転スラ(転生したらスライムだった件)の聖魔十二守護王「天龍王ガビル」を解説。ガビルの究極贈与・スキル、部下である飛竜衆の強さ、リムルとの出会い、登場話などもまとめています。
ガビルとは?リムルとの出会い
飛竜を率いて闘う天龍王
ガビルとは、リザードマンより進化を遂げた竜人族であり、空飛ぶ飛竜衆を指揮するテンペストの幹部。全身が神話級に匹敵する鱗で覆われており、テンペスト屈指の防御力を誇ります。
さらに究極贈与『御調子者』により、我が身に起こる不幸を1日1度だけキャンセルするという、出鱈目な力も所持しています。
リムルとの出会いについて
オーク族との戦争の後、領主から破門を言い渡されたガビルたちは、自身の命を救ってくれたリムルのもとへ。リムルの力になりたいと伝え、リムルはガビルを配下として受け入れるのでした。
ガビルの強さ・究極贈与
究極贈与『御調子者』で不幸をなしにできる
ガビルの持つ究極贈与は『御調子者/ピエロスター』。1日に1度だけ我が身に起こる不幸をキャンセルする強力な能力です。致命傷も無かったことにできます。
『御調子者』が持つ権能
・思考加速
・不測操作
・運命改変
・空間操作
・多重結界
神話級に匹敵する防御力を持つ
ガビルの全身を覆う鱗は、伝説級の防御力を誇ります。さらに『竜鱗鎧化』というスキルを使用することで、その防御力を神話級まで上昇可能です。
並大抵の攻撃ではダメージは通らず、また硬い鱗を活用した攻撃も非常に強力です。
空飛ぶ軍隊「飛竜衆」を率いる
空飛ぶ竜の軍隊「飛竜衆/ヒリュウ」を配下として率いています。1人1人の力は魔人に匹敵するAランク超えであり、テンペストの空中戦を司る強大な組織です。
また、飛竜衆の他にも「青色兵団」と呼ばれる騎乗兵を3000人も従えており、テンペストにおいても一大勢力を築いています。
『竜戦士化』で強靭な肉体に成長させる
ガビルの持つスキル『竜戦士化』を使用すると、飛竜衆は竜人に匹敵する強靭な肉体を手に入れることが可能。ただし効果は30分しかもたず、24時間は反動で身動きが取れないデメリットがあります。
使いどころの難しい能力ですが、一時的に制空権を支配できる強力な軍隊へと成長させることが可能です。
ガビルの登場話・主な活躍と来歴
森の騒乱編
29話〜:リムルの集落に来たものの…
魔族ゲルミュッドから名付けを受けていたガビルは、名持ちではない首領の命令「ゴブリンの協力を取りつけよ」には懐疑的で、ゴブリンを力尽くで従えようとします。
ガビルなりのやり方でゴブリン7000名を仲間にする中、ついにリムルのいる集落へ。力尽くで従えようとしますが、ランガの配下1匹に敗北し気絶してしまうのでした。
32話〜:首領の命令を無視して単独行動
気絶から目を覚ましたガビルは、部下の後押しもあってリザードマンの首領になることを決意。リムルと同盟を結ぼうとする首領に対し、謀反を起こして国を乗っ取ります。
その後部下たちを率いてオーク族と対峙。序盤は効果的な指揮でオーク兵を倒しますが、すぐにオーク兵に囲まれてしまい、絶体絶命の危機に。
37話:オークジェネラルに追い詰められるが…
追い詰められる中、ガビルはオークジェネラルとの一騎打ちに。集中力を極限まで高めて必殺技を放ちますが、オークジェネラルには効かず。
反撃で槍をガビルの突き刺そうとするオークジェネラル。しかし次の瞬間、ランガが登場してオークジェネラルの攻撃を止め、ガビルの命は救われるのでした。
43話〜:名前を授かり龍人族に進化
自国に謀反を犯しながらも破門のみで許されたガビルは、自分を救ってくれたリムルのもとへ。リムルに名付けを上書きしてもらい、配下として受け入れてもらいます。
仲間入りした後は、洞窟内の地底湖にてヒポクテ草の栽培を始めることに。
王都生活編
49話:ミリムに腹パンされてしまう
初対面のミリムに対し、魔王とは知らず「チビっ娘」と言ってしまったため、腹パンされることに。一撃で絶命寸前まで追い込まれたものの、運よく試作品の回復薬を持っており一命を取り留めます。
聖魔対立編
91話:聖騎士の小隊を圧倒する
ゴブタやソーカたちと共に行動していたガビルは、聖騎士のグレゴリーの小隊に遭遇。ガビルは2人の副官を相手にし、剣も魔法も通さず圧倒的な実力差で勝利をおさめるのでした。
魔都開国編
107話:相性の悪いランガに完敗してしまう
武闘会の一回戦でランガと対峙。ランガの体毛や嵐により、ガビルの得意とする槍や水の攻撃は完全に無効化されてしまう展開に。圧倒的に相性不利な戦いは、ガビルの完敗で終わりました。
帝国侵攻編
151〜153話:東の帝国の飛空船を撃墜する
ガビルは第三軍団を率いて、飛行船団の奇襲に成功。しかし、魔力結界を施された飛空船に飛竜の攻撃は通らず、魔法増幅砲によりガビルたちは迎撃されてしまいます。
だがガビルは再び立ち上がり、部下たちを鼓舞しつつ「竜戦士化」で部隊の戦闘力を大幅に強化。飛空船を次々と墜落させていくのでした。
竜魔激突編
162話:進化し神話級の防御力を手に入れる
東の帝国軍の魂10万を使いガビルの力は大幅に進化。。伝説級の鱗と『竜鱗鎧化』のスキルを手に入れ、神話級の防御力を獲得します。
またこの時に「天龍王」の称号を授けられ、聖魔十二守護王に名を連ねることになります。
天魔大戦編
191話:シエルの最適化により究極贈与獲得
神智核シエルによる能力最適化が行われたことで、魔素量が大幅に上昇。さらに究極贈与『御調子者』を獲得し、運を味方につけた戦闘が可能になります。
228話:ピコに一矢報いるも力及ばず
迷宮に侵入してきたピコと1対1で戦うことに。覚醒魔王級にまで成長したガビルは、『御調子者』でピコの能力を完封し、予想以上の善戦を見せます。
しかしピコとの奥義の撃ち合いに敗北し、満身創痍となり戦闘続行不可能状態になるのでした。ラミリスが止めに入り引き分けを言い渡されてましたが、実質的には敗北でした。