漫画・アニメを2倍楽しめる

漫画考察エンタメ人生

呪術廻戦208話のネタバレ考察|九十九由基がブラックホールで自爆。羂索の手に落ちた天元。

呪術廻戦208話のネタバレ考察。天元を手にした羂索の動向、生きながらえた脹相、九十九の今後の登場について解説。


.jujutsu-character td:nth-child(1){font-weight:bold;text-align:center;}
.jujutsu-character td:nth-child(2){width:70%;font-size:16px!important;}

 

この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。単行本・アニメ派の方が閲覧する際はご注意ください。

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

前回207話のおさらい

・脹相が羂索を奇襲することに成功
・テクニカルな方法で羂索が回避
・九十九・脹相&VS羂索の開始
・羂索の術式が復活
・極小のうずまきで九十九の腹部が貫通される

前回のネタバレはこちら

https://entame-life.haranuud.com/jujutsu207/

今回208話のキャラ情報

キャラ 現在の状況
脹相 薨星宮(こうせいぐう)直上にて羂索と対峙。九十九と天元によって戦いを離脱させられる
九十九由基 脹相と共に天元の護衛中。瀕死の状態からブラックホールを生み出し、羂索に捨て身の一撃を加える
天元 薨星宮にて引きこもり中。九十九と脹相が奮闘するも羂索の手に落ちてしまう
羂索 天元を獲得するために薨星宮を襲撃。一時脹相と九十九のコンビプレーに追い詰められるも、ついに勝利。天元を手にすることに成功

呪術廻戦本誌208話のネタバレ

生きる意味を問う脹相

呪術廻戦208話より引用。

羂索との決戦前、九十九と脹相は、天元が作り出したバーのような空間で二人、語り合っていました。

九十九は脹相に向かって「虎杖悠仁の未来に君は必要ないのか?」と自らを捨て石にしようとする脹相に問いかけます。

その問いに対して「俺は人か?」と質問を投げ返す脹相。

呪霊と人間のハーフである脹相は、人である生き方を捨て、呪いとして渋谷で大量殺人を行った脹相。
その結果、唯一人として生きている虎杖を見て、自分が楽な生き方をしてしまったと後悔している様子を露わにします。

九十九は、脹相が死んだら虎杖がまた一人になると、慰める九十九。しかし、すでに大量の人間を殺した自分に虎杖と一緒に生きる資格が無いと言い放ち、やはり羂索との戦いで自分を犠牲にする道を選びます

脹相を逃がす九十九

呪術廻戦208話より引用。

脹相「ここしかないんだ。俺の命の使いどころは」

最大級の赤血操術を使用して羂索に向かって攻撃をしかける脹相。

九十九「脹相、“呪い”としての君はここで死んだ」「生きろ」

九十九がそう言い放つと、天元が結界を崩して脹相を逃がします。困惑する脹相。最後に九十九は人として生きること約束させます。

脹相を逃がした代償は自分の命。羂索は、九十九にとどめを刺すように、彼女の体を上半身と下半身に真っ二つにしてしまいました。

すると、彼の目の前に天元の姿が。羂索は天元の姿を見るなり、こらえきれないように笑い出します。「何が可笑しいと」問いかける天元。羂索には彼女の姿が、かつての宿儺に似通っているように見えていたのです。

九十九、最期の一撃

呪術廻戦208話より引用。

突然、羂索の足首をつかむ手が。その正体は、上半身だけの体になった九十九の手でした。羂索「死んどけよ。人として」

呆れた顔を浮かべる羂索。その瞬間、超強力な引力が羂索を襲います。

九十九が術式「星の怒り」で規格外の質量を自分に付与した結果、影響を受けない“密度”のラインを超え、ブラックホールを発生させたのです。九十九に引きずり込まれる羂索。みるみるうち周囲の景色が変化していきます。

九十九「重力を使うわりに想定が甘いんじゃないか!!?重力も質量も時間も突き詰めれば──」

羂索VS九十九の決着!

呪術廻戦208話より引用。

すべてが崩壊した薨星宮(こうせいぐう)。

羂索は、無事に生存していました。生き延びた理由は、虎杖香織(いたどりかおり)から奪った術式「反重力機構(アンチグラビティシステム)」によるもの。普段使用していた重力の能力は術式反転によるもので、斥力が本来の能力なようです。

羂索「随分と派手な余興だったな」「貴様の退屈な人生の贖い(あがない)のようだった」
「さらば 友よ」

長きに渡った戦いもようやく終わりを迎え、ついに羂索の手に天元が渡ってしまいました。

209話に続く

208話のネタバレ感想・考察

ついに羂索の手に天元が…

長きに渡って続けられてきた薨星宮(こうせいぐう)での戦いもようやく終わりを迎え、羂索VS九十九&脹相の戦いは、羂索の勝利で決着がつきました

羂索の手に天元が渡ったことで、天元は呪霊操術によって強制的に進化され、そこに影響されたすべての日本国民が強制的に進化させられてしまいます。

さらには羂索の本来の目的である、日本国民1億人の呪力を結集させた呪霊を作るという野望も、実現可能になってしまいました。

現在、死滅回游に参加している泳者(プレイヤー)はアメリカを含めた各国の軍隊と衝突中。さらにその状態から最強の呪霊をぶつけられてしまった場合、確実に生存することはできなくなってしまうでしょう。

九十九の死亡

羂索との戦いで初めて能力の一部を見せた特級術師・九十九

術式「星の怒り」などを使用して羂索を手こずらせるシーンが描かれていましたが、結局手の内をすべて明かさないまま、羂索によって殺されてしまいました。

すべての能力を解禁していない以上、実力は正確に測ることはできませんが、間違いなく、特級術師の中でも最弱といっても過言ではないと思われます。

自身の術式でブラックホールを発生させた彼女ですが、まだ死亡している様子がはっきりと描かれていないため、まだ生存している可能性が残っています

領域展開を使用できることは判明しているので、どこかのタイミングで舞い戻ってきて領域展開を使用してくれることに期待です。

脹相の今後は

羂索との戦いで命を捨てる覚悟で臨んでいた脹相でしたが、九十九に逃がされ、生き延びることができました

本人にとっては不服というか、やるせない結果に終わったことになったかと思いますが、脹相の生存は虎杖にとっても喜ばしいことですし、高専サイドの戦力を減らさずに済んだということも大きなポイントです。

さらに、一度羂索と対峙している脹相は羂索の能力の情報を高専メンバーに伝えるという大きな役割を果たすことができます

脹相の持ち帰る情報と併せることで、今後行われるであろう対羂索戦での大きなアドバンテージになるかと思われます。


ここから下は、208話が出る前の予想内容になります。

208話の展開予想

前回207話のキャラ情報

キャラ 現在の状況
脹相 薨星宮(こうせいぐう)直上にて羂索と対峙。羂索の領域で瀕死に陥った九十九と交代し、再び羂索に立ち向かう。
九十九由基 脹相と共に天元の護衛中。羂索の攻撃によって腹部を貫かれ、瀕死の状態に陥る
天元 薨星宮にて引きこもり中。羂索の領域を空性結界ごと解体することに成功
羂索 天元を獲得するために薨星宮を襲撃。一時脹相と九十九のコンビプレーに追い詰められるも、反撃し、2人を追い詰めることに成功

九十九は無事なのか?

207話にて羂索によって腹部を貫通させられた九十九

完全に致命傷のダメージですが、彼女は無事なのでしょうか。

結論から述べると、九十九はまだ生存している可能性が非常に高いです

理由は、九十九は反転術式が使えるという点と、彼女が特級術師であるという点の2点です。

羂索の領域展開を食らった際のダメージも反転術式で治癒していたように、ある程度の攻撃であれば反転術式で対処は可能です。

今回は腹部を貫通するほどの大ダメージでしたが、かつて秤は腹部を貫通されても復活するほどの反転術式を見せました。

九十九は一級術師の秤よりも階級上は上の特級術師。まだ拡張術式や領域展開も使用していないことから、奥の手はまだまだあるのではないかと考えられます。

一億人の呪力を孕んだ呪霊が誕生する?

上項で九十九は生存している可能性が高いと解説しましたが、戦いにおいては羂索に敗北するのではないかと考えられます

そうなると、天元は羂索の手に落ち、呪霊操術によって強制的に人類を進化させられてしまいます

その結果、羂索の当初の目的である日本の人口一億人の呪力を孕んだ呪霊が誕生してしまいます

五条悟が不在の中、ここまで強力な呪霊を倒すことは実質不可能なので、このまま人類の滅亡へと向かっていってしまうのでしょうか…

今後の展開にも注目が集まります。

天元の隠し事とは?

206話にて羂索の発言の中で、天元が高専サイドに隠し事をしていることが明かされました。

確かに天元は、死滅廻游が終わるまでの期間が2か月と発言していましたが、実際にはもうすでに終了していることが羂索によって明かされています。

さらには天元の発言では、羂索の目的こと日本の人間を人ならざる者へ変化させるための儀式としていたのに対し、実際の羂索の目的は一億人の呪力を孕んだ呪霊を作ることでした。

このように色々と高専サイドに嘘をついている天元。その目的は天元の目的をあえて隠す必要があったのではないかと考えられます。

天元は純粋に高専サイドであるとも考えられなくなってきましたね。

九十九・脹相は羂索に勝てる?

結論から述べると九十九・脹相は羂索に敗北すると思われます

脹相の奇襲が成功すれば羂索に対してダメージを負わせることはできるでしょうが、それも一発だけ。術式が焼き切れていたとしても、ほとんど無傷の羂索をボロボロの脹相が追い詰められるとは考えにくいです。

さらには羂索には裏梅(うらうめ)と言う仲間がいます。もちろんこの場にいることが確定しているわけではないですが、用意周到な羂索の性格を考えると、むしろ連れてきていないほうが不自然に考えられます。

もちろん、今回敗北したとして九十九と脹相の死亡が確定するわけではないですが、少なくとも天元は連れ去られると思われます


(C)芥見下々
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。

  • B!