領域“胎蔵遍野”発動!
一方、九十九は羂索が使用したもう一つの術式が「重力」に関する能力だと考察。さらにもう一つの術式を持っている可能性を考えると羂索への対処がどんどん面倒になっていきます。
羂索の方も、九十九の術式の対処を考えあぐねている様子。更なる九十九の拡張術式を考慮すると、一筋縄ではいかないのは目に見えています。
九十九は、羂索に領域を展開させて展開後の術式が焼き切れるのを狙う算段をつけます。それまでに羂索をもう少し削り、領域の強度を下げようと持久戦の方向性に。
羂索「いやいや」「互いの術式が煙たいのに領域を展開しないのは領域の押し合いに自信がありませんって言ってるようなもんでしょ」
そういうと羂索は領域展開「胎蔵遍野(たいぞうへんや)」を発動。呪霊を固めた枯れ木のような樹木が羂索の背後に生えます。
九十九は突如領域を展開した羂索に驚きつつも天元に合図を送ります。天元は間に合うかどうか焦りつつも、何かのアクションを仕掛けようとしました。
206話へ続く
205話のネタバレ感想・考察
羂索の領域展開「胎蔵遍野」
今回205話にて、ついに羂索が領域展開「胎蔵遍野(たいぞうへんや)」を発動しました。
「胎蔵遍野」の意味を考察すると、まず「胎蔵」は密教における「胎蔵界(たいぞうかい)」の略語であり、仏の菩提心(皆を慈しむ心)が成長を促進する世界を、母胎に例えたものを指します。
次に「遍野」は、野原いっぱいに広がるという意味。つまり胎蔵遍野とは、「仏の菩提心が世界に広がる様子」という意味になります。
次に、詳細な能力の考察ですが、領域を展開した直後に背後から呪霊を固めた樹木のようなものが生えていたことを見ると、呪霊操術が適応された領域ではないかと考えられます。
感覚的には呪霊操術の極の番「うずまき」のように、呪霊を固めて相手にぶつける攻撃を領域内で必中にさせるようなものでしょうか。
しかし、羂索には術式がまだ複数ある様子。そのため、術式に相当するだけの領域を他にもまだ持っている可能性が考えられます。
複数の領域を同時に展開できるのかは不明ですが、現状判明している重力の術式の領域と併用されてしまうと、特急術師である九十九と言えど太刀打ちできないのではないでしょうか。
九十九の術式「星の怒り」
今回205話で九十九の術式「星の怒り(ボンバイエ)」が明かされました。
ボンバイエとは旧ザイール(現コンゴ民主共和国)で用いられるリンガラ語で「やっちまえ!」「ぶっ殺せ!」に近い意味を持つ言葉のようです。また、往年のプロレスラー・アントニオ猪木のテーマであることでも知られています。
術式の内容自体も名前の物騒さに違わぬほどの超肉弾戦仕様。その能力は「九十九自身に仮想の質量を与える」というものでした。
簡単に術式を例えるなら、「無限に重くなるパンチをうてる能力(デメリットなし)」です。
さらに九十九の式神「凰輪(ガルダ)」にも術式が適応されることから、ある程度遠距離でも攻撃が可能です。タイマンであればすでに作中でも最強クラスと言っても差支えないでしょう。
さらに羂索が作中でも指摘していたように九十九にはさらに拡張術式がまだ遺されている様子。
次回は九十九も領域を展開すると思われるので、更なる九十九の活躍が楽しみですね。
ここから下は、205話が出る前の予想内容になります。
205話のネタバレ予想
前回204話のキャラ情報
キャラ | 現在の状況 |
---|---|
薨星宮(こうせいぐう)直上にて羂索と対峙。ついに羂索に新たな技を使用させることに成功。 | |
脹相と共に天元の護衛中。羂索が謎の術式を使用したタイミングでついに参戦。 | |
薨星宮内にて自身を護衛する九十九と語らう。九十九から自身と同化した星漿体の声を聞き出そうとするが失敗する。 | |
天元を獲得するために薨星宮を襲撃。脹相に新たな技を使用させられてしまう。 |
羂索の新たな術式の正体は重力?
今回205話でついに羂索が新たな術式を使用しました。
詳しい描写については触れられていませんが、脹相が放った複数の超新星を同時にたたき落としていた様子を見ると、重力に関する能力だと思われます。
ポイントとしては、羂索の背後を含めて周囲全ての床がぼろぼろになっているところを見ると、視認していない箇所でも攻撃が可能なようです。
また、今まで呪霊操術でいなしていた攻撃を別の手段で対処した点から、呪霊操術よりも発動までのスピードが早いことが分かります。
重力の能力であった場合、他作品でも強力な能力であることが多いため、今後の戦いの様子が楽しみですね!
九十九は尻尾を使って戦う?
今回205話にて、九十九が尻尾のような呪具(?)を装備した状態で登場しました。
見た目は全体的にメッカニックであるものの、内部に筋繊維のようなものが見えており、しなやかさを感じさせます。
長さも九十九の身長と同じくらいとかなり長く、広いリーチで戦うことができそうです。
あまり肉弾戦で戦うイメージのなかった九十九でしたが、尻尾を使用した近接戦闘がメインなのかもしれませんね。
また、九十九はまだ術式が明かされておらず、星漿体の声を聞けるといいう点から、相手の思考を読み解く能力だと考えられています。
相手の呪力を感じ取り、そこに含まれた感情や思考を読むことができれば、天元に同化した星漿体たちの声を聞くことができるということも納得です。
戦闘面では、相手の動きを先読みして行動できるというまさにチート能力になります。
しかし、九十九も4人しかいない特級術師の1人。作品の中でも屈指の強さをもっていないとむしろバランスが悪いくらいです。
相手の思考を読む能力は他作品でも強力な能力の扱いを受けているので、まさに特級術師である九十九にふさわしい能力だと言えるでしょう。
羂索の領域展開は相手の完全支配?
仮に脹相の攻撃が成功し、羂索に対してある程度の危険性を感じさせた場合、領域展開を使用することになると思いますが、羂索の領域展開とは一体どのようなものなのでしょうか。
これまでの領域展開の傾向を見ると、使用者が持つ術式の特性の一部を必中化したものが多いように感じます。
呪霊操術の能力は現状「呪霊を支配する」「呪霊を呪力の塊にする」の2種類が確認できます。
それらを拡大解釈し、領域展開に当てはめた場合「呪力を持つものを完全に支配する」という恐ろしい能力のではないでしょうか。
少なくとも、真人や五条の領域展開と同じような、入った瞬間に敗北が確定するタイプの領域展開になると思います。
羂索(夏油傑)は特級術師。それだけに、これだけの領域展開を持っていてもおかしくはないと思います。
(C)芥見下々
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