漫画転スラ(転生したらスライムだった件)の74話をネタバレありで考察しています。魔王となったリムルのもとにガゼル王・フューズが来訪。さらに魔導王朝サリオンの公爵エラルドも登場し、作戦会議は予想だにしない展開に。さらに魔王達の宴開催が決定し…
漫画転スラ74話のネタバレ
月刊シリウス連載「転スラ」の概要
WEB発の大人気小説を、原作者完全監修のもとコミカライズ! 通り魔に刺されて死んだと思ったら、スライムに転生しちゃってた!?
相手の能力を奪う「捕食者」と世界の理を知る「大賢者」、二つのユニークスキルを武器に、スライムの大冒険が今始まる!
前回73話のおさらい
・ラプラスは魔王ヴァレンタインに襲われ敗走
・ルベリオスは魔物が牛耳っている国と判明
・肉体を得たカザリームが登場
・ユウキがクレイマンを暗躍させた黒幕と判明
・ユウキらの作戦で魔王達の宴が開催されることに
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転スラ74話のネタバレ
リムルによる殺戮は秘匿にされる
ソウエイとクレイマンについて話していたリムルは、国に近づいてくる何者かの存在を察知。その場に出向いてみると、フューズが戦力を連れて来ていました。
フューズは、ファルムス王国軍に対抗するため加勢しに来たとのこと。しかし、ファルムス軍はリムル1人の手で殲滅済み。
「ファルムス王国軍の侵攻を既に解決」「リムルが魔王になった」という2つの話を聞いたフューズは、混乱を示します。
そして、フューズがその2点が関係あるではないかと尋ねると、そこに居合わせたガゼル王は「ファルムス王国軍は、なぜか行方不明になった」という説明をするのでした。
つまり魔物親交派の国家は、リムルの行いを隠蔽しようとしているのです。なぜなら、気分次第で万の軍勢を滅ぼせるのは、恐怖にしかなり得ないから。
フューズも全ての事情を察し、ファルムス王国軍の消滅はリムルのせいではないと、口裏を合わせることに。
そして、幹部陣と予定していた今後の対策会議に、ガゼル王たちも参加することになります。
サリオンの大公爵が登場
隠蔽という方向性で話がまとまった一向ですが、そこへ魔導王朝サリオンの大公爵「エラルド・グリムワルド」が登場。エラルドは2つの理由があり来訪しました。
1つ目は娘のエレンが心配だったから。そして2つ目は、今後テンペストとの付き合い方を考える上で、王であるリムルを自身の目で確認したかったから。
リムルはエラルドの情報を持っておらず、今後どのように付き合うべきかを判断するため、エラルドが対策会議に出席することを許可。大所帯での会議が決定します。
そしてその時偶然、ヴェルドラが登場。リムルはヴェルドラが仲間になったことを正直に告白。するとガゼルいわく、暴風竜を警戒する西方聖教会が敵に回る可能性があるとのこと。
しかしガゼルは、もし戦争になればテンペスト側につくと発言。エラルドも、リムルの虐殺行為が広まらないのであれば、支持する姿勢を見せるのでした。
ヴェルドラを隠蔽材料に使うことに
場所を移動し、作戦会議が開始。
・武装国家ドワルゴンのガゼル王
・獣王国ユーラザニアのアルビス
・ブルムンド王国のフューズ
・魔導王朝サリオンのエラルド
という、そうそうたるメンバーが揃っています。
リムルは、元は異世界人だったこと、スライムに転生してヴェルドラと出会ったこと、ヒナタに襲われたこと、魔王になった経緯も全て説明。
そして、魔王化に伴い出てしまったファルムス王国軍の被害原因は、公には偽の情報を流すことに。ヴェルドラによる被害という旨で公表すると、リムルは国王達に伝えるのでした。
ヴェルドラは自分が悪役となることに不満はない様子。
そして各王国陣も、リムルが恐怖の対象になってしまうのは、魔物と人間が友好関係を築く上で悪手だと考え、リムルの筋書きに賛同。
そして捕らえている捕虜が事実を口外しても問題ないよう、ファルムス王国を1度滅ぼし、ヨウムを新しい王に据えることに決定します。
エラルドにより真意が問われる
ある程度方向性が決まったところで、エラルドはフューズに対し「なぜ西方聖教会よりも魔国連邦を選んだのか」と質問。
魔国連邦とは一定の距離を持ちつつ、西方聖教会の出方を見てから選ぶのも得策に思えたためです。
しかしフューズいわく、ブルムンド国王はカリュブディスやオークディザスターを退けたリムルの強さを即座に察知。自国が滅ぼされないために、いち早く魔国連邦と手を組んだとのこと。
フューズの話を聞き、納得の表情を見せるエラルド。
さらにエラルドは、魔物との国交を結ぶかどうかの決断をするため、リムルに「魔王としての力をどう使うのか」と質問。
それに対しリムルは「自分が望むままに暮らしやすい世界を作り、できるだけ皆が笑って暮らせる国を作りたい」と返答。
エラルドは、リムルが本気でそれを叶えようとしていることを感じ取り、リムルと手を組むことを決意。魔導王朝サリオンとの国交が結ばれることになりました。
そして会議と同時刻、クレイマンが魔王達の宴開催を発議し、ミリムとフレイが賛同。魔王達の宴が開かれることが決定します。
75話へと続く。
※74話は2020年10月号収録
※75話は2020年11月号収録
75話のネタバレ考察はこちら
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漫画転スラ74話の感想と考察
魔王の人数は何人?
魔王に名を連ねている者として、クレイマン、フレイ、ミリム、レオン、ラミリス、ヴァレンタインの6名が判明済み。リムルを合わせると、7名の存在が明言されています。
魔王達の宴は3名の承認で開催されることから、多く見積もっても未登場の魔王は3〜5名になりそうです。
ヒナタとの再戦はほぼ確実
今回ガゼル王の口から、西方聖教会との敵対関係について言及がありました。暴風竜ヴェルドラのこともあり、教会の騎士であるヒナタとの再戦はほぼ確実のようです。
もしそうなれば、魔王となってからのリムルの実力、さらに人型ヴェルドラの戦闘シーンが見られるかもしれません。
今後も国交を結べるか
今回は、魔国連邦が新たに魔導王朝サリオンと国交を結ぶに至りました。これにより、魔国連邦の周辺はほぼ国交が結ばれた状態に(画像のピンク丸部分)。
もしミリムやフレイ達との和解が完了すれば、東側の国交問題もある程度解消されそうです。西側との国交は戦争次第になりそうですね。
75話のネタバレ考察はこちら
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(C)川上泰樹 (C)伏瀬
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