呪術廻戦212話のネタバレ考察。伏黒を乗っ取った宿儺の目的、津見紀の正体、“万”について予想・解説。
.jujutsu-character td:nth-child(1){font-weight:bold;text-align:center;}
.jujutsu-character td:nth-child(2){width:70%;font-size:16px!important;}
前回211話のおさらい
・死滅廻游の条件が満たされて同化がいつでもできる状態に
・真希が虎杖たちと合流
・伏黒の姉・津見紀を救うことに
・しかし、伊地知に連れられた津見紀は偽物だった
前回のネタバレはこちら
https://entame-life.haranuud.com/jujutsu211/
今回212話のキャラ情報
キャラ | 現在の状況 |
---|---|
伏黒と共に津見紀を追おうとするが、宿儺に体を明け渡してしまい、その後、宿儺に乗っ取られた伏黒と対峙する。 | |
万に体を乗っ取られた津見紀を追おうとするが、隙をついた宿儺に体を乗っ取られる。 | |
死滅廻游から脱出するために東京第一結界にて弟の恵と合流。しかし、過去の呪術師である万に体が乗っ取られていた。 | |
東京第一結界にて虎杖・伏黒・来栖と共に行動。人を殺さなくてもよくなったため、高専サイドに協力することに。 | |
“天使”が体内に共生する少女。あらゆる術式を消滅させる術式を持つ。体が乗っ取られた津見紀を追おうとするも宿儺に気絶させられる。 |
呪術廻戦本誌212話のネタバレ
死滅廻游開始時の津見紀
死滅廻游開始時、伏黒は2年弱ぶりに目を覚ました津見紀と話していました。
死滅廻游のことを伝え、何も心配いらないと津見紀に告げる伏黒。なんならツミキはもうちょい寝とけと豪語すらしていました。
「相変わらず減らず口」と笑う津見紀。数年ぶりの姉弟の団欒(だんらん)のひとときがそこにありました。
自らの役割の終わりを悟る虎杖
時を戻して津見紀を死滅廻游から解放するための段階へ。
虎杖はこれで伏黒は大丈夫と安堵し、残りは「天使に宿儺ごと自分を消してもらうこと」と「獄門橿“裏”(ごくもんきょう・うら)から五条を解放すること」で全てが終わると考えていました。
十分すぎるほど役割を果たしたと考える虎杖。しかし、思惑はそう上手くいかず、津見紀は100点を使用し、離脱ではなくルールの追加を選びました。
明かされる津見紀の正体
死滅廻游に新たに12個目のルール「泳者は自由に結界を出入りできる」が追加。伏黒はオマエは誰だとつぶやくように問いかけます。
津見紀は卑しい笑みを浮かべながら「あなたのお姉さんよ!!」と言い放ちますが、すぐに「なんてね♡」と撤回。すぐに“万(よろず)”という本名を明かしました。
「千年ぶりの戦いよ。場所も相手も好きに選びたいわ」と、昆虫の翅のようなものを生やし飛び去る万。来栖と虎杖はすぐに追いかけようとします。
つぶやかれる「契闊(けいかつ)」
突如、虎杖の頬に宿儺の口が出現。そして「契闊(けいかつ)」とつぶやきます。
それはかつて虎杖が生き返るために宿儺と結んだ契約。1つ目は宿儺が「契闊(けいかつ)」と唱えた際に1分間体を明け渡すこと。2つ目は「この約束を忘れること」。
長らく使われてこなかったこの契約がついに履行されたのです。
瞬間的に傷つけることなく来栖を気絶させる宿儺。
伏黒は突如として現れた宿儺に戸惑いを隠せない様子です。
伏黒の体を乗っ取る宿儺・・・!
宿儺は左手の小指を自分の本来の指へと変化。そして指を引き千切ります。
体を明け渡している間、虎杖との契約で誰も傷つけないという契約を結んでいましたが、虎杖は「自分」をその中に入れていなかったのです。
すぐに奥の手の「八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)」の共同調伏の儀式に入ります。
しかし、宿儺は即座にそれを阻止。そして伏黒の口に自分の指を入れ込みます。
強烈な衝撃と共に反転する伏黒。
宿儺「覚えているか?面白いものが見れると」
1分が経過し、元にもどった虎杖。目の前に立っていたのは、宿儺に体を乗っ取られた伏黒の姿でした。
212話に続く
212話のネタバレ感想・考察
宿儺はなぜ伏黒を乗っ取った?
ついに宿儺が虎杖と契約した「契闊(けいかつ)」の権利を使用し、肉体の使用権を強奪。そして、伏黒の体を乗っ取りました。
先週の津見紀の正体に引き続き、怒涛の展開になってきましたね!
しかし、宿儺はなぜ伏黒の体をのっとるようなことをしたのでしょうか。
単純に虎杖の中よりも自由に動き回れる肉体がほしかったからというのはあるのでしょうが、宿儺は度々伏黒に対して強い興味を抱いていた様子があります。
若くして領域展開を使用できるだけの才能。最強とも思える五条家の無下限呪術に唯一対抗できる十種影法術を使用できる遺伝子。
呪術に関わる者であれば、伏黒の能力は喉から手がでるほどほしいものです。
現代において宿儺に唯一対抗できると思われる五条悟が復活することを考慮するのであれば、宿儺は優秀な禪院の肉体を手に入れておく必要があったのではないのでしょうか。
とはいえ、五条は未だ封印されたまま。単に伏黒のことを強く気に入っているだけの可能性も考えられます。
万の目的は?
今回でついに津見紀の正体が過去の呪術師である“万(よろず)”であることが明かされました。
万は口調的には津見紀と同じ女性であるように感じられますが、その性格はかなり狡猾で、鹿紫雲のように好戦的であると考えらます。
彼女の死滅廻游への参加目的も、1,000年ぶりに誰かと戦うこと。その中でも、宿儺を一番の目標にしているようです。
天使からも、鹿紫雲からも狙われている宿儺、いろんな呪術師からモテていることがわかります。
しかし、宿儺である虎杖から離れるように移動してしまった今、万は宿儺からどんどんと離れていっている状態です。
もしかすると、伏黒の体を乗っ取って表にできている今であれば強大な呪力を感じ取って戻ってくるのかもしれませんね。
ここから下は、211話が出る前の予想内容になります。
212話の展開予想
前回211話のキャラ情報
キャラ | 現在の状況 |
---|---|
東京第一結界にて伏黒・来栖・高羽と共に行動。後に真希と合流。伏黒と共に津見紀を救うために動く。 | |
東京第一結界にて虎杖・来栖・高羽と共に行動。後に真希と合流。姉の津見紀を救おうとするも、本物ではないことに気づく。 | |
東京第一結界にて虎杖・伏黒・来栖と共に行動。人を殺さなくてもよくなったため、高専サイドに協力することに。 | |
“天使”が体内に共生する少女。あらゆる術式を消滅させる術式を持つ。“伏黒の隣に立つ人間になるため、人助けをすることを誓う。 |
津見紀の正体は!?
前回211話で、ついに目的の1つであった「伏黒津見紀の死滅廻游の離脱」を達成できるかと思われましたが、津見紀は離脱を選ばずに100点を使用してルールを追加しました 。
つまり津見紀はこのまま死滅廻游に参加したまま戦いに身を投じるということを意味します。
伏黒は「オマエ誰だ…!?」と完全に別人を疑っていたようですが、少なくとも肉体は津見紀のものであることは確かだと考えられます。
理由は伏黒を見た瞬間に「恵」と呼んでいたこと。しっかりと自分の弟と認識していたことから、津見紀の記憶はしっかりと持っているようです。
そのうえで考えられることは、天使と来栖のような関係性で、何者かが津見紀の肉体を乗っ取っているというパターンです。
過去の呪術師が津見紀の肉体を乗っ取り、死滅廻游に参加しているというパターンが大いにあり得ます。
津見紀と戦闘する?
恐らく敵であろうということが判明した津見紀と思われる何者か。
このまま戦闘になりそうな場面ではありますが、果たしてこのまま虎杖たちとの戦闘は発生するのでしょうか。
結論から述べると、伏黒は戦えないのではないかと思われます。
唯一の肉親である津見紀を救うためだけに戦ってきた伏黒なので、彼女を攻撃することにかなりのためらいがあるはず。
虎杖と来栖が津見紀?に応戦はするのでしょうが、相手の実力によってはかなりの苦戦が強いられます。
津見紀がルールを追加した意図は?
前回211話で伏黒恵の譲渡した100点を使用して、死滅廻游からの離脱ではなく、ルールの追加を選択した津見紀。
本来であれば呪術師でない一般人の津見紀は死滅廻游からの離脱を選択すると思われますが、実際はその選択を取らずに死滅廻游への参加継続を選択しました。
追加したルールの内容は「結界の出入りを自由にする」こと。
ルールの追加自体には、高専サイドのように複数結界に協力者がいる場合を除けば、「強敵がいる結界から逃げることができる」「さらなる点の獲得を求めて別の結界に移動する」などのメリットが考えられます。
東京第一結界には、高専サイドを除けばそこまでの実力者はもう存在するとは思われないので、津見紀(?)の目的は後者の「さらなる点の獲得」だと思われます。
津見紀(?)が殺戮を目的にしているのは不明ですが、今後の動向に注目が集まります。
(C)芥見下々
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。