転スラ(転生したらスライムだった件)の魔王「フレイ」を解説しています。フレイのスキル・能力や強さ、有翼族の王としての過去、ミリムとの関係や登場話などもまとめています。
フレイとは?有翼族の王の経歴
有翼族を統べる新参魔王
フレイとは、有翼族を束ねる天空女王であり、500年前に誕生した新参の魔王のこと。他の魔王に比べ戦闘力が低いですが、明晰な頭脳を持ち知略に優れます。
また種族特有の妨害能力により、空を飛べない敵には滅法強いのが特徴。天敵であるミリムを除けば、空の支配者の地位を我が物にしています。
孤高を好み、ミステリアスな性格
フレイは基本的に孤高を好み、他者に冷たい性格。底の見えないミステリアス感がありますが、ミリムと共に難局を乗り越えたことで、初めて他者を信じることを覚えています。
魔王を引退してミリム陣営へ
クレイマンの一件で、魔王として自身の力不足を実感したフレイ。ミリムが危なっかしく放っておけないので、ミリムの配下になることを決意します。
ミリムに一時反対されますが、ミリムを言葉巧みに翻弄するフレイ。配下に下ればもっと楽しいことができるとミリムを誘惑し、魔王を降りて配下となりました。
配下となった後は、遊び呆けるミリムの教育係のような立場に。ミリムをお説教しながらも見守る姿は、まるで本物の姉のようです。
フレイのスキルと能力・強さについて
スキル『魔力妨害』で敵の飛行を妨害
フレイの強みは種族特有の能力『魔力妨害』。相手の飛行系魔法を妨害し、自力で飛べぬ者を空から落下させることができます。
魔王のような耐久力の高い魔物であっても、高度の高い場所を飛行するため反撃を受けにくく、一方的に攻撃することが可能です。
ミリムには圧倒的に相性が悪い
魔力妨害で墜落できるのは、あくまで魔法で飛行する者。ミリムのような、自らの羽で空を飛ぶ竜人族には効果はありません。
ミリムやカリュブディスは、フレイおよび有翼族の天敵なのです。
A-ランクの飛翔魔獣を3千従える
フレイは配下として「飛翔魔獣/グリフォン」3000体を従えており、そのランクはA-。カリオンの修行を経て、B+からA-まで成長した強力な飛行軍隊です。
A-は帝国の魔獣軍団に匹敵する強さであり、さらにカリオンの部下の獣人族を騎乗させることで、Aランクを超える魔物へと進化します。
魔王フレイの登場話・主な活躍と来歴
王都生活編
45話〜:魔王になった経緯が判明
獣人族の王であるフレイが、強さを求めて魔王を名乗ったことが判明。500年前の激動の時代に、自己進化により魔人を経て、魔王へと進化しています。
生まれつき強大な魔力を有しており、フレイも他の新参魔王と同様、獣人族勢力の増大を画策していました。
魔王誕生編
83話〜:魔王を引退しミリムの配下に
作中で初めて魔王達の宴ワルプルギスが開催され、その宴に出席。魔王としての自らの力不足を実感し、魔王を引退してミリムの配下になることを決意しました。
魔人暗躍編
127話〜:地下迷宮で遊ぶミリムを連れ戻す
地下迷宮で遊び惚けるミリムを執務室にて待ち伏せするフレイ。ミリムが仕事をサボっている件を問い詰めるため、やってきた模様。
フレイが予想外に目の前に現れたので、明らかに焦りの表情を浮かべるミリム。その後はフレイがミリムに言葉巧みに迫り、テンペストから連れ帰るのでした。
天魔大戦編
194話〜:ルシアの軍勢にやられてしまう
天魔対戦が始まり、ジュラの大森林以南に城を構えるミリムたち。そこでフレイはミリムと共に軍の指揮を取っていましたが、突如ルシアが登場。
デストロイの異名を持つミリムの攻撃はルシアに通じず、フレイたちは天使たちにやられてしまいます。
その後、リムルと再会したミリムがリムルに手当てを依頼。リムルがテスタロッサたちに応援を頼み、治療を受けてフレイに大事はありませんでした。