呪術廻戦218話のネタバレ考察。宿儺が見せた新たな式神と本来の十種影法術の内容。万が編み出した構築術式を極めた姿。本物の愛の形について解説。
.jujutsu-character td:nth-child(1){font-weight:bold;text-align:center;}
.jujutsu-character td:nth-child(2){width:70%;font-size:16px!important;}
前回217話のおさらい
- 万と宿儺が仙台結界にて交戦
- 生きたまま宿儺を倒して結婚することを目論む万
- 宿儺は伏黒にダメージを与えるために十種影法術のみ使用する縛りを課す
- 御厨子を使用しない宿儺に怒り狂う万
- 魔虚羅召喚の様子を見せる宿儺
前回のネタバレはこちら
https://entame-life.haranuud.com/jujutsu217/
今回218話のキャラ情報
キャラ | 現在の状況 |
---|---|
伏黒津見紀の殺害のために万と交戦中。伏黒恵にダメージを与えるために十種影法術のみで姉を殺そうとする。 | |
過去の呪術師である万に体を乗っ取られている仙台結界にて宿儺と交戦中。「構築術式」を使用して蟲の鎧を身に纏う。 |
呪術廻戦本誌218話のネタバレ考察
虫の鎧で極めた構築術式
平安時代、万は構築術式について苦悩していました。
万は他の猛者と比較しても呪力の総量出力は遜色ありませんでしたが、構築術式の呪力効率の悪さが原因で幾度も窮地に陥っていました。
それから海を渡る蝶や1日に25里以上飛び回るスズメバチなどの昆虫のエネルギー効率に活路を見出し、虫の鎧こそ構築術式の極みだと確信。
昆虫は自重の何百倍もの重力を持ち上げ、その体格からは計り知れない咬合力や跳躍力速度を発揮する事も万に確信をもたらしました。
一度鎧を構築してしまえば呪力を通じ続ける限り自在に操ることができる液体金属でカバーするスタイルを編み出しました。
その結果、鳥鷺(うろ)が率いていた「日月星進隊」と並ぶ藤氏直属征伐部隊「伍虚将」を返り討ちにし、藤原家へと取り立てられました。
そして現在、万は虫の鎧を纏い、宿儺を殴りつけます。
宿儺は玉犬を召喚しようとしますが、万の動きが早く、反撃の余地を与えません。
宿儺が本来の十種影法術を顕現
圧倒的なパワーで宿儺に猛攻を仕掛ける万。
万は「これでもまだ御厨子を出さないの!?」「斬ってよ!!」「斬って斬って切り刻んで!!」「肉に埋もれた私の愛を!!その瞳で感じなさいよ!」と煽りますが、万の煽りに答えない宿儺。
宿儺は「円鹿(まどか)」で鹿を顕現。鹿の能力は反転術式による治癒で、万の液体金属に流れていた呪力を中和して打ち消しました。さらに、「貫牛(かんぎゅう)」で巨大な黒い牛を顕現。
宿儺は十種影法術の形を安定させない事で攻撃範囲を広げると同時に破壊されることを防いでいました。本来はその反動で式神は自律して行動できず、攻撃力も下がりますが、宿儺は自身の莫大な呪力量と出力で反動をカバー。
つまり、この「円鹿」と「貫牛」は完全に形が安定した状態で顕現した本来の十種影法術。
追い詰められる万の秘策
貫牛は直線しか動けない代わりに距離を取るほど威力が増し、万にダメージを与えます。さらに、宿儺は「脱兎(だっと)」で万を囲みます。
宿儺の姿が見えなくなった万は「どこ!?なんで!?なんで隠れるのよ!!」「やましいことがあるの!?」と不満爆発。
その宿儺は万の上空で「耐えられるかな」と言い、「万象(ばんしょう)」を顕現。超巨大な象が建物ごと万を押し潰しました。
その結果、万は死ななかったものの構築術式が解けていました。息が切れるなど、かなり消耗している様子。「やはり御厨子を使うまでもない」「そんなものか貴様の愛とやらは」と煽る宿儺。
万は「まだまだ教えてあげるわよ愛を!」「あなたに愛を教えられるのはこの私!!」と言いますが、宿儺は意味深な表情を浮かべます。
その宿儺の顔を見た万は「知っている!?愛を!??」と激昂。「見せてあげる本物の愛の形を!!!」と自身のハートを構築し始めました。
219話に続く。
呪術廻戦218話のネタバレ感想
宿儺は魔虚羅を調伏している可能性が高い
今回、宿儺は貫牛と円鹿と伏黒が披露していない式神を顕現しました。さらに、脱兎と万象と伏黒が使用していた式神も顕現させた事から、最強の式神・魔虚羅を調伏している可能性が高まりました。
このまま万との戦いで御厨子を使わないなら、万の反撃に抵抗すべく、魔虚羅を顕現させるのではないでしょうか。万象の攻撃だけで万を追い詰めていましたので、魔虚羅がどれだけの強さなのか気になりますね。
愛も構築術式できる?
虫に活路を見出し、虫の鎧を構築術式することで圧倒的な強さを手にした万。万が認識できる物質はほぼ全て再現できる最強クラスの術式でしたが、余裕の宿儺。
218話の最後、「構築して見せる!私のハート!」と言っていましたので、宿儺に対する愛を再現すると思われます。ここまで宿儺に対して執念にも言える程、深い愛情を示している万。
この愛が再現できるのであれば、かなり強力なのは間違いなし。
どんな姿になるのか、どれほど宿儺を愛しているのか、今以上に爆発するのが楽しみですね。
ここから下は、218話が出る前の予想内容になります。
218話の展開予想
前回217話のキャラ情報
キャラ | 現在の状況 |
---|---|
>伏黒津見紀の殺害のために万と交戦中。伏黒恵にダメージを与えるために十種影法術のみで姉を殺そうとする。 | |
過去の呪術師である万に体を乗っ取られている仙台結界にて宿儺と交戦中。 |
宿儺が魔虚羅で万を圧倒する?
宿儺が最強の式紙である魔虚羅を所持しているのがほぼほぼ確定している現状ですが、果たして万に対して効果はあるのでしょうか。
結論から言うと、万は魔虚羅に対して何もできず一方的に倒されると考えられます
万の実力は、過去宿儺と交戦して生き残っているという実績があることから少なくとも特級以上。術式も自身が認識できる物質であれば何でも再現できるという作中でも最強格の術式です。
しかし、宿儺が召喚した魔虚羅は、あらゆる事象に対して後だしで対応する能力を所持しています。
唯一の攻略方法である「初見の能力で一撃で倒しきる」という方法以外では倒すことはできず、さらに今回は宿儺の呪力でかなり強化されているため、万と言えど攻略はほぼ不可能であると考えられます。
魔虚羅に御厨子…。宿儺の能力は五条を遥かに超えてしまっている可能性がありますね。
万の構築術式が最強?
ついに明かされた万の術式。
特殊な呪具を除いて、鍛錬次第で万が認識できる物質はほぼ全て再現できるという、かなり壊れた性能を持つ術式です。
作中では液体金属を中心に使用し、最後は昆虫に似た肉の鎧を召喚していました。
ぶっちゃけ何でもあり過ぎる性能なので、これまで登場した術式の中でも最強クラスになると予想できます。
少なくとも宿儺の御厨子で無ければ勝ち目がないと、万本人が豪語しています。
まだまだ性能の全てを見せているわけではないので、今後の万の活躍が楽しみですね。
宿儺は乙骨より遥かに強い?
宿儺が仙台結界へと足を運び、乙骨と激闘を繰り広げた術師である石流龍を瞬殺することに成功していました。
石流は、4つ巴の戦いと言う特殊な状況下であったとは言え、特級術師である乙骨がかなり苦戦した相手です。領域展開も会得しており、作中でもかなりの実力者であると言えます。
しかし、宿儺はそんな石流を瞬殺。ほぼ一撃で勝利しています。このことから、宿儺は乙骨よりも圧倒的に強いのではないかと考えられます。
現状の高専サイド最強の術師が乙骨なので、乙骨で宿儺を倒せないとなればほぼ絶望的な状況に立たされると考えられます。
乙骨も仙台結界にまだ滞留していると思われるので、今後の展開に期待した所です。
「播磨の」とは
ボロボロになった虎杖の姿を見た宿儺が、「播磨の」に似ているといって笑っている様子がありました。
播磨に関する呪術師は現状登場してはいませんが、史実で播磨出身の陰陽師に安倍晴明の最大のライバルと呼ばれる蘆屋道満がいます。
宿儺が似ていると感じただけなので推測の域はでませんが、もしかすると虎杖は、蘆屋道満と同じ能力を持つように羂索にデザインされた人間なのかもしれません。
(C)芥見下々
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。