呪術廻戦213話のネタバレ考察。宿儺の使用する十種影法術、虎杖の術式、天使の能力について解説。
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前回212話のおさらい
- 復活した津見紀の正体は受肉した呪術師“万(よろず)”だった
- 千年ぶりの戦いに挑むために移動する万
- 突如虎杖の体を乗っ取る宿儺
- 宿儺が自分の指を伏黒に食べさせて体を乗っ取った
前回のネタバレはこちら
https://entame-life.haranuud.com/jujutsu212/
今回213話のキャラ情報
キャラ | 現在の状況 |
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伏黒と共に津見紀を追おうとするが、宿儺に体を明け渡してしまい、その後、宿儺に乗っ取られた伏黒と対峙する。 | |
虎杖から主導権を突如として奪う。津見紀を救えなかった伏黒の心の弱みにつけ込み体を乗っ取る。 | |
万に体を乗っ取られた津見紀を追おうとするが、隙をついた宿儺に体を乗っ取られる。 | |
“天使”が体内に共生する少女。あらゆる術式を消滅させる術式を持つ。体が乗っ取られた津見紀を追おうとするも宿儺に気絶させられる。 | |
東京第一結界にて虎杖・伏黒・来栖と共に行動。人を殺さなくてもよくなったため、高専サイドに協力することに。 | |
東京第一結界にて虎杖・伏黒と共に行動。異変に気づいて虎杖たちの元に向かおうとするが突如雷撃に見舞われる。 |
呪術廻戦本誌213話のネタバレ
伏黒に乗り移った宿儺
かつて宿儺は伏黒に術式の潜在能力と宿儺への耐性を感じ取っていました。
虎杖の時のように主導権を握られる訳にはいかないので、伏黒の心が折れる瞬間をずっと待っていたのです。
そして宿儺は伏黒を乗っ取ることに成功。困惑する虎杖の前に対峙します。
虎杖は目の前の状況を理解することが出来ず、ただただ失った左手小指の痛みを感じていましたり
暴虐の限りを尽くす宿儺
呆然とする虎杖の腹に膝蹴りを入れる宿儺。高層ビルを貫くほどの衝撃を見に受けます。
異変に気づいたのは真希と高羽。宿儺と虎杖のもとに向かおうとしますが、宿儺はそうさせません。
宿儺「......いつの時代もどこからともなく虫は湧く」
伏黒のものをとは比べ物にならないサイズの鵺を召喚。
高層ビルの遜色のないサイズの鵺は雷撃の雨を東京中に降らせます。
天使と宿儺の邂逅
その時、暴れ回る宿儺の頭上に眩い光が。やってきたのは天使の力で気絶からすぐに回復した来栖華。
天使は、宿儺が完全に伏黒と同化する前に宿儺の討伐を目指します。
天使・来栖「罪 咎 憂いを消し去り、彼の者を導きたまえ...邪去侮(ヤコブ)の梯子」
浄化の光に飲まれる伏黒(宿儺)。
来栖「恵は私のモノだ!!!!」
呪霊としての狡猾さを見せる宿儺
瞬間、「華...思い出したよ...」と甘い声で来栖に囁く声が。伏黒がありがとうと言いながら、来栖に向かって手を伸ばします。
安堵の表情を浮かべながら伏黒を抱きしめる来栖。
しかし、それは宿儺の罠。
天使は必死に来栖に「ダメだ!」と来栖に呼びかけますが、もうその声は届きません。
宿儺の毒牙が、来栖に襲い掛かります。
214話に続く
呪術廻戦213話のネタバレ感想・考察
伏黒宿儺の十種影法術強すぎ...
今回宿儺が伏黒の術式である十種影法術(とくさのかげほうじゅつ)を使用して鵺を召喚しました。
これまで伏黒が召喚した鵺は大きく見積もってもフクロウくらいの大きさでしたが、今回宿儺が召喚した鵺は高層ビルを覆うほどの大きさでした。
当然強さも伏黒の鵺とは比べ物にならない程強く、明らかにスペックが跳ね上がっているのがわかります。
十種影法術は使い手の呪力によって大きく左右されることが明らかになりましたね。
そして、宿儺は伏黒が調伏済の式神であれば召喚できることも判明したので、玉犬や万象なども召喚できると思われます。
そして、宿儺の実力であれば最強のしきがみである八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)を調伏することもできるかもしれません。
恐ろしく強そうですね...。
開/フーガは虎杖の術式?
以前115話で漏瑚と宿儺が対峙していた際に、宿儺が使用した謎の炎の術式である「開(フーガ」。
本来の宿儺の術式は見えない斬撃を放つものでしたが、いきなり炎の術式を使いだしたことで漏瑚を驚かせていました。
そして今回、伏黒の体を乗っ取ったことで十種影法術も使用できるように。
羂索のように宿儺も乗っ取った肉体の術式が使えるとするならば、「開/フーガ」は虎杖の秘めたる能力なのではないでしょうか。
虎杖は以前、「自分の存在を相手の記憶に挟み込む能力がある」と言われてきましたが、その兆候は未だ見えず。
まだまだ虎杖の術式に関しては全貌が見えないままですが、宿儺の存在が大きなヒントとなることは間違いありません。
邪去侮の梯子の能力
ついに名前つきの技を披露した天使こと来栖華。
その攻撃性は宿儺が悲鳴をあげるほど絶大なものでした。
邪去侮(ヤコブ)の梯子とは旧約聖書における地上から天国へと通じる梯子。能力は敵とみなしたものを強制的に浄化するような能力だと思われます。
天使の能力傾向を見ると、呪霊特攻の強力な光攻撃といったところでしょうか。
しかし、宿儺は悲鳴をあげていたもののそれほど大きなダメージを負っていた様子は見られません。
天使の強さに関してはまだ不明ですが、宿儺に対して勝算があるようなのである程度の強さは保持しているはず...
今後の活躍に期待ですね。
ここから下は、213話が出る前の予想内容になります。
213話の展開予想
前回211話のキャラ情報
キャラ | 現在の状況 |
---|---|
伏黒と共に津見紀を追おうとするが、宿儺に体を明け渡してしまい、その後、宿儺に乗っ取られた伏黒と対峙する。 | |
万に体を乗っ取られた津見紀を追おうとするが、隙をついた宿儺に体を乗っ取られる。 | |
死滅廻游から脱出するために東京第一結界にて弟の恵と合流。しかし、過去の呪術師である万に体が乗っ取られていた。 | |
東京第一結界にて虎杖・伏黒・来栖と共に行動。人を殺さなくてもよくなったため、高専サイドに協力することに。 | |
“天使”が体内に共生する少女。あらゆる術式を消滅させる術式を持つ。体が乗っ取られた津見紀を追おうとするも宿儺に気絶させられる。 |
宿儺はなぜ伏黒を乗っ取った?
ついに宿儺が虎杖と契約した「契闊(けいかつ)」の権利を使用し、肉体の使用権を強奪。そして、伏黒の体を乗っ取りました。
先週の津見紀の正体に引き続き、怒涛の展開になってきましたね!
しかし、宿儺はなぜ伏黒の体をのっとるようなことをしたのでしょうか。
単純に虎杖の中よりも自由に動き回れる肉体がほしかったからというのはあるのでしょうが、宿儺は度々伏黒に対して強い興味を抱いていた様子があります。
若くして領域展開を使用できるだけの才能。最強とも思える五条家の無下限呪術に唯一対抗できる十種影法術を使用できる遺伝子。
呪術に関わる者であれば、伏黒の能力は喉から手がでるほどほしいものです。
現代において宿儺に唯一対抗できると思われる五条悟が復活することを考慮するのであれば、宿儺は優秀な禪院の肉体を手に入れておく必要があったのではないのでしょうか。
とはいえ、五条は未だ封印されたまま。単に伏黒のことを強く気に入っているだけの可能性も考えられます。
真希が宿儺を倒して伏黒を助ける?
宿儺に体を乗っ取られてしまった伏黒。果たして虎杖たちは伏黒を助けることができるのでしょうか。
現状宿儺に対抗できる可能性がある人材として特級の実力を持つ乙骨憂太と伏黒甚爾と同等の実力を持つ禪院真希、さらに実質不死身の秤金次があげられます。
万が“結界の出入りを自由にする”というルールを追加したため、誰でも虎杖たちの元へと訪れることができるようにはなったのですが、同じ東京第一結界にいる真希が虎杖と合流、宿儺と戦闘になるのではないかと考えられます。
宿儺の戦闘力が未知数ではありますが、現在の真希は相手の動きを予測できる上に領域展開を無効化するという能力を持っています。
虎杖にもまだ複数の宿儺の指が残されているため、全く戦力にならないわけではないはずです。
万の目的は?
今回でついに津見紀の正体が過去の呪術師である“万(よろず)”であることが明かされました。
万は口調的には津見紀と同じ女性であるように感じられますが、その性格はかなり狡猾で、鹿紫雲のように好戦的であると考えらます。
彼女の死滅廻游への参加目的も、1,000年ぶりに誰かと戦うこと。その中でも、宿儺を一番の目標にしているようです。
天使からも、鹿紫雲からも狙われている宿儺、いろんな呪術師からモテていることがわかります。
しかし、宿儺である虎杖から離れるように移動してしまった今、万は宿儺からどんどんと離れていっている状態です。
もしかすると、伏黒の体を乗っ取って表にできている今であれば強大な呪力を感じ取って戻ってくるのかもしれませんね。
(C)芥見下々
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