転スラ(転生したらスライムだった件)の迷宮十傑「九頭獣クマラ」を解説しています。クマラの究極能力・スキル、ペットである八部衆の能力、他の魔物との強さ比較や、リムルとの出会い、登場話などもまとめています。
クマラとは?リムルとの出会い
地下迷宮を守護する妖魔獣の王
クマラとは、9本の尻尾を持つ稀少種族の魔物であり、テンペストの地下迷宮90階層を守護する妖魔獣の王。重力を司る究極能力・8体の魔獣を使役する強力な力を所持しており、迷宮十傑の1人に名を連ねています。
戦闘経験は少ないものの、その実力は覚醒魔王を超えるほどであり、リムルを守護する12体の守護王の中でも上位に君臨しています。
リムルとの出会いについて
※WEB版と書籍小説版では、出会いの経緯や名付けの由来が異なります。
WEB版では銀狐の時に拾われる
リムルがクマラを拾った時の姿は銀色の小狐であり、九本の尻尾を持っていたためクマラ(九魔羅)と名付けられました。
書籍小説版ではワルプルギスで救出
リムルと出会った当初の少女クマラは、クレイマンに呪いをかけられ支配されていました。しかしワルプルギスでリムルが支配の呪いを解除し、テンペストでクマラを保護することに。
さらにクマラという名付けを経て尻尾が3本から9本へと増加。八部衆を統合することで、少女の姿から傾国の大人の美女へと、いつでも変貌することが可能になります。
クマラの強さ・究極能力
究極能力『幻獣之王』で重力を自在に操る
クマラの持つ究極能力は『幻獣之王/バハムート』。惑星に干渉することで周囲の重力を自在に操る強力な能力です。それ以外にも、空間支配を使って瞬間移動を実現可能。
さらに思考加速による戦闘行動最適化や、多重結界による絶対防御を実現することができ、1つの能力でありながら万能性に優れているのが特徴です。
幻獣之王が持つ権能
・思考加速
・重力支配
・空間支配
・多重結界
8体の魔獣「八部衆」を操る
能力を持つ8体の魔獣「八部衆」を従えています。全員がリムルの名付けを受けたネームドであり、単体でもフロアボスを任されるほどの強さを誇ります。雷や炎を使役したり疫病を撒き散らすなど、八部衆の持つ能力は様々。
さらに、八部衆はもともとクマラの8本の尻尾が変化した姿。クマラが八部衆全てと合体したキメラモードになると、クマラは魔獣全ての能力を使用でき、魔素量も増大した究極の戦闘形態へと変身できます。
実力はゼギオンに劣る
クマラは90階層を守護していますが、実力自体は80階層を守るゼギオンに劣ります。
もともとクマラは保護の目的で90階層に放たれていたこと、またゼギオンが予想外の進化を遂げたことが要因です。
ゼギオンの解説はこちら
クマラの仲間「八部衆」の能力
八部衆 | 能力 |
---|---|
黒鼠/こくそ | 黒き死の病を撒き散らす。魔法による治療は困難で、神聖魔法の使い手にしか治癒することができない。 |
雷虎/らいこ | 雷を纏って侵入者の行手を遮る。 |
月兎/げっと | 重力を操る。 |
翼蛇/よーだ | 大気成分を操作し酸素濃度をゼロにする。 |
眠羊/みんく | 幻覚催眠で眠りに誘い、意識を刈り取る。 |
白猿/びゃくえん | 風と音を司り空を翔け嵐を呼び、真空刃を全方位に放つ。 |
炎鳥/えんちょう | 高温の炎で敵を焼き尽くす。 |
犬鏡/いがみ | 万物を写す鏡を駆使し、全ての法術を使用者に跳ね返す。 |
クマラの登場話・主な活躍と来歴
帝国侵攻編
156話:迷宮十傑で会議を行う
帝国軍を迎え撃つにあたって、迷宮十傑とリムルで会議を実施。クマラとアピトは女性同士、非常に険悪な間柄であることが明かされます。さらに、自身の守る90階層まで敵が来ないことを嘆いているようでした。
157話:ペット八部衆を使って帝国兵を蹂躙
鼠・虎・兎・蛇・羊・猿・鳥・犬という、動物系の魔獣を8体(八部衆)従えていることが判明。82〜89階層に各魔獣が配置されており、帝国兵は白猿による空中殺法と黒鼠の死の病を攻略できず全滅。
さらに八部衆が集合した姿こそがクマラであり、各魔獣の力はクマラの1つの能力の権限に過ぎないことが明かされます。
竜魔激突編
163話:魔王へと進化し魔素量が増大
帝国軍兵士を蹂躙した魂を利用して魔王へと進化。クマラの数本の尻尾は黄金色となり、毛並みも美しい。さらに金と銀の混ざった美しい長髪は、サラサラと輝きを放つように。
しかし美しさだけではなく、魔素量も膨大に増加。さらに進化に伴う祝福が、自身の分身体である八部衆に配布されたので、クマラは八体分強化されるのでした。
天魔大戦編
191話:シエルの最適化により究極能力獲得
神智核シエルによる能力最適化が行われたことで、地の上位聖魔霊へと進化。さらに究極能力『幻獣之王』を自力獲得し、惑星にすら干渉可能になります。八部衆を統合した場合は、12名の幹部の上位に食い込む強さに。
224話:アリオスを瞬殺する
イングラシア王国の王都上空にて、懲罰の七天使の1人アリオスを待ち伏せ。クマラは「わっち」「ありんす」などの廓言葉(くるわことば)を使いながら登場し、アリオスの首を瞬く間に切断するのでした。
243話:天使の残党を始末する
リムルの指示のもと、テンペスト上空にいる天使軍を迎撃。ストレス発散と言わんばかりに暴れ回り、八部衆の攻撃で次々と天使軍に混乱をもたらします。さらにリムルの発言から、マイを超える力を持っていることも判明するのでした。
迷宮十傑の解説はこちら
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