転スラ(転生したらスライムだった件)の原初の悪魔「ディアブロ」の強さ・究極能力を解説しています。スキルやリムルに召喚される経緯、ギィとの関係、原初の黒としての活躍などもまとめています。
ディアブロとは?正体について
「原初の悪魔」の黒/ノワール
最古から存在する悪魔「原初の悪魔」の1人です。かつてはギィと肩を並べたほどの実力者であり、膨大な魔素量と敵の精神を脅かす強力なスキルで、覚醒魔王に匹敵する力を手に入れています。
悪魔ゆえに好戦的ではあるものの、冷静に思考を巡らせる智略にも優れており、狡猾な作戦を駆使した戦いを得意とします。味方からも絶大な信頼を得ており、ベニマル・ゼキオンと並ぶ3トップと称されています。
リムルに召喚されて僕に
リムルがファルムス王国軍を虐殺して覚醒魔王へと進化した際に、余った死体1万5千を生贄に召喚されました。召喚時から莫大な魔素を保持していましたが、決して威張ることはなく、召喚主のリムルを敬愛する忠実な僕に。
さらにリムルからディアブロという名前を与えられ、その後はリムルの役に立つべく、戦闘だけでなく味方の軍備増強などにも奔走します。
ディアブロの強さ・究極能力
リムルの配下の中で最強の実力者
ディアブロは、リムル直々に「配下の中で最強」と言わしめるほどの強さを誇ります。リムルの暴食之王に匹敵する究極能力を保持し、魔素量も膨大で戦闘センスも抜群。
さらに複数の攻撃耐性を兼ね備えており、攻守に渡って優れた悪魔と言えるでしょう。
万能な究極能力『誘惑之王』
ディアブロの持つ究極能力は『誘惑之王/アザゼル』。もともと所持していた『誘惑者』の強化版にあたり、精神支配はもちろん可能。さらに常時発動の多重結界や、誘惑世界でエネルギーを再利用もできる万能な能力です。
その強さは、リムルの持っていた『暴食之王/ベルゼビュート』に匹敵し、思考加速や森羅万象でディアブロの知識面もサポートしています。
誘惑之王/アザゼルの保持する能力
・思考加速
・時空間操作
・多次元結界
・森羅万象
・懲罰支配
・誘惑世界
圧倒的な耐性を誇る
悪魔族ゆえに物理攻撃無効耐性を保持。さらに度重なる進化を経て、状態異常無効・精神攻撃無効・自然影響無効・聖魔攻撃耐性も獲得しており、防御面も盤石となっています。
ディアブロと関係の深い人物
ヴェノム
ディアブロ直属の部下である上位魔将。地獄(冥界)にて悪魔との喧嘩に明け暮れ、地獄一帯を支配していたところ、突如現れたディアブロに敗北。その後幾度となくディアブロに挑み、その力を認められ、地上に連れて行かれることに。
地上ではリムルに名付けをされ、リムルのためにその身を捧げるようになります。
ギィ・クリムゾン
ディアブロと同じ原初の悪魔に属しており、かつてディアブロと対等に位置していた魔王。とりわけ仲が良いわけではないものの、ディアブロが現世に顕現してからはリムルについての惚気話を披露するなど、一定の仲の良さを見せています。
シオン
ディアブロとシオンはどちらもリムルを敬愛しており、どちらがリムルの第一秘書の座にふさわしいかをめぐり、日々競い合っています。
秘書としての実力ではディアブロが圧勝していますが、ディアブロはシオンの秘書としての熱意を評価しており、お互いの実力を認め合っている仲です。
ディアブロの来歴・活躍
魔王誕生編
70話〜:1万5千の死体を供物に召喚される
逃げ出した3名の血影狂乱を捕らえるため、1万5千の死体を供物として召喚されます。リムルの忠実な僕としてその任務を全うし、リムルの魔素回復のために共に召喚された2体の上位悪魔を生贄として差し出します。
その貢献が認められ、リムルに正式に仲間として迎えられることに。名付けも行われ、ディアブロという名前を手に入れるのでした。
聖魔対立編
88話:聖騎士との戦いでは監視担当に
ヒナタ率いる聖騎士100名の侵攻に備えて、幹部たちで会議を実施。ディアブロは直接戦闘は避けて上空にて監視を行うことに。そして、もし敵側に秀でた騎士がいた場合、ディアブロが相手をすると決定になりました。
89話〜:聖騎士のNo.2アルノーを圧倒する
上空で監視するはずのディアブロでしたが、シオンの指示で聖騎士No.2のアルノー率いる部隊と戦うことに。「魔法覇気」で部下たちを続々と戦闘不能にし、アルノーの必殺技「五色精霊剣」をほぼ無効化。
そして自身が飽きるまでアルノーと戦い続け、圧倒的な実力を見せつけるのでした。
魔都開国編
109話:武闘会で元魔王カリオンに勝利
テンペストで開催された武闘会に参加。ライオンマスクに扮した元魔王「カリオン」と1回戦で戦うことに。瞬間移動によりカリオンのあらゆる攻撃を回避し、魔素量の圧倒的な差を見せつけます。
さらにユニークスキル『誘惑者』により、カリオンに幻覚世界を見せて精神崩壊を誘発。カリオンの生死を完全に掌握して、見事勝利を納めるのでした。
111話:ベレッタとの肉弾戦を制する
次戦ではベレッタと対峙。ディアブロの火球はベレッタに通じず、聖魔滅殺砲による反撃を受けてしまいますが、誘惑の世界で最も簡単に回避に成功。
そして勝負は予想外にも肉弾戦に発展。殴り蹴りの応酬が繰り返され、最終的には気力の差でディアブロが押し切り、勝利を納めるのでした。
113話:シオンとの戦いは数秒で決着
次戦ではシオンと対峙。試合開始と同時に両者は必殺技を放ち、全力の一撃をお互いにぶつけ合います。そして数秒の間拮抗した後に、ディアブロは左腕を犠牲にしてシオンの攻撃を抑え込むことに成功。
シオンは技の爆発の余波により吹き飛び、ディアブロに対して自身の敗北を宣言するのでした。
114話:ベニマルとの激戦の末に…
決勝戦へと登り詰めたディアブロはベニマルと対峙。ベニマルの必殺技「黒炎獄」が初撃から飛んできますが、誘惑者と大賢人によりその性質を解析し、完全に技を封じることに成功します。
さらに「世界の崩壊」でベニマルに致命傷を与え、圧倒的有利の状況で戦いを進めました。しかし、ベニマルの最高技「朧黒炎葬破」によって胸部に大きな傷を負ってしまい、ディアブロは生まれて初めての敗北を喫します。
帝国侵攻編
141話:原初の悪魔3人娘を連れてくる
自らの軍団を用意するため、十体の悪魔を連れてきたディアブロ。その内約は上位魔将3体・特殊個体の上位悪魔7体と、非常に精鋭揃いでした。
さらに上位魔将3体はディアブロと同じ原初の悪魔であり、旧魔王をも凌ぐ実力者であることが判明。さらに総数700体もの下位悪魔も合流し、テンペストの大幅戦力アップに貢献します。
160話:15万人に及ぶ敵軍を殲滅
帝国軍侵攻作戦の最高責任者であるカリギュオと接触。カリギュオは50万人近い犠牲が出た現状を見て、残り15万人の生き残りを助けるため降伏をディアブロに申し出ましたが、時すでに遅し。
ディアブロは「世界の崩壊」で残った15万人の魂を刈り取っていたのでした。こうしてカリギュオの持ちかけた交渉は決裂し、ディアブロは一瞬でカリギュオの魂を刈り取り勝利を納めます。
天魔大戦編
191話:暴食之王に匹敵する究極能力を獲得
神智核シエルによる能力最適化が行われたことで、悪魔神へと進化。さらに究極能力『誘惑之王』を自力獲得。さらに魔素量エネルギーも膨大でレベルも高く、能力の質も高い万能な悪魔へと進化を遂げます。
ベニマル・ゼギオンももちろん強力ですが、ディアブロの進化を見届けたリムルは、ディアブロが1番最強だと発言。自他ともに認める最強の配下となるのでした。